白洲尚哉
shirasunaoya.bsky.social
白洲尚哉
@shirasunaoya.bsky.social
小説書いてる。
所属:しゃちからす/京大ミステリ研/瀬戸内文芸創作会/止まり木館
アイコンは「くるまとメーカー」より。
違うな、掌編ではちょこちょこ書いてた、というのは嘘だな。
「短編で三人称を使いたいから」それに向けて三人称の掌編を何作か書いたんだった。
August 7, 2024 at 1:59 PM
今回書いた作品は久々の三人称(掌編ではちょこちょこ書いてるけど、1万字以上は5年ぶりくらい?)なのもあり、文体は多少変わっていると思う。
特に、執筆直前に読んではまった夢枕獏『陰陽師』と大沢在昌『新宿鮫』の影響は大きいかもしれない。さすがに夢枕獏ほど改行しまくりではないけど。
August 7, 2024 at 1:49 PM
気づいたら3ヶ月も放置していた。
ので、3ヶ月分の近況報告。

久々に三人称で小説を書きました。妖怪退治屋もので、止まり木館からの新刊に載ります。濡れ女と黒塚説話がモチーフです。

『新宿鮫』読み始めました。もうすぐ読み終えます。めっちゃ面白い。あと、ポーの短編集も平行して読んでる。読み終えたら、読みかけ/積んでるホラーアンソロジーを消化するか、海外怪奇幻想の古典を読みたい。
August 7, 2024 at 1:41 PM
読書をしながら三人称でなにか書きたいなー、と思いつつ、頭のなかでアイデアメモを漁るのが常態化してきている。
April 11, 2024 at 8:28 AM
怪奇・幻想文学の大家たちに加えて、今後は伝奇小説の作家たちをたくさん読みたい。
曲亭馬琴、山田風太郎、国枝史郎、夢枕獏、加門七海、菊池秀行……
April 8, 2024 at 1:28 PM
口承・電承の怪異におけるメディアと、創作文芸の怪異におけるメディア、二つの縦の流れがあると思うが、両者共に接近しつつも合流はしてなさそうな感じがする。

前者は手紙・伝言(例 新潟の酒呑童子誕生伝説)、チェーンメール・TV番組(例 不幸のメールや「ドラえもんの最終回」都市伝説)、記録媒体(例 心霊写真、心霊映像、心霊録音)ネット掲示板(例 コトリバコなどの自己責任系怪談)などのそれぞれのメディアの性質を踏まえた怪異が多い印象。
March 31, 2024 at 12:49 PM
谷崎潤一郎「人面疽」

自分が出た憶えのない活動写真に、制作会社も知らない男が出演している──。
主題の「人面疽」それ自体は作中作「人間の顔を持った膿物」内の怪異で、そのフィルムの存在が作品を貫く怪異という二重構造。
活動写真という最新のメディアに、素材としては伝統的な「人面瘡」「人の顔をしたなにか」を混ぜることで新しさを出す。井戸が映ったビデオから出てくる貞子にも共通する発想だろう。
今なら、SNS生配信中の怪異、といったところだろうか。口承・電承では不幸のメールやコトリバコなど、時代ごとにメディア性が生かされた怪談が生まれているが、本作もその縦の流れに並ぶ作品と位置付けられるだろう。
March 31, 2024 at 12:25 PM
伝奇小説、幻想文学って先行の古典を読むのも大事だけど、実作に関してはなにより知識の吸収が重要な気がする。

伝奇なら口承文芸、民間伝承、説話、民間信仰などを常日頃から調べて頭に蓄えなければ、自分の世界を構築し描くことができない。

幻想文学も同じで、神話や伝説、歴史、地理、文化、社会システムを頭に蓄えなければ、独創的な世界を構築できない。

そういう意味で、民俗学や文化人類学の資料集や民族誌は役にたつんだよな。
March 29, 2024 at 4:00 PM
久々に投稿。

フィールドワークは一段落し、これからはその文字起こしと関連分野の先行研究探し、民俗学や村落社会の知識吸収をしていく。
定期的に島には通い、フィールドワークも継続する。
March 29, 2024 at 3:56 PM
にゃんちゃさんの「葵の不器用な恋愛喜劇」は「関係」と「関係性」のねじれこじれもつれが丁寧に描かれてるので文芸系の百合が好きな民としては最高なんですよね

(タイトル誤記があったので修正後再投稿しました)
February 11, 2024 at 1:05 PM
化野燐『蠱猫』読んだ。

作者の妖怪への造詣の深さはもちろんのこと、そのアカデミックな姿勢――特に漢籍知識に立脚する鬼神への眼差しは、化野燐の学んできた環境を窺わせる。

ちなみに文庫版付録に出てくる木場貴俊と僕は面識があって、木場先生に『蠱猫』を読んだ件を伝えると、
「とうとう化野燐も古典になったかあ」と適当なことを言うてた。
木場先生と化野燐は同郷岡山の妖怪仲間とのこと。
February 10, 2024 at 2:51 PM
来週から島での泊まりがけのフィールドワークでカップ麺生活が確定してるので今のうちに野菜を摂っておこう
February 8, 2024 at 5:40 PM
ひとまずこれまで書いたもの表

・「潮の獣」(京大ミステリ研『蒼鴉城四十八号』)
・「六代目は誰だ!」(止まり木館『玩具の棺』vol.6)
・「味染み大根九十八円」「雨の日の乙女」(瀬戸内文芸創作会『星の果集第二集』)
・「月下の縁を」(京大ミステリ研『蒼鴉城四十九号』)

・その他、未公開掌編(瀬戸内文芸創作会内)
February 8, 2024 at 6:48 AM
300文字書けるの良いな……
February 8, 2024 at 6:44 AM