フィガロはフィガロで「これ賢者様に似合いそうだな」とか「前にこれを見つけた時に喜んでいたな」とか、逆に「これは嫌そうな顔していたな」とかで晶くんのことばかり考えている

「あれ…もしかして…」
を自覚した時にはもうどうしようもなくて、顔を真っ赤にしてわなわなしてるといい

書きたい話はたくさんあって、あとはスケジュールとの兼ね合いだけなので……無理のないペースでイベント参加したいな〜

晶くんはファンであることを隠しているけど、打ち合わせで「〜〜のときみたいな」とか「〜〜のセルフオマージュですね」とか、ぽろぽろ過去作の知識が出てくるから
「それって俺の作品全部読んでるの？編集として？それともファンとして？」
ってからかうフィも居るし
「へえ……きみもやっぱりこれまでの編集と同じように、俺に本気の恋愛を経験してほしい、とか言っちゃうクチ？それって、きみがさせてくれるの？」
ってややキレるフィも居るし
実際それで初めて本気の恋をするのに、自分が書く物語よりもままならなくてヤキモキするフィも居る(たぶん)