でも田丸も吉敷もそれ以外の人たちも我々とそう変わりない人間で、それでも戦争に行くし人を殺すし悪夢を見るし人を殺すんだな……というのが1番強く心に残っている。
主人公の田丸と「絶対生きて日本に帰ろう」って約束する同期の吉敷を中村倫也さんが演じてるんだけどめっちゃよかった。エンドロール見るまで中村倫也なの気づかなかったけど吉敷すげーーーよかった

なんというか、「後から思えばあの時はもう"戦前"だった」とか、「後から思えばあれはもう戦時下の只中だった」とか、後の時代の人間が見たら一目瞭然な状況でも、実際その時生きてる人間からしたら今までの日常生活からシームレスに繋がっているのであって、非日常感など持てないまま気づいたら呑まれているんだろうな…というじわじわとした怖さがあった。この世界の片隅にみたいな話ではなくゴリゴリ戦地に送られて10000人死んで30人程度しか生き残らなかった話を見て思うのがこれなのは変かもしれないけど。

ペリリュー島の戦いって1944年夏の出来事で、約2ヶ月で陥落したもののそこから1947年まで終戦を知らずに残存日本兵たちの話なんだけど、そんな状況だから起きていることはかなりエグくて正直想像つかないんだけど、でもほんわかした絵柄とおっとりした田丸のおかげでそれでも確かに地続きなのだと思えるというか…なんかこの数年で「え？こんなことが21世紀に起きるの？」って思った出来事沢山あるけど、本当に怖いのってそんな出来事が起きること自体より、そんな出来事の後もなんやかんやで世界は続いて、でも少しずつ悪くなっていくことなのかもしれないなと思った。

半券をとにかく全部突っ込んである箱を開けるとすごい枚数ザファの半券出てくるのいつ見てもおもろい

正直観終わった瞬間はいや全然刺さらなすぎワロタって感じだったんだけど、3日経ったらでも…須藤にとっては人生ずっと「上手くいかない」じゃなくて「自分が大嫌い」な瞬間の方が多くて、青砥といる自分だけは嫌いじゃなかったし、嫌いにならないままでいたかったのかな…と思いました

filmarks.com/movies/12285...

全然分からなかったけど、そもそも分からせようというつもりでは作っていないと思うのでまあいいのか？

「沈黙は発言であり、行動しないのも行動だ」とボンヘッファーが言うシーンがあり、あらゆることがそうだなあと思った。

お誕生日おめでとうございます🎉ハピ！！！この間ご挨拶できて嬉しかったです☺︎ しゃおへと師匠大事にします🫶また飲みましょう〜！