早朝の歌舞伎町、薄ぼんやりとした朝の光に包まれた吐瀉物の形跡を避けながら早足で歩く。若い男女の集団が大声で会話をし、道路の隅にはうずくまる女の子、それを介抱するホスト、たくさんのカラス、道路脇に残った雪のかたまり。新宿駅の弱々しい光を見つけて安堵する。私はアルコールを全く受け付けない体質だけど、酒飲みだったらもうこの世にいないだろうな…と思いながら名古屋行きの新幹線に乗り込んだ。1席空けた同じ列、スーツ姿の髪の毛が頼りない男性がプシュ！と缶ビールを開ける。おいおい朝から元気だな。無事帰路に着く。東京での滞在時間約16時間のとんぼ帰り。

新幹線の中でHARBSのミルクレープを食べるぞ