『Ready or Not』もそうだけど、「血塗れで闘う女萌え~」なこだわりは感じるけど、女性を痛めつけることにフェチな感じがない気がする。
『Ready or Not』もそうだけど、「血塗れで闘う女萌え~」なこだわりは感じるけど、女性を痛めつけることにフェチな感じがない気がする。
セラピーの過程や、周囲の理解を得られていく(というか、イーニッドが他者や自分自身を受け入れられるようになっていく)過程が丁寧に描かれていて良かった。
セラピーの過程や、周囲の理解を得られていく(というか、イーニッドが他者や自分自身を受け入れられるようになっていく)過程が丁寧に描かれていて良かった。
デート相手(女)が既婚者であることを隠していて、その奥さんが家に乗り込んでくることになった時、あんまり綺麗に家を整えてると歓迎してるみたいで失礼かと思って、ズボラな格好で出迎えるという流れで、「なんか好きかも!」と思った。
デート相手(女)が既婚者であることを隠していて、その奥さんが家に乗り込んでくることになった時、あんまり綺麗に家を整えてると歓迎してるみたいで失礼かと思って、ズボラな格好で出迎えるという流れで、「なんか好きかも!」と思った。
宇宙と犯罪実録に夢中な26歳のイーニッド。鬱を抱えた母親の世話をしながら宇宙の話をしたり、マッチングアプリでふらふらデートしてたり、片耳が聞こえないハンデを抱えていることでうまく周囲とコミュニケーションがはかれなかったり、ハゲ頭に異常な恐怖を感じるので思わぬタイミングでパニックを起こしたり、異母兄弟には自分がレズビアンであることを隠していて、なんとなく気まずかったり、誰かに見張られている感じがしたり……。
常に疎外感が不完全さを感じてるイーニッドがかなりautism-codedで描かれてるのだけど、言及されていたっけ??
宇宙と犯罪実録に夢中な26歳のイーニッド。鬱を抱えた母親の世話をしながら宇宙の話をしたり、マッチングアプリでふらふらデートしてたり、片耳が聞こえないハンデを抱えていることでうまく周囲とコミュニケーションがはかれなかったり、ハゲ頭に異常な恐怖を感じるので思わぬタイミングでパニックを起こしたり、異母兄弟には自分がレズビアンであることを隠していて、なんとなく気まずかったり、誰かに見張られている感じがしたり……。
常に疎外感が不完全さを感じてるイーニッドがかなりautism-codedで描かれてるのだけど、言及されていたっけ??
親友フェイに恋しているネルの方が悩みが多いのかと思いきや、自分のアイデンティティをなかなか見出だせないフェイの歪さが際立っていた。
題名の『Idlewild』は主人公たちが通うクェーカースクールの名前。フェイにとって、いつまでも卒業できない呪いのようなものだと思うと、ズシッと重たく感じる。
親友フェイに恋しているネルの方が悩みが多いのかと思いきや、自分のアイデンティティをなかなか見出だせないフェイの歪さが際立っていた。
題名の『Idlewild』は主人公たちが通うクェーカースクールの名前。フェイにとって、いつまでも卒業できない呪いのようなものだと思うと、ズシッと重たく感じる。
性描写は生々しいし、近親相姦はキツい。ブレット・イーストン・エリスの小説を読んでる感覚に近いかも?(どこかでマーティン・エイミスに例えられてたのも、なんか分かる。)
主人公が酒とドラッグにまみれながらも、カソリックの信仰を捨てないのが興味深い。(信仰心が浅い人間からすると、そんなに苦しむなら、信仰捨てたらいいやん、と思ってしまうけど…)
性描写は生々しいし、近親相姦はキツい。ブレット・イーストン・エリスの小説を読んでる感覚に近いかも?(どこかでマーティン・エイミスに例えられてたのも、なんか分かる。)
主人公が酒とドラッグにまみれながらも、カソリックの信仰を捨てないのが興味深い。(信仰心が浅い人間からすると、そんなに苦しむなら、信仰捨てたらいいやん、と思ってしまうけど…)