シンプルなストーリーだが、サスペンスのように、時間を追うごとにテンポが早くなっていく展開は見応えがある。1時間25分と尺は短いが、それに合わせて計算されたような脚本と、高いカメラワーク技術には脱帽。登場人物たちの事情が複雑に絡み合い、西部劇というよりは優秀な人間ドラマとして楽しめた。
視線だけで存在感を放つ、ゲイリー・クーパーの高い演技力にも驚かされる。クーパーを見るだけでもこの映画を観る価値があると言えよう。
★4.5/5
シンプルなストーリーだが、サスペンスのように、時間を追うごとにテンポが早くなっていく展開は見応えがある。1時間25分と尺は短いが、それに合わせて計算されたような脚本と、高いカメラワーク技術には脱帽。登場人物たちの事情が複雑に絡み合い、西部劇というよりは優秀な人間ドラマとして楽しめた。
視線だけで存在感を放つ、ゲイリー・クーパーの高い演技力にも驚かされる。クーパーを見るだけでもこの映画を観る価値があると言えよう。
★4.5/5
吃音症を抱えたアルバート王子と言語療法士ローグの友情を中心に描かれるが、戦争という暗い影や、国王にならねばならない責任感と治療の重圧のはざまで揺れ動く主人公の心情が上手く描けていたと思う。国王になってから、ヒトラーの映像を見て、「演説が上手そうだ」と言うシーンは人間的な主人公と、そうではないヒトラーを対照的に捉えていて興味深かった。ジェフリー・ラッシュの演技が光ったかな。
★3.3/5
吃音症を抱えたアルバート王子と言語療法士ローグの友情を中心に描かれるが、戦争という暗い影や、国王にならねばならない責任感と治療の重圧のはざまで揺れ動く主人公の心情が上手く描けていたと思う。国王になってから、ヒトラーの映像を見て、「演説が上手そうだ」と言うシーンは人間的な主人公と、そうではないヒトラーを対照的に捉えていて興味深かった。ジェフリー・ラッシュの演技が光ったかな。
★3.3/5