松岡亮二『教育格差(ちくま新書)』『東大生、教育格差を学ぶ(光文社新書)』
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松岡亮二『教育格差(ちくま新書)』『東大生、教育格差を学ぶ(光文社新書)』
@ryojimatsuoka.bsky.social
教育社会学者・龍谷大学社会学部准教授
「教育格差: 階層・地域・学歴 (ちくま新書)」<新書大賞2020・3位選出>
<書籍版>
http://amazon.co.jp/dp/4480072373
<キンドル版>
http://amazon.co.jp/dp/B07TXTSD3G
『現場で使える教育社会学』『教育論の新常識(中公新書ラクレ)』など
https://twitter.com/ryojimatsuoka
「2050年の夢」に寄稿しました
・「社会全体を対象とした定期的な調査データで、”生まれ”と教育の結果の関連に変化があったのかを確認する必要がある。私たちにできることは、こういった指標を経済成長率や失業率のように扱い、常に政策課題の中心に据え置くことだ」
www.nira.or.jp/paper/resear...
December 8, 2025 at 3:09 AM
NHKラジオに電話出演しました
・「けさの“聞きたい”|子どもの学習にどう向き合うか」
・下記リンクからお聴きいただけます(約3分ごろから出演しています)
www.nhk.or.jp/radio/player...
August 19, 2025 at 5:57 AM
『Voice』2025年6月号に拙稿が掲載されました。

PISA2022の分析をもとに、公私立校の違いや、都市規模によって異なる私立の役割について実証的に論じています。

データに基づく「まっとうな」教育論が広がることを願い、一から書き下ろした論考です。

ご一読ください!

www.php.co.jp/magazine/voi...
May 11, 2025 at 11:21 AM
4月28日に刊行される中村高康・苅谷剛彦編『コロナ禍と日本の教育』(東京大学出版会)が届きました!

私は「第3章 コロナ禍における教育格差:学力・学習時間・ICT活用・”主体的・対話的で深い学び”」を執筆しました。

ご一読願います!

目次など↓
www.utp.or.jp/book/b101241...
April 19, 2025 at 1:08 PM
朝日新聞の取材記事です。一読願います。URLは全文版。

「海城中入試から考える教育格差」

「全員が全力で潜在的な可能性を追求した結果、最終学歴やその後の所得が決まっているわけではないのです。これは、十分な支援があれば走り出す子が少なくないことを意味します」
www.asahi.com/articles/AST...
March 23, 2025 at 4:48 AM
無料オンラインイベントの参加者募集
・北海道の公立中学校のY先生から「教育格差」についてのご相談がありましたので、皆さんと一緒に考えるイベントを開催します
・1月28日(火) 15:30~17:00
・Google Meet (無料・事前登録制)
・詳細と参加登録は下記Googleフォームより↓
forms.gle/suKhe7TW4xSX...
オンラインイベント「みんなで考える教育格差 ~現場の声を共有する~」参加登録申請フォーム
オンラインイベント参加者募集! 「教育格差(ちくま新書)」著者の松岡亮二です。 北海道の公立中学校で教鞭を執るY先生から、「教育格差」についてのご相談をいただきました。その中で、教育格差に関心を広げ、現場で実践可能なアイデアを探る重要性を改めて感じました。 ただ、この大きなテーマに対して私一人で答えを出すのは難しいと感じています。そこで、皆さんと一緒に考えるオンラインイベントを開催することにしまし...
forms.gle
January 22, 2025 at 8:18 AM
「『教育格差』を書いた理由の一つは、単純に”ひとりではほとんど何もできないから”です。多くの人に理解して頂いて議論の仕方を変えなければ、過去数十年と同じく、”生まれ”によって人生の可能性が制限されている”凡庸な教育格差社会”は大きく変わりそうもありません」

www.dreampossibility.com/times/14606/
教育格差は誤解されている?実態を知り、根本的解決を目指すためには | D×Pタイムズ | 認定NPO法人D×P(ディーピー)
私たちは誰しも、生まれ育つ地域や家庭を選べるわけではありません。その違いが将来的に格差になるという傾向が、社会には確かに存在しています。 社会保障について何も知らない、制度を使うことには心理的なハードルがあるという人が多い日本。私たちは、社会保障制度をどのように理解すればよいのでしょうか。 「15歳からの社会保障の著者で社会福祉士の横山北斗さんに話を聞きました。
www.dreampossibility.com
January 14, 2025 at 8:35 AM
『中央公論』10月号の拙稿が、外務省の海外発信サイトに英字版として掲載されました。

読みやすくするため、文の順序や説明を調整した意訳版です。一字一句にこだわり自分で全訳しましたので、英語話者にご紹介いただけると嬉しいです。英語学習にも役立つかも?

↓全文公開
www.japanpolicyforum.jp/society/pt20...
December 21, 2024 at 2:27 AM
朝日新聞にインタビュー記事が掲載されました。

「”出身家庭のSESによる格差の問題は、高校の時点で対策を考えたのでは遅い/幼児教育などの早い段階で対策を打ち、出身家庭や出身地域といった子ども本人に変更不可能な〝生まれ〟によって学力や興味関心に目立った差がない社会を目指して努力すべきではないでしょうか”」

下記リンクで「12月6日 11:11まで全文」読むことができます。

digital.asahi.com/articles/ASS...
December 5, 2024 at 2:34 AM
座談会に参加しました
 「医学部医学科入学者選抜の現在と,望ましい在り方を考える」
 「医師として医学教育に長年携わる大滝氏,鈴木氏と,教育社会学者である松岡氏,英国の医学部入試について研究する教育学者・渡邊氏による議論」

↓下記リンク先で全文読めます
www.igaku-shoin.co.jp/paper/archiv...
医学部医学科入学者選抜の現在と,望ましい在り方を考える(大滝純司,鈴木康之,渡邊洋子,松岡亮二) | 2024年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
www.igaku-shoin.co.jp
November 16, 2024 at 1:41 AM
「私大についても地域格差が拡大していたとしたら/東京圏出身の学生にとっても大学は高校の延長線上になってしまう。大学で新しくできる友人が同じ東京圏で育った実家住まいばかりよりも、キャンパスにさまざまな出身地の学生がいるほうが東京圏出身者にとっても望ましいはず」

「各大学で地域枠や地方出身者を対象とした奨学金が設置されている。しかし/大学進学意欲を持つ地方の高校生の数に限りがあるので、地域格差を縮小することは難しいだろう」

「各大学の/自主的な取り組みに任せるのではなく、国の政策として十分な予算を投じるべきでは」

mainichi.jp/articles/202...
このままでは大学が高校の延長線上に 「教育は投資」の合意形成を | 毎日新聞
早稲田大と慶応大の入試で、東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の合格者の割合が増えている。既に判明していた国立の旧帝国7大だけでなく、「受験格差」は私立大でも広がっているということだ。背景に何があり、どのように改善すべきなのか。教育に関する格差に詳しい松岡亮二・龍谷大准教授(教育社会学)に聞いた。【
mainichi.jp
November 13, 2024 at 1:54 AM
「東京圏にある高校の合格者数の割合は、早大は09年度に63%だったが、24年度は76%と13ポイント増加。慶大も同様に62%から13ポイント増の75%に」
「”背景に地方の少子化に加え、社会経済的に恵まれた家庭が集まっている東京圏における教育熱の高まりがあるのでは”」

mainichi.jp/articles/202...
早慶の合格者、4人に3人が東京圏出身 私大でも受験格差拡大 | 毎日新聞
国内最難関の私立大学とされる早稲田大と慶応大の合格者に占める東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の高校出身者の割合が2009~24年度の15年間でいずれも6割強から7割半ばへと増加したことが、毎日新聞の集計で明らかになった。国立の旧帝国7大学で東京圏の合格者数が増えたことが判明しているが、難関私大で
mainichi.jp
November 13, 2024 at 1:53 AM
『中央公論』2024年10月号掲載記事の前半部がオンラインで公開されました。
・「政治、行政、メディアを含め”変化”に焦点を置いた議論が散見されるが、客観的な全国を対象としたデータで確認できるのは、元から存在する教育の不平等がコロナ禍を経て僅かに拡大した姿である」

chuokoron.jp/society/1256...

後半の政策論は『中央公論』2024年10月号でご一読願います。
September 20, 2024 at 8:57 AM
『中央公論 2024年10月号』に寄稿しました。最近行った2つの研究の知見を紹介した上で、政策について論じました。ご一読願います!

今号には苅谷剛彦教授(オックスフォード大学)の寄稿記事「放置された不平等の慣性」も掲載されています。圧倒的な読み応えです。

chuokoron.jp/chuokoron/ba...
September 10, 2024 at 2:54 AM
「均質化する東京の難関大」後編
・大学進学の地域格差について執筆しました。ご一読下さい
・「2023年の高校3年生でみると、最も普通科在籍率が高いのは東京都で88.6%、47都道府県で最も低いのは宮崎県の45.4%だ。大学進学と親和性が高いカリキュラムを持つ普通科の在籍率は実際の4大進学率と関連している」「東京都は普通科在籍率88.6%で4大進学率も77.6%と高いが/宮崎県だと普通科在籍率45.4%で4大進学率も40.1%に留まる。大学進学という観点では、どの都道府県で育つかによって現実的な機会に差が存在するといえる」  
jbpress.ismedia.jp/articles/-/8...
April 5, 2024 at 2:15 AM
「均質化する東京の難関大」中編
・東京の難関大の東京圏大学化への対策としてアファーマティブ・アクション(積極的格差是正措置)に関して執筆しました。ご一読願います。

「大学進学に不利な実態がある以上、入試と奨学金における親非大卒枠、地方出身枠、女性枠という形でアファーマティブ・アクションを行う妥当性はあるといえる。文科省も「家庭環境、居住地域、国籍、性別等」と明記の上で各大学による実施を奨励している」

jbpress.ismedia.jp/articles/-/8...
April 4, 2024 at 1:41 AM
毎日新聞の取材を受けた後、データをお借りして、自分で分析した上で解説記事を執筆しました。
・「東京大学の合格者に占める東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)出身者の割合が近年増加傾向にある」
・「限られた経験のまま難関大卒になることは本人の責任ではないが、異なる出身家庭のSES(社会経済的地位)、出身地域、性別を持つ他者に対する想像力を培う機会が乏しいまま社会的に影響力の高い仕事につくことは誰にとっても望ましい状態とはいえないはずだ」

jbpress.ismedia.jp/articles/-/8...
April 3, 2024 at 3:38 AM
地域格差についてのインタビュー記事が毎日新聞オンラインに掲載されました。
「”難関大の学生から出身家庭の社会階層や出身地域の多様性が失われるのは、東京圏出身の学生にとっても不幸だ。似た環境で育った人がキャンパスに増えれば、多様な価値観に触れる機会も減ることになる”」

mainichi.jp/articles/202...
April 3, 2024 at 2:33 AM
難関大合格の地域格差拡大について取材を受けました
「旧帝国7大学に合格した東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の高校出身者が、2008~23年度の15年間で1・68倍に急増」
「”地方から難関大に挑戦しづらくなり、受験機会と受験結果の双方で格差がさらに広がる恐れがある”」
mainichi.jp/articles/202...
April 3, 2024 at 2:16 AM
仕事で必要だったので朝食時に『東大生、教育格差を学ぶ (光文社新書)』を再読。面白い!

朝食メニューは新書サイズの団子(糖質140グラム)(とプロテイン40グラム)。

www.amazon.co.jp/dp/4334046541
March 1, 2024 at 11:49 AM
「日本と世界の課題2024」(NIRA総合研究開発機構)に寄稿しました。

「全国の小中学校を対象としたデータを分析すると、コロナ禍で期待された情報通信技術(ICT)の活用と学習指導要領が定める「主体的・対話的で深い学び」に関する実践に関して、SES(社会経済的地位)による学校間格差を確認できる。具体的には、高SES家庭出身の児童生徒の割合が高い学校ではICTがより活用され、「深い学び」が実践・修得されている傾向にある」

この実証知見は現在執筆中の原稿に基づいています。

下記URLに全文(約700文字)があります。

www.nira.or.jp/paper/my-vis...
日本と世界の課題2024【氏名順】|NIRA総合研究開発機構
日本、そして世界は、転換の時代を迎えている。国際情勢が混迷を深める中、2024年は米国大統領選挙ほか、多くの国が重要な政治日程を迎える。日本に目を向ければ、少子高齢社会の中での財政再建、ジェンダー平等の実現、脱炭素社会への転換、対外政策など、これからのグランドデザインが問われる正念場にいる。NIRA総研では、これまで『わたしの構想』誌に登壇いただいた方々やNIRAのプロジェクトに協力いただいた方々、総勢136名の専門家に、ご自身のテーマからみた日本と世界の課題や展望を寄稿してもらった。
www.nira.or.jp
February 8, 2024 at 3:06 AM
高等教育研究の主要学術誌「Higher Education」に共著論文が掲載されました。

日本の大学生の留学希望と留学経験に関する社会経済的地位による格差の実証分析です。

共著者はドイツのSteve R. Entrich先生(デュースブルク・エッセン大学)とNicolai Netz先生(ドイツ高等教育科学研究センター)です。

オープンアクセスになっているので全文閲覧&本文のPDFファイルのダウンロードが可能です。

ご一読願います!

link.springer.com/article/10.1...
link.springer.com
February 8, 2024 at 3:04 AM