杉篁庵庵主
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杉篁庵庵主
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横雲は漢詩と和歌、杉竹は俳句、八慧は口語短歌を詠む時の号です
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌  #漢詩
春隣
丑満時松影無音寒満月 杉竹
日を掬う柄杓の雫春待てリ 杉竹
灯しさす寂しき夜なり雪兎 杉竹
雪兎優しき息に抱かれて溶くるを知らず春待ちてをり 横雲
春を待ち「はぁ〜」ひと言の電話口夜更けの空に消える幻 八慧

 「寒水」 横雲
肌窪柄杓汲寒水
咽口淸澄沁透齒
土用春鄰梅蕾綻
歌姬綰袖折花枝
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
February 1, 2026 at 8:16 PM
夫婦松
枯芦に夫婦の松や空澄みぬ 杉竹
春の香を待つ心地して句会閉づ 杉竹
半世紀経てなほ生徒新年会 杉竹
鎮まれる雲なき空に冴ゆる月我が遠吠えを聞く人やある 横雲
寄り添った松を見上げて冬の空冷たい風に春が待たれる  八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
January 25, 2026 at 8:29 PM
寒土用
寒土用高原の水喉に在り 杉竹
寒の水柄杓で飲みぬ念じつつ 杉竹
寒紅や真っ赤な噓の淀みなく 杉竹
あけほのの残りて白き寒の月呼ばふは花かはたまた雪か 横雲 
寒紅をひいた心は語れずに噓がそそまま繰り返される 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
January 18, 2026 at 9:51 PM
凩(連作)
長電話切りて凩聞く夕べ 杉竹
夜の更けてストーブの音高く鳴る 杉竹
目覚むれどなほ北風の鳴り止まず 杉竹 
枯野道風を友とし何処まで 杉竹
冬晴れにあまた黐(もち) の実赤々と北風受けて色のさやけき 横雲
凩が凩を追う畑の隅梅の蕾が赤らんでいる 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
January 12, 2026 at 3:15 AM
冬桜
雪止みて詣でし寺の冬桜 杉竹
夢浅くまた来し春や丙午 杉竹
今年また三日を過ぎて出す賀状 杉竹
初春の社に幟並び立ち招くがごとく緩く棚引く 横雲
盆梅が三輪咲いて床の間に若やぐ春がほのかに香る 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
 丙午春 横雲
蹌踉殘跡暮年愁
未樂新迎春節遊
再願薫華去復來
梅香一縷到層樓
#漢詩
January 4, 2026 at 8:16 PM
 「丙午元旦」
迎春の幟並ぶや朝澄めり 杉竹
「おめでとう」遠く手を振る人がいて枯野の朝がふいに輝く 八慧

歳旦三つ物
年の朝なにやら梅の匂ひかな
友の便りにひとり酌む屠蘇
老いたるも見る夢馬に跨りて

26年も「投稿は原則月曜」。俳句と短歌を主に、漢詩は月に一首(初旬)を目途としたい。

続けられるかははなはだおぼつかないが、宜しくお願いいたします。
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌 #歳旦三つ物
December 31, 2025 at 7:37 PM
足跡
亡き人の句集編みつつ暮るる年 杉竹
確かむるおのが足跡年の暮 杉竹
蹌踉の足跡薄く年暮るる 杉竹
暮れ行くに年の歩みの早くして惜しといひつつ老の嘆かる 横雲
暮れ迫り振り返り見る足跡のふらりふらりの老の深まり 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
December 28, 2025 at 9:41 PM
遠き日
髪長き少女ショールの白纏ふ 杉竹
三つ編を解きて少女の日向ぼこ 杉竹
山遠し少年の日の冬茜 杉竹
冬茜笑まふ少女の面影のふと蘇る枯木立行く 横雲
去る人の影を包んだ夕焼がいつしか消えてシリウス光る 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
December 22, 2025 at 8:51 PM
北風
北窓を閉ざし無言の一日(ひとひ)過ぐ 杉竹
けふもまた無言の一日山眠る 杉竹
またひとり句友の去りて冬茜 杉竹
訃報あり北風の音収まらず眠ることなく一夜過ぎゆく 横雲
今日も又人と会はない一日がゆったり過ぎて茜さす空 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
December 15, 2025 at 12:26 AM
手袋の物語
ひらひらと招く手袋にじり口 杉竹
その女白手袋を口で脱ぐ 杉竹
白手袋片方ありて閨(ねや)の闇 杉竹
手袋の片方ありて闇深むひとり残れる閨のさむけき 横雲
夜深く眺める冬の月冴えるこれはという歌出来ないままに 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
December 7, 2025 at 9:06 PM
この一月ほど無料のAIのチャットを何種類か使ってみての感想だが、どのAIも、なかなかうまくまとめあげる。褒め上手で、その気にさせる。そればかりでなくこちらに迎合、更には感情語を使って媚びることまである。かと思うと、時に自信満々の嘘八百を並べ、辻褄合わせして引き下がらない。
その辺を注意して利用すると大変な知識量の人と対しているようで有益との感じを持った。
また、それ(自信満々・厚顔無恥)を承知でからかい遊ぶのも一興となる。
しかし、距離の取り方によってはsnsと一緒で盲信して馬鹿になる危険を感じる。また、教育の場では問題山積となるかと対処が気になる。有効活用の方策がうまく定められるだろうか。
November 30, 2025 at 8:51 PM
愁嘆
柿紅葉散りてなほけざやかの色 杉竹
AIの重ねる嘘や冬ざるる 杉竹
再会を誓ひし街の冬銀河 杉竹
山深み遠ざかりゆく鈴の音のやがて消ゆるに振り捨てがたし 横雲
半世紀前に訪ねたこの町に知る人なくて実南天の赤 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
 愁嘆 横雲
霏霏落葉唐松林
惜別多愁嘆意深
昔日同遊看舞櫻
寒玄蕩氣白雲岑
#漢詩
November 30, 2025 at 8:50 PM
山茶花
いつ咲きそめしや山茶花枝に満つる 杉竹
尋ね訪ひ山茶花咲ける路地に入る 杉竹
訪うたれば角に山茶花咲き満つる 杉竹
薄紅に咲き満つ庭の山茶花を祝ひの席に一枝摘めり 横雲
記念日のランチささやか祝い膳参道に散る落葉を踏んで 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
November 23, 2025 at 9:58 PM
古都の旅
朝焼けに浮かぶ紅葉の山静か 杉竹
禅寺の苔にも散りぬ色落葉 杉竹
境内の紅葉巡れり異語聞きて 杉竹
朝明けの風の冷たく旅ごろも襟掻き合はせ橋渡りけり 横雲
昼食を何にするかと店の前紅葉尋ねて彷徨った後 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
November 16, 2025 at 9:23 PM
秋から冬
冬物を並べ迷ひぬ旅の朝 杉竹
裾一面の黄葉浅間山は雪 杉竹
陽を浴びて朴葉ゆらりと散りにけり 杉竹
香冷めて人の遠きを念ひつつ秋を悲しみ夜の更け行けり 横雲
過ぎて行く秋を惜しんで落葉踏むスーパームーンは薄雲の中 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
November 9, 2025 at 8:11 PM
秋深し
名無原老木一本柿紅葉 杉竹
鳥渡る待合せ人ぽつぽつと 杉竹
冷卸余して宵の一人かな 杉竹
老うる身に優しき風や秋日和菊の香とむる色の清けし 横雲
雨の後濡れて真珠の白式部人懐かしく秋が過ぎゆく 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
 晩秋
紅稀秋已暮香少
沈醉楓枯不映沼
可嘆淸宵與誰笑
驚翔一灘浮寝鳥
#漢詩
November 2, 2025 at 11:23 PM
宴の後
懐かしき人輪になりぬ酒の秋 杉竹
老犬の寝顔眺むる秋の夜 杉竹
老犬と公園ベンチ風は秋 杉竹
尾振れる老犬添ひぬ行く秋の宴の後の酔ひし我が身に 横雲
夜が更けて眠れないまま老犬の息安らかな寝顔見つめる 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
October 26, 2025 at 9:29 PM
銀杏
陰祭銀杏拾ふ声弾け 杉竹
雨やみてうつすら銀杏色づきぬ 杉竹
秋時雨神楽粛々陰祭 杉竹
笛の音の社に響く雨の宵銀杏の影に揺れる衣手 横雲
陰祭細い秋雨降る夕べお神楽の舞見る人少し 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
October 20, 2025 at 12:33 AM
秋の色
地虫鳴く月夜の里の細き道 杉竹
庭先の茸手にして食談議 杉竹
甘言に操られつつ月を待つ 杉竹
木洩れ日に濡れて色づく蔦紅葉浅間の裾の秋深まれり 横雲
夕闇がせまり遠くに秋の灯がぽつんとひとつ見え隠れする 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
October 12, 2025 at 8:26 PM
悲秋
秋悲し降り込められし白拍子 杉竹
太糸瓜の重き無聊を手に受くる 杉竹
雨音に揺れて色濃し杜鵑草 杉竹
吹く風やあすはいかなる世とならむ無聊重たく糸瓜の垂るる 横雲
秋雨に濡れて寄り添う花芒音沙汰なしにせまる宵闇 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
「悲秋」 横雲
雨已淸秋鳥囀悲
月殘古老佇荒池
誰知獨夜飄蓬意
琴瑟相興何事思
#漢詩
October 5, 2025 at 8:31 PM
深まる秋
秋風の誘ひはどこへ犬散歩 杉竹
荒垣をはみ出し薫る花縮砂 杉竹
破芭蕉雨止みを待つ寺の門 杉竹
茂る葉を知らず焦がるる彼岸花君は偲ぶや燃え尽きし後 横雲
恐ろしい夏にさよなら身にさむいほどの秋風なびくすじ曇 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
September 29, 2025 at 5:39 AM
彼岸
おほらかなめぐり三回鳶の秋 杉竹
風立ちて友と別れぬ彼岸入 杉竹
裾濡らす荒地盗人萩の露 杉竹
たゆたへる小舟につるむ赤とんぼ別れし人の影遠くして 横雲
朝曇る空をゆるりと飛ぶ鳶の影に別れを惜しんだりして 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
September 22, 2025 at 1:14 AM
黄蓮華升麻
秋の宿黄蓮華升麻の花の数 杉竹
夕べ待つ乱れし萩に手を入れて 杉竹
湯上りの肌に月影松の風 杉竹
涼風に人を偲びて菊の酒魂は消えずと袖に香の滿つ 横雲
宵過ぎていつまで待っても来ない人もうすぐ月は出るそうな 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
September 14, 2025 at 10:30 PM
秋思
あらとうと淡き茜の秋の朝 杉竹
真昼なり秋草分けて丘に立つ 杉竹
名の知れぬ新米並ぶ道の駅 杉竹
憂ひつつ丘に立ちたり秋風のたよりうれしき夕暮の空 横雲
夕暮の忘れ草咲く野を行けば風に溶けてく遠い面影 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌

 秋思 横雲
搖簾草臭覺秋風
半夜重九佳節空
待月傾杯琥珀鮮
人懷醉裡滿和衷
  #漢詩
September 7, 2025 at 9:48 PM
二百十日
じりじりと二百十日の日照りかな 杉竹
秋の季語探るもけふも猛暑なり 杉竹
ため息をはつかに隠し律の風 杉竹
風温く吹くともなしの残暑かな萎るる命なほもけだるし 横雲 横雲
一面の草が刈られた河堤鳥が群れ来て秋風薫る 八慧
#jhaiku #kigo #俳句 #tanka  #waka #短歌
August 31, 2025 at 7:49 PM