ゆーふぉーにのって異星にいこうね

いこうね。

時間が無いんだよ

この現代、誰もが皆自分の代わりに狂ってくれる人を探しているのかも。

私の倫理観、知りませんか？どこかに落ちてませんでした？

欲望の町が私を飲み込んだ。
暗い夜を溶かすよ。

そのためなら何だってしますとも。
何を捨てたって構わないの。
歪んだそれを愛と呼ぶ奴輩が滑稽で。
手に入らないものに手を伸ばす姿こそ美しいんだって。

梶井基次郎の“桜の樹の下には”
本当に大好きなんですよね。手に持っている本のブックカバーを剥いだ表紙がおぞましい肉の塊だったような、そういう知らなければよかった、気付かなければよかったような気持ちの悪さみたいなのをじわじわと感じられる、短編小説として読み応えのあり過ぎる作品です。不安になるのにどこか爽快感があって、おどろおどろしい文の中に美しさがある。

先の見えない日々が不安な人はどうかご一読ください。そうしてその不安は、そこに埋めていってしまいましょう。

｢ああ、桜の樹の下には屍体が埋まっている！｣

帰らないと、帰らないと。そうやってなにかに追い立てられるようにもがいてる。
この衝動は、この焦燥は、どうして？

幸せになるのは早い方がいいが、幸せに慣れるのは遅い方がいいのだよ。