呪術廻戦(乙骨憂太)
FFBE(レイン)FFBE幻影戦争(シュテル)
クロスステッチ、料理が趣味
猫は吸うもの
サボテンは愛でるもの
「このアヒルちゃんは学長さんに作ってもらったの。かわいいでしょ」
ニコニコしながらアヒルを持つおばちゃんはなんてことないように言うが、冷蔵庫から出した途端食堂中が-10℃くらいになった。でも、おばちゃんは全然寒そうじゃない
「ゆぅぅだぁぁ"」リカちゃんが危険を察知してみんなを手で包み込んでくれる
「ありがとう、リカちゃん」寒さで体が震えるもののリカちゃんの優しさに胸が温ま…「おめぇの惚気はいいんだよ、どうすんだ?これじゃ模倣は無理じゃねぇ?」
真希さんの正論で現実を物語る
「そういうことだ。模倣はやめておけ。あのアヒルの『中身』は悟でも倒せん」
さらっと衝撃的な事実
「このアヒルちゃんは学長さんに作ってもらったの。かわいいでしょ」
ニコニコしながらアヒルを持つおばちゃんはなんてことないように言うが、冷蔵庫から出した途端食堂中が-10℃くらいになった。でも、おばちゃんは全然寒そうじゃない
「ゆぅぅだぁぁ"」リカちゃんが危険を察知してみんなを手で包み込んでくれる
「ありがとう、リカちゃん」寒さで体が震えるもののリカちゃんの優しさに胸が温ま…「おめぇの惚気はいいんだよ、どうすんだ?これじゃ模倣は無理じゃねぇ?」
真希さんの正論で現実を物語る
「そういうことだ。模倣はやめておけ。あのアヒルの『中身』は悟でも倒せん」
さらっと衝撃的な事実
「今から案内する。ついてこい」
驚きと呆れとため息の僕らを伴って夜蛾学長は食堂に入っていく
「あら、学長。ランチは終わってしまいましたよ」と食堂のおばちゃん
「いえ、今日はランチではなく『ものを冷やす術式』をこの子達に見せてほしいのです」
ニコニコしている食堂のおばちゃんがまさかのゴール!?
顔を見合わせる僕らに手招きするおばちゃん
「よく見てね〜」と冷蔵庫を開けると中に様々な食材が並んでいる
「よーく、見て」
豆腐、ひき肉、たくさんの白ネギのカット(今夜は麻婆豆腐かな)
小さなチョコ、アヒルのぬいぐるみ、プッチンとするプリン3連
…アヒルのぬいぐるみ?
「今から案内する。ついてこい」
驚きと呆れとため息の僕らを伴って夜蛾学長は食堂に入っていく
「あら、学長。ランチは終わってしまいましたよ」と食堂のおばちゃん
「いえ、今日はランチではなく『ものを冷やす術式』をこの子達に見せてほしいのです」
ニコニコしている食堂のおばちゃんがまさかのゴール!?
顔を見合わせる僕らに手招きするおばちゃん
「よく見てね〜」と冷蔵庫を開けると中に様々な食材が並んでいる
「よーく、見て」
豆腐、ひき肉、たくさんの白ネギのカット(今夜は麻婆豆腐かな)
小さなチョコ、アヒルのぬいぐるみ、プッチンとするプリン3連
…アヒルのぬいぐるみ?
夜蛾学長が徐に視線を上げた先にいたのは狗巻君と僕
「狗巻。呪言で冷やすのはやめろ。自然現象に対する効果と反動のリスクが高すぎる」
「乙骨。術式を模倣しても使うのはやめろ。模倣出来たとしても術式への解釈を深めなければ異常気象を起こしかねない」
えぇ〜…と落胆する僕らを他所目に
「かつて、似たように暑くて呪霊を使って校舎を凍りつかせた愚か者がいた。凍りつかせた校舎に反転術式を使ったら戻るんじゃないかと使ってあっという間に呪力を枯渇させて倒れた者がいた。ならば順転すれば弾けるんじゃないかと校舎を破壊した馬鹿者がいた」
「わかるな、お前らの担任だ」
…なんとなく想像はつく
夜蛾学長が徐に視線を上げた先にいたのは狗巻君と僕
「狗巻。呪言で冷やすのはやめろ。自然現象に対する効果と反動のリスクが高すぎる」
「乙骨。術式を模倣しても使うのはやめろ。模倣出来たとしても術式への解釈を深めなければ異常気象を起こしかねない」
えぇ〜…と落胆する僕らを他所目に
「かつて、似たように暑くて呪霊を使って校舎を凍りつかせた愚か者がいた。凍りつかせた校舎に反転術式を使ったら戻るんじゃないかと使ってあっという間に呪力を枯渇させて倒れた者がいた。ならば順転すれば弾けるんじゃないかと校舎を破壊した馬鹿者がいた」
「わかるな、お前らの担任だ」
…なんとなく想像はつく
ごめんなさい
あと2話で終われたらいいなぁ
ごめんなさい
あと2話で終われたらいいなぁ
アッサリとありますよと言われてしまった僕たちは急いで高専へ帰ることにした。ただ、何か言いた気な伊地知さんの顔だけが気がかりだったけど…
まずは報告書を4人で作成し伊地知にキッチリ渡すと、ついてきてくださいと学長室へ連れて行かれた
(えっ!?もしかして禁呪とかの類いなの!?)(触れてはいけない何がだったとか??)
「学長、二年生を連れてきました」
学長室で可愛らしいく見えなくはない何かをチクチク作っている夜蛾学長
濃いサングラスは外されていたがこちらを見てまたチクチク作っている
「術式を探していると聞いたが間違いはないか?」
「涼しくなる術式がないか探しています」
アッサリとありますよと言われてしまった僕たちは急いで高専へ帰ることにした。ただ、何か言いた気な伊地知さんの顔だけが気がかりだったけど…
まずは報告書を4人で作成し伊地知にキッチリ渡すと、ついてきてくださいと学長室へ連れて行かれた
(えっ!?もしかして禁呪とかの類いなの!?)(触れてはいけない何がだったとか??)
「学長、二年生を連れてきました」
学長室で可愛らしいく見えなくはない何かをチクチク作っている夜蛾学長
濃いサングラスは外されていたがこちらを見てまたチクチク作っている
「術式を探していると聞いたが間違いはないか?」
「涼しくなる術式がないか探しています」
高専に届出がない=呪詛師or気づかれていない術師ということになる
(呪詛師なら簡単に話が済むのになぁ)
厄除が終わり帳が上がってお疲れ様でしたという伊地知さんの言葉もなんだか悲しくなってしまう
「?」伊地知さんも4人とも浮かない顔をしているので不思議に思っているのだろう。いっそ伊地知さんに聞いた方が早かったのでは?とちょっと思った
「潔高、涼しくなる術式ってなんか知らねー?」パンダくんの声にみんな追い縋るような目で伊地知さんを見る
「涼しくなる…術式??」ははぁ、なるほど…と説明をすると困った様な顔をするが「ありますよ」とアッサリ言われてしまった
「「マジで」」
高専に届出がない=呪詛師or気づかれていない術師ということになる
(呪詛師なら簡単に話が済むのになぁ)
厄除が終わり帳が上がってお疲れ様でしたという伊地知さんの言葉もなんだか悲しくなってしまう
「?」伊地知さんも4人とも浮かない顔をしているので不思議に思っているのだろう。いっそ伊地知さんに聞いた方が早かったのでは?とちょっと思った
「潔高、涼しくなる術式ってなんか知らねー?」パンダくんの声にみんな追い縋るような目で伊地知さんを見る
「涼しくなる…術式??」ははぁ、なるほど…と説明をすると困った様な顔をするが「ありますよ」とアッサリ言われてしまった
「「マジで」」
「おめぇ、私らのこと忘れてただろ」
正座して頭にタンコブ2つ作った憂太が真希に足蹴にされている
「大変…申し訳ございませんでした」
あの後、空から真希の投げた薙刀を憂太が掴んだことで「あっ…」という悲鳴と共に呪力は霧散した。からの、今の正座説教である
棘は憂太の右腕に油性ペンで「私がやりました」と書いている。しばらくコンビニで買い物は憂太に任せよう
「んで、肝心のエアコン術式はみつけたのかよ」
「いやぁ…それが…全く…はぃ」
ますます小さくなっていく特級呪術師。膝を抱えて丸まってもかわいいのはオレだけでいいの
「まぁ、そんな術式持ってたら高専に届出あるだろ」
「おめぇ、私らのこと忘れてただろ」
正座して頭にタンコブ2つ作った憂太が真希に足蹴にされている
「大変…申し訳ございませんでした」
あの後、空から真希の投げた薙刀を憂太が掴んだことで「あっ…」という悲鳴と共に呪力は霧散した。からの、今の正座説教である
棘は憂太の右腕に油性ペンで「私がやりました」と書いている。しばらくコンビニで買い物は憂太に任せよう
「んで、肝心のエアコン術式はみつけたのかよ」
「いやぁ…それが…全く…はぃ」
ますます小さくなっていく特級呪術師。膝を抱えて丸まってもかわいいのはオレだけでいいの
「まぁ、そんな術式持ってたら高専に届出あるだろ」
眼を閉じて集中する
呪力感知は苦手だけどみんなのためにも頑張らないと!と意気込んでみたものの
「全然わからない」
アッサリお手上げ宣言。眼を閉じても感じるのは雑魚のような呪霊ばかり(1-4級は憂太には雑魚です)
「憂太は呪力感知苦手なんだから、いっそ呪力圧で生き残ったやつ探したらいいんじゃねーの?」
まさに天啓!さすがパンダくん
「すごい!パンダくん。それでいってみるね」ノータイムで呪力全開
(憂太、もしかして棘と真希のこと忘れてねぇか!?)
地の底を這う様な、深海の底に引き摺り込まれる様な重く黯い圧が帳中に広がっていく
(あーぁ、呪霊も呪詛師も全滅だな)
眼を閉じて集中する
呪力感知は苦手だけどみんなのためにも頑張らないと!と意気込んでみたものの
「全然わからない」
アッサリお手上げ宣言。眼を閉じても感じるのは雑魚のような呪霊ばかり(1-4級は憂太には雑魚です)
「憂太は呪力感知苦手なんだから、いっそ呪力圧で生き残ったやつ探したらいいんじゃねーの?」
まさに天啓!さすがパンダくん
「すごい!パンダくん。それでいってみるね」ノータイムで呪力全開
(憂太、もしかして棘と真希のこと忘れてねぇか!?)
地の底を這う様な、深海の底に引き摺り込まれる様な重く黯い圧が帳中に広がっていく
(あーぁ、呪霊も呪詛師も全滅だな)
「本日の任務は厄除です。1〜4級と幅広くいるので乙骨特級術師を中心に怪我のないようによろしくお願いします」
「ご武運を…」伊地知さんの言葉と共に帳が降りてくる
「さてと、まずは雑魚共を祓っていきますかねぇ!」と長刀をぶぅぉんと一振りし突進していく
「しゃーけ」その後ろから小走りに高い所めざして駆けていく
「作戦とかたてねーの?」PANDA印のナックルを着けた手を素振りしている
「まぁ、1級以外は大丈夫じゃない?1級でも油断しなければ大丈夫だろうし」
竹刀袋から刀を出して腰に挿す
「なんにせよ、祓いきる前に涼しくする呪霊を探さなきゃ」
スッと眼を閉じて集中する
「本日の任務は厄除です。1〜4級と幅広くいるので乙骨特級術師を中心に怪我のないようによろしくお願いします」
「ご武運を…」伊地知さんの言葉と共に帳が降りてくる
「さてと、まずは雑魚共を祓っていきますかねぇ!」と長刀をぶぅぉんと一振りし突進していく
「しゃーけ」その後ろから小走りに高い所めざして駆けていく
「作戦とかたてねーの?」PANDA印のナックルを着けた手を素振りしている
「まぁ、1級以外は大丈夫じゃない?1級でも油断しなければ大丈夫だろうし」
竹刀袋から刀を出して腰に挿す
「なんにせよ、祓いきる前に涼しくする呪霊を探さなきゃ」
スッと眼を閉じて集中する
暑い…今年の夏は本当に暑い。高専のある場所は東京というがかなりの田舎だから蝉の大合唱を気にしなければ比較的過ごしやすい
しかし、今年は暑い!まだ初夏も初夏。これがあと2ヶ月も続くのかとうんざりしていると真希さんに言われた
「なんかパッと涼しくなる術式ねぇの」
自分の模倣という術式が多機能であることは実感しているが、さすがにエアコンみたいな機能はない
「さすがに涼しくなる術式持ってる人っていないと思う…」
「なら探してみるか?今から4人で任務だしよ」珍しくパンダ君も一緒に行ける任務で朝からニヤニヤしてて悟さんには不貞腐れたけど
「運良く見つけれたらいいなぁ」
暑い…今年の夏は本当に暑い。高専のある場所は東京というがかなりの田舎だから蝉の大合唱を気にしなければ比較的過ごしやすい
しかし、今年は暑い!まだ初夏も初夏。これがあと2ヶ月も続くのかとうんざりしていると真希さんに言われた
「なんかパッと涼しくなる術式ねぇの」
自分の模倣という術式が多機能であることは実感しているが、さすがにエアコンみたいな機能はない
「さすがに涼しくなる術式持ってる人っていないと思う…」
「なら探してみるか?今から4人で任務だしよ」珍しくパンダ君も一緒に行ける任務で朝からニヤニヤしてて悟さんには不貞腐れたけど
「運良く見つけれたらいいなぁ」
ほっと一息ついてオムライスを一口食べると、酸味もまろやかな美味しいケチャップライス。僕、ケチャップライス好きなんだよね
そう、ケチャップ…これも見事な味がする
「ケチャップ作るのにトマトってすごい使うんですね。みんなで育てたので美味しくできました!」
六眼だからわかるトマトの呪力。これもまた…「愛情、です。悟さん」と隣に座り見上げる瞳は愛情というには熱が沁み込んだ欲を持った蒼い焔
思わずゴクリと飲み込むと「ダメですよ、ゆっくり、味わって…ね?」
喉から胃まで指先が落ちていくものを辿るように滑っていく
「ゆう…」「悟さん」
「食べ終わったらデザートです」
「デザートは…」
「僕」
ほっと一息ついてオムライスを一口食べると、酸味もまろやかな美味しいケチャップライス。僕、ケチャップライス好きなんだよね
そう、ケチャップ…これも見事な味がする
「ケチャップ作るのにトマトってすごい使うんですね。みんなで育てたので美味しくできました!」
六眼だからわかるトマトの呪力。これもまた…「愛情、です。悟さん」と隣に座り見上げる瞳は愛情というには熱が沁み込んだ欲を持った蒼い焔
思わずゴクリと飲み込むと「ダメですよ、ゆっくり、味わって…ね?」
喉から胃まで指先が落ちていくものを辿るように滑っていく
「ゆう…」「悟さん」
「食べ終わったらデザートです」
「デザートは…」
「僕」
「こだわった?もしかして素材から集めたの?」
「もちろんです!その方が…悟さん、喜んでくれるかなぁ…って、その…がんばりました」
思わぬところでデレるとこが憂太の人誑しの所以だ。天を仰ぐ僕は間違いじゃないよね
おそらく土を渾身の呪力で採掘し、爆散しない精密な呪力操作で土を捏ね、繊細に釉薬を塗るという動作で呪力を注ぎ込んだのだろう
両面宿儺もビックリな呪力密度だ。宿儺の指でも砕けない、もはや武器にもなれそうな皿で僕は出来立てのオムライスを食べる
「はい、スプーンです。お おいしく…
美味しくなぁれ🩷」
はにかむ愛情に混じった呪力。いや、呪力満点の愛のケチャップをたっぷりいただいた
「こだわった?もしかして素材から集めたの?」
「もちろんです!その方が…悟さん、喜んでくれるかなぁ…って、その…がんばりました」
思わぬところでデレるとこが憂太の人誑しの所以だ。天を仰ぐ僕は間違いじゃないよね
おそらく土を渾身の呪力で採掘し、爆散しない精密な呪力操作で土を捏ね、繊細に釉薬を塗るという動作で呪力を注ぎ込んだのだろう
両面宿儺もビックリな呪力密度だ。宿儺の指でも砕けない、もはや武器にもなれそうな皿で僕は出来立てのオムライスを食べる
「はい、スプーンです。お おいしく…
美味しくなぁれ🩷」
はにかむ愛情に混じった呪力。いや、呪力満点の愛のケチャップをたっぷりいただいた
憂太に少しでも食べさせようと二年生が「食べさせるなら美味しいものを!美味しいものは良い素材から!素材を活かすなら器具も!!」と任務の給料を注ぎ込んであらゆる分野の料理を網羅したグルメブーム
特級に返り咲き料理を作る時間が無い憂太はそれなら食器を僕が調達するよ!と遠方の任務の帰りに食器を買ってくるようになった。最終的に陶芸の道にまで手を出すように…
「おまたせしました、悟さん。オムライスです」
シンプルながらも綺麗な流線型のオムライスはグルメブームの賜物か。とても美味しそうだ
「…そのお皿。憂太が作ったの?」
「はい!これは張り切って作りました!土にも釉薬も厳選しました!」
続く
憂太に少しでも食べさせようと二年生が「食べさせるなら美味しいものを!美味しいものは良い素材から!素材を活かすなら器具も!!」と任務の給料を注ぎ込んであらゆる分野の料理を網羅したグルメブーム
特級に返り咲き料理を作る時間が無い憂太はそれなら食器を僕が調達するよ!と遠方の任務の帰りに食器を買ってくるようになった。最終的に陶芸の道にまで手を出すように…
「おまたせしました、悟さん。オムライスです」
シンプルながらも綺麗な流線型のオムライスはグルメブームの賜物か。とても美味しそうだ
「…そのお皿。憂太が作ったの?」
「はい!これは張り切って作りました!土にも釉薬も厳選しました!」
続く
今日は悟さんから『おまかせ』という名のなんでもいいよのメニュー
悟さんは意外に子供っぽいメニューが好きだから、オムライスにしよう
玉ねぎ人参ピーマンを刻み、鶏肉は無かったのでベーコンを炒めよう
脂っぽいものが苦手な僕はカリカリベーコンなら食べれる
フライパンに刻んだベーコンと玉ねぎを入れ菜箸で炒める
「いいにおーい」
「まだ炒めてるだけですよ」と返事をする僕の手元をガン見している悟さん
「それ…なに?」
「菜箸ですよ?」
そう、菜箸である。傍目から見たらただの菜箸だが悟さんには見えるよね
禍々しい程に帯びた僕の呪力
まな板の成れの果て。菜箸になるまで呪力を極限まで高め削った姿である
今日は悟さんから『おまかせ』という名のなんでもいいよのメニュー
悟さんは意外に子供っぽいメニューが好きだから、オムライスにしよう
玉ねぎ人参ピーマンを刻み、鶏肉は無かったのでベーコンを炒めよう
脂っぽいものが苦手な僕はカリカリベーコンなら食べれる
フライパンに刻んだベーコンと玉ねぎを入れ菜箸で炒める
「いいにおーい」
「まだ炒めてるだけですよ」と返事をする僕の手元をガン見している悟さん
「それ…なに?」
「菜箸ですよ?」
そう、菜箸である。傍目から見たらただの菜箸だが悟さんには見えるよね
禍々しい程に帯びた僕の呪力
まな板の成れの果て。菜箸になるまで呪力を極限まで高め削った姿である
包丁も研いだので次はまな板
まな板は結構大事にしている。檜のまな板は熱湯消毒しないで鉋にかけるといいと聞いたので時々刀で表面を削っている
これが結構神経を使う。いい修行だな、と真希さんと笑っているとパンダ君に「それはお前らがおかしい」とひかれてしまった
極限まで集中して一気に表面0.2mm切る
失敗すればガタガタだし、呪力を込め過ぎればまな板は無くなってしまう(失敗したまな板は10枚を超えた)
真希さんはすごい。すぐにコツを掴んでみんなの使うまな板を綺麗にしてくれた。憂太は自分でやれ、修行だ。と課題を出された
そんな話を悟さんにすると
「もしかしてその刀、まな板専用なの??!」
包丁も研いだので次はまな板
まな板は結構大事にしている。檜のまな板は熱湯消毒しないで鉋にかけるといいと聞いたので時々刀で表面を削っている
これが結構神経を使う。いい修行だな、と真希さんと笑っているとパンダ君に「それはお前らがおかしい」とひかれてしまった
極限まで集中して一気に表面0.2mm切る
失敗すればガタガタだし、呪力を込め過ぎればまな板は無くなってしまう(失敗したまな板は10枚を超えた)
真希さんはすごい。すぐにコツを掴んでみんなの使うまな板を綺麗にしてくれた。憂太は自分でやれ、修行だ。と課題を出された
そんな話を悟さんにすると
「もしかしてその刀、まな板専用なの??!」
グルメブームの名残で包丁の手入れはいつもしている
任務が忙しくてなかなか自炊ができないけど悟さんとの食事ができる時は腕を奮うこともある。でも本当は悟さんの方が料理が上手なのは知っている
「今夜は何が食べたいですか?」
「憂太が僕に作ってくれるなら何でも食べたい」
ほら、そんなことを言う
世の中の料理を作る人が1番困る答えだ
「なら、おまかせ、ですね」
意匠返しにそう言ってキッチンへ下がる
今はまだ午前中。まずは包丁の手入れをしよう
ショリショリショリショリ
一心不乱に研いでいると悟さんがいつの間にかこちらを見ていた
「刀鍛冶とかできそうだね」
「自分の刀とか作るのもいいかもですね」
グルメブームの名残で包丁の手入れはいつもしている
任務が忙しくてなかなか自炊ができないけど悟さんとの食事ができる時は腕を奮うこともある。でも本当は悟さんの方が料理が上手なのは知っている
「今夜は何が食べたいですか?」
「憂太が僕に作ってくれるなら何でも食べたい」
ほら、そんなことを言う
世の中の料理を作る人が1番困る答えだ
「なら、おまかせ、ですね」
意匠返しにそう言ってキッチンへ下がる
今はまだ午前中。まずは包丁の手入れをしよう
ショリショリショリショリ
一心不乱に研いでいると悟さんがいつの間にかこちらを見ていた
「刀鍛冶とかできそうだね」
「自分の刀とか作るのもいいかもですね」
シャリシャリシャリ…
かき氷機の音を聴きながら無駄にたくさんあるシロップを眺める
赤青黄…チューリップもびっくりなカラフルなシロップ
梅 柚子 抹茶とこだわりの一品もあるようだ
白玉 餡子 スライスレモンと飾るものまである
「さ!できたよ!どれかける?」
山盛りのふわふわ氷が入ったクリスタルグラスを片手に楽しそうに笑う先生が聞いてくる先生はアイマスクもサングラスもない。煌めく瞳から目が離せない僕は
「先生の色にしてください」と何も考えずに言ってしまった
「…」
かたん、とグラスを置くと先生は黙り込んで僕の前に立つと
「りょ〜かい」と野獣の目をして口を開け僕を食べ始めた
シャリシャリシャリ…
かき氷機の音を聴きながら無駄にたくさんあるシロップを眺める
赤青黄…チューリップもびっくりなカラフルなシロップ
梅 柚子 抹茶とこだわりの一品もあるようだ
白玉 餡子 スライスレモンと飾るものまである
「さ!できたよ!どれかける?」
山盛りのふわふわ氷が入ったクリスタルグラスを片手に楽しそうに笑う先生が聞いてくる先生はアイマスクもサングラスもない。煌めく瞳から目が離せない僕は
「先生の色にしてください」と何も考えずに言ってしまった
「…」
かたん、とグラスを置くと先生は黙り込んで僕の前に立つと
「りょ〜かい」と野獣の目をして口を開け僕を食べ始めた
僕の苦手なものの一つに写真がある
呪術高専にきて撮った学生証の写真は半目。友達と写真を撮った時は半笑い
くる!と思って身構えると引き攣った顔
今回もみんなと撮った写真は顔が引き攣っていた。それも味だな、とパンダ君は言うけれどたまにはみんなと笑顔で撮れないかなぁ…とため息ひとつ
そんなの簡単じゃーん🎵と先生が徐にスマホでパシャっと撮った写真はびっくりしながらもみんな笑顔な4人の姿
ほら、いい顔してるよ!シュポン、と送ってくれた
でも…
せっかくなら5人で写りたいです…と呟いて撮った写真は…
半目 半笑いのひどい顔だけど幸せな一枚。僕の宝物
僕の苦手なものの一つに写真がある
呪術高専にきて撮った学生証の写真は半目。友達と写真を撮った時は半笑い
くる!と思って身構えると引き攣った顔
今回もみんなと撮った写真は顔が引き攣っていた。それも味だな、とパンダ君は言うけれどたまにはみんなと笑顔で撮れないかなぁ…とため息ひとつ
そんなの簡単じゃーん🎵と先生が徐にスマホでパシャっと撮った写真はびっくりしながらもみんな笑顔な4人の姿
ほら、いい顔してるよ!シュポン、と送ってくれた
でも…
せっかくなら5人で写りたいです…と呟いて撮った写真は…
半目 半笑いのひどい顔だけど幸せな一枚。僕の宝物
憂太はさ、雑なんだよね
と言った時の憂太の苦虫を噛み潰した顔は可愛かった。憂太が可愛くない時なんてな…くはないけど、それは僕のことで腐ったミカンどもの事を言ってる時だけだ。あんなやつらのことなんか気にしなくていいっていつも言ってるのに
憂太が雑なのは呪力だけじゃない。自分自身のことなんか雑も雑。大雑把すぎて周りがヒクほど雑
食事、身だしなみ、自己主張…
いくら抑圧された生活を6年もあったとはいえ、そろそろ直ってきてもいいはずなんだけどなぁ
こんなに可愛い寝顔、こんなに可愛い身体、どうして雑に扱うかなぁ?
今は僕の横ですっかり落ちて薄紅色に染まった美味しそうな身体にキスを贈る
憂太はさ、雑なんだよね
と言った時の憂太の苦虫を噛み潰した顔は可愛かった。憂太が可愛くない時なんてな…くはないけど、それは僕のことで腐ったミカンどもの事を言ってる時だけだ。あんなやつらのことなんか気にしなくていいっていつも言ってるのに
憂太が雑なのは呪力だけじゃない。自分自身のことなんか雑も雑。大雑把すぎて周りがヒクほど雑
食事、身だしなみ、自己主張…
いくら抑圧された生活を6年もあったとはいえ、そろそろ直ってきてもいいはずなんだけどなぁ
こんなに可愛い寝顔、こんなに可愛い身体、どうして雑に扱うかなぁ?
今は僕の横ですっかり落ちて薄紅色に染まった美味しそうな身体にキスを贈る
高専の最寄駅に着いて階段を降りていると先生がいた。今日はお休みの日だから私服だ
洋服屋さんのマネキンの様な何を着ても似合ってしまう人。僕をみつけて一足飛びに階段を登ってくる
二段飛ばしは僕でもするけれど、四段飛ばしはさすがにびっくり
同じ二足歩行生物だよね?
「お疲れ様、憂太。なぁに?僕に会えて嬉しいからって熱い視線で舐め回さないでよ。部屋から出れなくするよ?」
ニヤけながら言う先生を後ろのギャラリーが黄色い悲鳴で賑わせる
「迎えにきてくださったんですか?今日もカッコいいですね」さりげなく手をからめて繋ぎ一緒に階段を降りるとまた悲鳴が上がる
「…憂太もたいがいかっこいいけどね」
高専の最寄駅に着いて階段を降りていると先生がいた。今日はお休みの日だから私服だ
洋服屋さんのマネキンの様な何を着ても似合ってしまう人。僕をみつけて一足飛びに階段を登ってくる
二段飛ばしは僕でもするけれど、四段飛ばしはさすがにびっくり
同じ二足歩行生物だよね?
「お疲れ様、憂太。なぁに?僕に会えて嬉しいからって熱い視線で舐め回さないでよ。部屋から出れなくするよ?」
ニヤけながら言う先生を後ろのギャラリーが黄色い悲鳴で賑わせる
「迎えにきてくださったんですか?今日もカッコいいですね」さりげなく手をからめて繋ぎ一緒に階段を降りるとまた悲鳴が上がる
「…憂太もたいがいかっこいいけどね」
大好きな友達と後輩からの食事に憂太は幸せそうだ
胃袋は恐怖でひきつっていたかもしれないが
片付けは僕がするよ、みんなありがとう!と憂太が言い解散
これは憂太なりの気遣いでもあり真希たちからの気遣いでもある
さぁ、これからは僕との時間だよ!言うこと聞かずに食事を疎かにした子にはお仕置きしないとねぇ
心の中でうっそりと笑い、憂太の肩に手を置くと跳ねる肩はこれから何が起こるか察しているな
そう、最初からちゃんとイイ子にしていればいいんだよ
「憂太ぁ、今日は何が良いかなぁ?」
甘く囁く絶対零度の声は特級呪霊だって裸足で逃げ出すだろう
特級術師はどう立ち向かうかな?
食欲の次は睡眠欲かな
大好きな友達と後輩からの食事に憂太は幸せそうだ
胃袋は恐怖でひきつっていたかもしれないが
片付けは僕がするよ、みんなありがとう!と憂太が言い解散
これは憂太なりの気遣いでもあり真希たちからの気遣いでもある
さぁ、これからは僕との時間だよ!言うこと聞かずに食事を疎かにした子にはお仕置きしないとねぇ
心の中でうっそりと笑い、憂太の肩に手を置くと跳ねる肩はこれから何が起こるか察しているな
そう、最初からちゃんとイイ子にしていればいいんだよ
「憂太ぁ、今日は何が良いかなぁ?」
甘く囁く絶対零度の声は特級呪霊だって裸足で逃げ出すだろう
特級術師はどう立ち向かうかな?
食欲の次は睡眠欲かな