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『脱走』ク・ギョファンのスチールだけで面白さ保証されてたけど、不思議な鑑賞体験をした。ウェス・アンダーソンみたいに始まって、テンポもさくさく、出てくる人たちなぜかどこかしらコミカルで、重いテーマじゃなかったのかと戸惑うなかで炸裂するク・ギョファンはやっぱり唯一無二の存在感。サントラはクラシックに盛り上がりつつ、後半に向かって切なさが増していってドラマチック&ロマンティック全開の終盤…どんな映画なのか一言で定義できない、思い出すとなぜかニヤニヤ笑顔になってしまうワンダーな一作だった。
July 3, 2025 at 3:28 PM
『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』「普通」ってなんだよ、と日々思っているわたしには刺さりまくるキラーセリフがたくさん。ジェヒとフンスがお互いを守り合ってる描写がすばらしく、はぐれもの同士の「親友」の距離感もよく伝わってきた。
スターが出演する劇映画ならではのポップさや踏み込まなさもあったけど、キャラクターがその辺で生きていそうな現実と地続きと思わせる説得力が主演二人にはあり(ノ・サンヒョンはイケメンがすぎるが)、心に残るセリフやシーンもたくさんあって、観て良かった!
June 19, 2025 at 3:37 AM
いわゆる最推しが出てるので観た『6時間後に君は死ぬ』(監督は10年ほど前にお仕事ご一緒した方!)。
サスペンス耐性と演出とですぐに真犯人はわかってしまったのでお話をあまり追わず、推し登場時にそのお姿をずっと観てたけど一ミリも表情を変えない役()だったので、ついていくポジショニングのせいもあって死神みたいだった。
本筋に挟まれるワープアとか辺境の被差別民に軽く触れたあたりをもっと掘りさげたら別のドラマになりそうで、監督にはそちらの可能性を感じる。
アイドル出演のため、グロ描写は最低限(とはいえ多少ある)で抑えた感じではあったけど、ロケーションでいい感じの暗さがあったのは楽しめた。
May 18, 2025 at 7:22 AM
話題の「アドレセンス」ネトフリ全4話。技巧(執拗なワンカット)へのこだわりに気を取られて、議論があれこれなされる肝心の中身に集中できなかったのが正直なところ…インセルを巡るトラブルって世界中にある…男女の溝は深いね…

子どもだけじゃなく、自分も含めて、ひとが日々何をして何を考えているか結局はわからない。悲痛な “I could have done it better.” がいつまでもリフレインする。
March 27, 2025 at 4:48 PM
『ロングレッグス』大人数で観に行って終わったあと思いついたことしゃべり合って楽しかった。監督の好きなものいろいろ詰め込んでて、ベースには古典的な親娘支配関係があって、最後は解説もしてくれて意外とわかりやすい着地。マーク・ボランとルー・リードと白塗りとのつながりがずっと気になってた。
March 20, 2025 at 2:47 PM
お勧め第二弾『おんどりの鳴く前に』。渡部篤郎みたいな草臥れた男は村で唯一の警官。育て方をまったく知らないけど果樹園オーナーになるのが夢。洪水が起きて、新人警官が赴任してきて…というイントロで、刺激的な事件が起きるのに、無気力主人公のせいかまったりしていて眠気を誘う…けど随所に光るフック。
ラストは笑いを堪えるのが大変で、それまで眠気に耐えたのが報われたようだった。
弟もわたしより少し前に観ていた。
February 10, 2025 at 1:02 AM
勧められて観た『リアル・ペイン』。NYのユダヤ人家庭で一緒に育ってきた過去が示唆される、性格的には対照的な従兄弟同士ふたりが、亡き祖母の家をポーランドに探しに行く。ふたりが参加した歴史散策ツアー内、ナチのレジスタンスたちの銅像前でのシーンはここ10年くらいでいちばんおもしろかったかも。
強制収容所のある街へ向かう電車内で表現された強い思いはすごく胸に響いたし、実際のキャンプを訪れた際の淡々とした静謐な場面作りには監督の誠実さをひしひしと感じた。エンドクレジットで主演のジェシーが監督だと知り、他の作品も観てみたくなった。
February 9, 2025 at 8:53 AM
『李の花は散っても』(深沢潮)読了。

韓国併合から戦後まで、二国間の複雑な関係や変わり続ける世界情勢に翻弄された政略結婚でありながら、夫となった李垠を愛して支え続ける方子妃殿下と、同時期に日本と韓国の間で生きる平民マサと、ふたりの視点で描かれた歴史をもとにした物語。

ロマンスと史実とのバランスって難しい
February 6, 2025 at 2:47 PM
『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』役者さんの良き朴訥な佇まいのおかげで世界に入り込めて楽しめた。Jホラーの作法をあちこちに感じさせつつ、引っかかるポイントが散りばめてあって(宿屋の息子とか彼による小話とか新聞社の上司とか)、丁寧に作ってあって劇場で観てよかったなと思えた。
January 27, 2025 at 8:30 AM
「私の完璧な秘書」、いよいよイ・ジュニョクが全出演シーン色気を垂れ流していてもはや毒。「秘密の森」で中和すべくせっせと観ている。意外と出番が少なくて毒消し足りない。初見時にもソ・ドンジェ好きだったから、むしろ増してるかもしれない。これは感想ではない。
January 27, 2025 at 1:09 AM
『トワイライト・ウォリアーズ』噂に違わずてんこ盛り盛りで、後半ずっと笑ってた。
義兄弟、因果、ライバル、世代交代、新世代チーム結成など、胸熱テーマが大混沌九龍城のなかでぐつぐつ煮られてものすごくおいしいスープになった感じ。(香港ではとてもおいしいスープがたくさんある)

あんなにも強い小物なはずの悪党を初めて見たし、脚本(話の流れやたとえ話など)は良く、意味のある楽しいアクションの連続で、ひしめき合う男たちがそれぞれ魅せてくるずっとテンションが高いままの娯楽作だった。
January 23, 2025 at 1:49 PM
3年ぶりくらいに「秘密の森」S1完走。犯人だけ覚えていて、最終回のひとつ前で思わず泣いてしまうのだった…
ペドゥナの熱いのに軽やかな刑事ぶりと、感情がない設定のチョスンウ検事の無駄のなさが好みにハマるドラマだと再確認。
西部地検事長役のパク・ソングン、ウヨンウのお父さんもやってたチョン・ベス、事務長イ・テヒョン、ユ課長(涙)イ・ギュヒョン、真打ちユ・ジェミョンと、好きおじオールスターズでもあった。
January 17, 2025 at 11:07 AM
色々見ると、1998年以来で27年ぶりって書いてあることが多い…ブーム的にも来日のタイミングそっちかも。訂正しとこ〜
January 4, 2025 at 11:57 PM
PULPの思い出をどこに書こうと迷って、捕捉されなさそうなここにひとりごと。

1996年1月30日以来の来日と言ってた、、わたしは田舎の中学生だったからもちろん見れなかったけど、Britpop大席巻の頃で、blur, oasis, radioheadとPULPをめちゃめちゃ聴き込んでた。見目麗しく気取ったバンドに憧れる時期だったし、スノッブな英国イズムを齧り始めたところでblur、PULPを履修することによってその精神を取り込んでたあの頃よ。

29年後にこうしてPULPの歌を大合唱できるとは思わなかった。院の時の仲良しにも会えた。とてもすてきな2025の幕開けになった。がんばる。
January 4, 2025 at 2:26 PM
新年初読みジェーン・オースティン『説得』(廣野由美子訳)。心は饒舌だけど、周りを見て外にはなるべく出さないアンが、8年も思い続けた相手と再会してしまって起きるべくして起こるドラマ。
わたしはもう中年だし経験もあるのでピンときちゃう箇所にも、詳細な注がついていて、最終作だけどオースティン初心者にぴったりの作品だった。
抑えに抑えた前半を経ての後半のほとばしりがいいよね。
January 2, 2025 at 1:56 AM
なぜか見ることになった『MONOS』は、ロケーションの壮大さや無骨さ、荒々しさと、徐々に明らかになっていく話の運び、ぎこちなさが垣間見えつつの鬼気迫る役者たちのお芝居などが、ものすごく正統に「映画」で、観た環境もあって、とても印象に残るおもしろさだった。
December 27, 2024 at 1:52 AM
ユ・ヨンソクの執着系ドラマ、縦読みマンガの味がする
December 5, 2024 at 2:09 PM
『ヘルプ・ミー・シスター』(イ・ソス)読了。とある理由で働けなくなって、一念発起して家族総出でギグワークして、人生は苦しいことばかりだけど前にしか進まない、ってことを再確認させられるおはなし。不安は募るが、絶望したいわけじゃない。
December 2, 2024 at 7:09 AM
ロマコメ観るために9月に入ったFODをまだ契約してるので優先的に見ていてやっと『キム・サブ2』完走。ドラマの主軸は若手の医者2人の成長譚ながら、主役のハン・ソッキュが圧倒的。わるい役の助演たち(特に麻酔医!)も良かったのでいい印象。
December 1, 2024 at 1:40 PM
社会でまともに働いている人たち(今回は銀行)に会うと圧倒されてしまうのでクールダウンの時間が必要…
勧誘とか熱心にされたらNOと言えない何かがあるよね、対面って&時間が経てば経つほど。
あと、ふつうにいい人に思えてくるよ。

口がうまい人、澱みなく話せる人が強いのがなんとなくわかった。
わたしはうまく話せない方だから、事前に資料を読んでメモを作っておいてよかった。
July 4, 2024 at 2:33 AM
ついった(まだ呼ぶ)とこれとすれっず入れてるけど結局ついった見ちゃうしすれっずは知らん人の膨大な愚痴が流れてくるのでなんかしんどい。ここは無色透明感ある。
July 3, 2024 at 10:12 AM
「ザ・グローリー」いまさら開封したけど気力が足りないのでいじめ描写でただただ削られただけだった。うっかりラストを見てしまったので必要以上には怖くないんだけど。
May 8, 2024 at 6:27 PM
不眠…かもしれない?
May 8, 2024 at 6:24 PM
ドラマ「ハピネス」おもしろかった。ゾンビ、感染モノは実際に起きたらどうするかシュミレーションできて心がまえを養う好きな題材。フィクションだからって、極限状態下において、卑怯でわるいやつに対してすぐに対処(つまり殺)するわけでないのとか、良さそうな人たちが揺れ動いたり、平凡な人が生き抜いたり、お決まりの展開もちょっとありつつ、多彩な生き様を見ることができた。
March 1, 2024 at 5:22 AM
最近は大人の本でも、子どもたちも読むかなと思いながら買うことが多い。何十冊買って一冊でも引っかかればいいなって気持ちだけど。それに加えて、わたしになかった理系科目に子どもがぐんぐん興味を持っているので学び直し始めている…ありがたや
February 27, 2024 at 4:06 AM