shinichiro-y.bsky.social
@shinichiro-y.bsky.social
December 24, 2025 at 9:11 AM
特別展にも出品されている金澤北条氏4代(実時・顕時・貞顕・貞将)の肖像画は、これまでにも拝見したことがあるが、、、今回 佐藤学芸員(仏教絵画)による微に入り細を穿つ解説で、くっきりとピントが合った感じ!
なお、実時と顕時のものは「線描重視」、貞顕と貞将のものは「線と色との調和」との整理にも納得。
さて、佐藤さんも勧めるように、そろそろ単眼鏡を買いたくなってきた。。。
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神奈川県立金沢文庫
月例講座「国宝四将像の線と色を追う」
参考(出品リスト): www.pen-kanagawa.ed.jp/kanazawabunk...
December 21, 2025 at 9:42 AM
「『金沢文庫』創設750年記念」とは、北条実時の隠退(たぶん?文庫(ふみくら)を創設)から数えてのこと。
名古屋市蓬左文庫との共催で、尾張徳川家に伝来した旧金沢文庫蔵の稀覯本(鎌倉時代の源氏物語写本など)を含む豪華な展示に、壮大な歴史の流れを想う。
なお、源氏物語の隣に、その貸し借りにかかわる当時の手紙が並ぶなど、心憎い工夫もあり。
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神奈川県立金沢文庫
特別展「金沢文庫本 ―流離う本の物語―」
「『金沢文庫』創設750年記念 特別展 金沢文庫本 ―流離う本の物語―」 (神奈川県立金沢文庫)
神奈川県立金沢文庫で開催。750年ほど前、鎌倉幕府の執権北条氏の一族である北条実時は、和漢の貴重な典籍を国内外から積極的に蒐集し、それらを収めるために、「金沢文庫」と呼ばれる文庫(ふみくら)を創設しました。この文庫に収められた
www.tokyoartbeat.com
December 21, 2025 at 9:19 AM
「多文化共生」の老舗であった団地(ピーク時に外国人3割, 日本人は高齢者のみ)で、20年以上に亘って研究と支援活動を続けてきた長谷部准教授の講演。実にはつらつ!ポジティブ!ロジカル!
外国人に触れる機会が増えている今、そもそも外国人の流入が「日本側のニーズ」に依ることを冷静に指摘した上で、20年後には「外国人さえ来ない日本」になるのでは?と警告。
「つながり」は財産!(Social Capital)との観点で、「郷にいれば郷に従え」はもう日本社会全体では無理で、支えてもらうには”「無関心」ではいない”ことの重要性を説く。
すっごく為になった👍
December 20, 2025 at 6:36 AM
前半は、辻教授による「特別市」についての講義。後半は、紺野氏が市民を代表して山中市長と質疑応答。
広域災害時の問題や「都構想」(逆に横浜市を特別区に分割)に比べてのメリットについての山中市長の回答は、ロジックがおかしく、納得できない。二重行政の弊害はわかるが、その解決策が「特別市」とはあまりに短絡的では?(辻教授もあくまで選択肢とのスタンス)
紺野氏の「黒岩知事の意見も聞きたい」とのコメントには同感👍
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横浜市
「特別市」シンポジウム
www.city.yokohama.lg.jp/city-info/se...
December 14, 2025 at 9:43 AM
北風が吹き荒ぶ日に、暖かなユーモアあふれる望月館長の講義を楽しむ!
江戸時代の(関東以北在住の)庶民たちによる「旅日記」(=「講」における「代参」の報告)を紐解くと、彼らが「伊勢参り」の途中で、神奈川県域における当時の観光名所として、鎌倉・江の島、大山、川崎大師などに立ち寄っていることがわかる。
その過程で、江戸時代をめぐるさまざまな知識の断片が、このテーマを触媒にして、リアルに結びついていくのを実感する。
最後におまけとして、『旅行用心集』の紹介も興味深かった。
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神奈川県立歴史博物館
館長トーク「旅日記からかながわの名所をさぐる」
(於・かながわ県民センター)
December 12, 2025 at 6:37 AM
小田原北条氏は、村々への命令通知に際し、当主専用の虎印判が押された朱印状を発給した。この朱印状のうち、目的と様式が一見相違するものについて、梯(かけはし)学芸員が考察を展開。
実に判りやすく、ほのかなユーモアも交えつつ、楽しく聞くことが出来た。また、代官等の不正を防ぐべく、虎印判が使われるようになった経緯も興味深かった。なお、研究の結論よりも、むしろプロセスを知る良い機会になった。
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神奈川県立歴史博物館
講演会「北条家朱印状の謎に迫る!」
(於・神奈川県立かながわ労働プラザ)

参考: ch.kanagawa-museum.jp/exhibition/9...
December 6, 2025 at 7:41 AM
近世(島津家)と現代(米軍)に植民地支配を受け、近代には多数の海外移民を送り出した、沖縄ならではの”たおやかな視線”というべきか?
多数のネパール人留学生を抱える那覇市若狭地区の公民館による「つどう(集会と活用) x まなぶ(学習と創造) x むすぶ(総合と調整)」さまざまな活動。失敗を謙虚に反省し、コロナ禍の試練も潜りつつ、地縁コミュニティ(排他性と紙一重)と外国人たちとの交流を促すべく、工夫を重ねて奮闘する姿。👏
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かながわ国際交流財団
2025年度 多文化共生セミナー ~私たち一人一人が担う多様性豊かな社会とは?~ 11月
「誰一人取り残さない~沖縄の公民館が実践する多文化共生~」
November 29, 2025 at 6:46 AM
近代日本の石材産業の歴史を、建築用石材とその産地に着目し概観したうえで、神奈川県西部(現 真鶴町)の石材企業家 土屋大次郎の事業活動を語る、丹治学芸部長による講演。産業史もなかなか面白い👍
講座終了後のオプションツアー(旧 横浜船渠のふたつのドックを巡る)は思わぬプレゼント🎁 このうち、第二号ドック ( bunka.nii.ac.jp/heritages/de... )には、土屋が納入した相州堅石が積まれている。
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神奈川県立歴史博物館
講演会「近代日本の石材産業と石材企業家 土屋大次郎」
(於・日本丸メモリアルパーク)
November 27, 2025 at 7:54 AM
ウィーン幻想派(Wiener Schule des Phantastischen Realismus)に連なる川口起美雄先生の回顧展。静謐でミステリアスな世界に浸る。
川口先生ご本人による充実したトークも、絵解きではなく、観者個々にイメージを促すオープンなもので、嬉しい。
特に感銘を受けたのは、《故郷を喪失したものたち》(1981年, 神奈川県立近代美術館)と《境界》(1997年)。
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神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
川口起美雄 Thousands are Sailing
アーティストによるギャラリートーク(第1回)
川口起美雄 Thousands are Sailing
川口起美雄(1951~)は、目に見えるものを描き、誰も見たことがない風景を現出する作家。その作品は、ウィーンで学んだテンペラ絵具と油絵具による混合技法で描かれている。独特の美しい質感と寓意が交錯する川口の絵画は、しばしば
artexhibition.jp
November 23, 2025 at 10:02 AM
「春の祭典」に圧倒された。各パートが隅々まで覗けるような高解像度感、ぞくっとするような色彩感。そして、作品が本来狙ったであろう、手に汗握るような(≒カオスと紙一重😆の)スリル。
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神奈川フィルハーモニー管弦楽団
みなとみらいシリーズ 定期演奏会 第409回
大植英次(cond)
みなとみらいシリーズ定期演奏会第409回 - 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
2025年11月15日、横浜みなとみらいホールで行われる神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公演情報です。
www.kanaphil.or.jp
November 15, 2025 at 9:20 AM
今年は近松門左衛門没後300年で、この演目が復活上演されてから70年。毎度ながら、文楽人形の美しさを堪能しつつ、今回は特に天満屋の段の「縁の下に隠れた徳兵衛がお初の足首を自分の喉にあてて・・・」の哀しくも艶やかなシーンに圧倒された。
逝きし世の面影に浸る。。。
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人形浄瑠璃 文楽 二○二五年十一月 地方公演
・夜の部: 「曾根崎心中」(生玉社前の段, 天満屋の段, 天神森の段)
www.pref.kanagawa.jp/docs/yi4/den...
November 9, 2025 at 11:37 AM
建武の新政期に、鎌倉将軍府の足利直義が臨席した、法会の開会挨拶にあたる「千秋八講初日表白」を、櫻井学芸員(仏教学)の案内で読む。
南都北嶺の相剋を止揚した律宗の四宗兼学と、朝廷と武家の調和を目指した(わずか二年程の)政体がオーヴァーラップするなかに、若く教養あふれる直義の姿が眼に浮かぶ。。。
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神奈川県立金沢文庫
月例講座「中世鎌倉の律院―千秋慈恩寺と足利直義―」
November 8, 2025 at 7:50 AM
企画公演「天神さまの芸能」( yokohama-nohgakudou.org/schedule/fil... )の成功を祈願し、大坪喜美雄先生と佐野弘宜さんが永谷天満宮に奉納する催しに参列。演目は短いながらも、江戸城の謡初ゆかりの2曲を拝見。
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横浜能楽堂
10/29開催!永谷天満宮にて「天神さまの芸能」奉納を行います
「天神さまの芸能」開催成功祈願 奉納行事のご案内 | 至誠・学問の神 - 「和魂漢才」の精神 | 日本三躰 永谷天満宮
至誠・学問の神 - 「和魂漢才」の精神
www.nagayatenmangu.or.jp
October 29, 2025 at 7:04 AM
展示構成の意図ならびに個別の見どころについて、瀬谷主任学芸員が大いに語る、面白くてためになる!講義。
仏像(含・他地域からの移動)から歴史を読み解く醍醐味を味わった。
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神奈川県立金沢文庫
月例講座「金沢の仏像―特別展「金沢八景みほとけ巡礼」にちなんで―」
宗教空間から切り離して仏像を拝すのには抵抗があるものの、、、地域(古の「金沢八景」に臨んでいた数々の寺社)に伝来する仏像たちが、テーマ毎に整然と並ぶ壮観は、その比較対照の妙によって博物館としての展示の意義を納得させる。
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神奈川県立金沢文庫
特別展「金沢八景みほとけ巡礼―仏像からよみとく金沢の歴史―」
「金沢八景みほとけ巡礼―仏像からよみとく金沢の歴史―」 (神奈川県立金沢文庫)
神奈川県立金沢文庫で開催。現在、神奈川県立金沢文庫が所在する神奈川県横浜市金沢区は、かつて「武蔵国六浦荘金沢」と呼ばれ、中世には都市・鎌倉の外港として栄えました。そして近世には金沢の内海の名勝は、金沢八景と称され、風光明媚な景
www.tokyoartbeat.com
October 26, 2025 at 9:38 AM
冷雨が時折舞うなかを2時間ほど歩き廻る。でも、実に楽しかった😃
展示に並んだ時計を扱った商館の跡を次々に訪ね、それ以外にも、有名な商館の記念碑や遺構、さらには、関東大震災を生き延びた希少な建物を視野に収めているうちに、、、いにしえの居留地のイメージがくっきりと立ち上がってくる!
案内者である白井調査研究員の熱意の賜物👍
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横浜開港資料館
まち歩き「横浜外国人居留地を歩く」
October 25, 2025 at 1:02 PM
日本のイスラーム社会を研究する、京都産業大の岡井准教授(ノンムスリム)が、「災害時の活動」の事例から地域社会との共生を考える。
イスラムやモスクについての基礎から簡潔丁寧に説き、ポジティブな対話を促す。
なお、Q&Aも誠実かつ真摯。
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かながわ国際交流財団
2025年度 多文化共生セミナー ~私たち一人一人が担う多様性豊かな社会とは?~ 10月
「実は身近なイスラムの暮らし:地域のモスクから考える共生のヒント」
公益財団法人 かながわ国際交流財団 KANAGAWA INTERNATIONAL FOUNDATION | 多文化共生セミナー ~私たち一人一人が担う多様性豊かな社会とは?~−実は身近なイスラムの暮らし:地域のモスクから考える共生のヒント−(2025年10月20日(月)18:30~)
多文化共生セミナー ~私たち一人一人が担う多様性豊かな社会とは?~−実は身近なイスラムの暮らし:地域のモスクから考える共生のヒント−(2025年10月20日(月)18:30~)
www.kifjp.org
October 20, 2025 at 1:19 PM
神奈川フィルのブルックナーは、一昨年の6番(下野さん)と昨年の5番(沼尻さん)に次いで3回目だが、今回がベストフォーム。光彩陸離。
殊に、坂東さんのホルンは神秘の依代の如く!
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神奈川フィルハーモニー管弦楽団
みなとみらいシリーズ 定期演奏会 第408回
沼尻竜典 (cond)
みなとみらいシリーズ定期演奏会第408回 - 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
2025年10月18日、横浜みなとみらいホールで行われる神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公演情報です。
www.kanaphil.or.jp
October 18, 2025 at 7:47 AM
時宗を軸にした好企画。笹名号が見守る舞台で、語「文蔵」に感心し、「薄念仏会」に圧倒され、能「実盛」に深いカタルシスを覚えた。
唯一惜しまれるは、蝋燭の照明効果が生かされなかったこと。(或いは燭台は目付柱の代わりだったのか?)
なお、字幕アプリで「実盛」の美しい詞章を味わえた。
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横浜能楽堂
企画公演 「遊行の聖 弔いの心」
(於・ランドマークホール)
横浜能楽堂企画公演「遊行の聖 弔いの心」 2025/10/16(木) | チケット GETTIIS
関東 - ランドマークホール (神奈川県 横浜市) チケット発売開始:2025/07/14(月) 12:00 から! 2025/10/16(木) 横浜能楽堂企画公演「遊行の聖 弔いの心」 のチケット情報! 演劇・ステージ のチケット予約~購入は[ゲッティーズ]!
www.gettiis.jp
October 16, 2025 at 12:34 PM
遅まきながら展示を見る。(連続講座①と②が繋がった😬)
所狭しと並んだ160個余りの懐中時計に圧倒される。また、このような「モノ」(工業製品)を材料にして歴史研究が行なえることも興味深かい。
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横浜開港資料館・横浜都市発展記念館
特別公開 「小川雄一コレクション初公開 横浜の外国商社と舶来時計」
展示担当者による展示案内
October 13, 2025 at 7:11 AM
今月は、秋の味覚😋 くだもの園と柿展(10月6~29日)の話題。
金木犀の香りのシャワーを浴びつつ・・・
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横浜市こども植物園 園内ガイド
令和7年度 園内ガイド
こども植物園では、毎月第2日曜日に「園内ガイド」を実施しています。植物の話題を中...
www.hama-midorinokyokai.or.jp
October 12, 2025 at 4:49 AM
時計という「モノ」を主人公にした、文明開化期のスートーリーを楽しんだ。大隈伯が、明治六年の閏月(人件費増!)を避けるべく、改暦(太陽暦+定時法)を断行したのも印象的。
但し、横浜居留地の中での、外国人商人と日本人商人のinteractionがいまひとつイメージを結ばない。
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横浜開港資料館
展示担当者による連続講座②「横浜の外国商社と舶来時計」
October 11, 2025 at 7:21 AM
October 1, 2025 at 10:07 PM
9年に亘って活躍した研究船「みらい」による、気象・環境・海洋といった学問分野での多彩な観測成果 ならびに 国際Hydrographyへの貢献を概観し、次代への抱負を語る。
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海洋研究開発機構(JAMSTEC)
第22回「地球環境シリーズ」講演会
「地球環境変動の探求~「みらい」の功績と「みらいⅡ」の任務~」
第22回 海洋研究開発機構「地球環境シリーズ」講演会「地球環境変動の探求~「みらい」の功績と「みらいⅡ」の任務~」 | JAMSTEC | 海洋研究開発機構 | ジャムステック
令和7年度末、海洋地球研究船「みらい」が運航停止を迎えることとなりました。就航から28年目を迎える「みらい」は、この間、その機動性と装備を活かし、地球環境変動研究の推進に多大な貢献をしてきました。本講演会では、この「みらい」の活動に焦点を当て、航続距離22,000 ㎞にも及ぶ高精度海洋観測によって得られた科学的成果や日本の海洋観測技術発展への貢献、将来予測の高度化につながる道筋などを、これまでの2...
www.jamstec.go.jp
September 30, 2025 at 7:36 AM
「居留地」について、これまでに知っていた内容が主だったが、その創成期の歴史的経緯を纏った形で見直す良い機会になった。
但し、そこから「外国商社」を介して、次回②の「時計」に繋ぐ流れが今ひとつ・・・?
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横浜開港資料館
展示担当者による連続講座①「横浜外国人居留地の外国商社」
横浜開港資料館特別公開「横浜の外国商社と舶来時計」関連講座「横浜外国人居留地の外国商館」【9月27日(土)】【横浜開港資料館】
【電子チケット】9/27横浜開港資料館特別展担当の調査研究員による深い話をお楽しみください。[横浜市開港記念会館 6号室 横浜市中区本町1-6][2025/9/27(土) 開場: 13:30 /開始: 14:00]
teket.jp
September 27, 2025 at 7:22 AM