すおさく/🫖🌸(3/3)
すおさく/🫖🌸(3/3)
すおさく/🫖🌸(2/3)
すおさく/🫖🌸(2/3)
うん、いい子。満足気に頷いた🫖はオレの頭を撫でると「帰ろうか」と口にしてオレの手を取るとそのまま歩き出す。
「ッおい!」
「手を繋いでも赤ちゃんはできないでしょ?今日は🌸くんをおうちまで送るだけだから、ね?」
「…………歩くの、早いんだよ」
「!ごめんね、ゆっくり歩くね」
歩くのが早いなんて嘘だ、むしろいつもよりゆっくりに歩いている。それなのにこの時間がもっと続けば良いのにな、なんて思ってしまったら自然と口から飛び出していた
理不尽な言い方をしている自覚はある。それなのに🫖は嬉しそうに笑いながらゆっくりと歩いてくれた。それが嬉しくてまた顔が熱くなる
うん、いい子。満足気に頷いた🫖はオレの頭を撫でると「帰ろうか」と口にしてオレの手を取るとそのまま歩き出す。
「ッおい!」
「手を繋いでも赤ちゃんはできないでしょ?今日は🌸くんをおうちまで送るだけだから、ね?」
「…………歩くの、早いんだよ」
「!ごめんね、ゆっくり歩くね」
歩くのが早いなんて嘘だ、むしろいつもよりゆっくりに歩いている。それなのにこの時間がもっと続けば良いのにな、なんて思ってしまったら自然と口から飛び出していた
理不尽な言い方をしている自覚はある。それなのに🫖は嬉しそうに笑いながらゆっくりと歩いてくれた。それが嬉しくてまた顔が熱くなる
「な、何がおかしいんだよ!」
「いやぁ、オレの🌸くんは今日も可愛くて最高に天然記念物だな〜って。国で保護するべきだよ」
「は、はぁ?意味分かんねぇこと言ってんな!」
「結構本気なんだけどな」
ひと通り笑った🫖は、はぁーっと息を吐きながらご機嫌そうに口角を上げながらオレを見つめた。
「仕方ない、今日は可愛い🌸くんに免じて我慢してあげようかな。交際記念日だし。でも次はないからね、明日はオレと一緒にお勉強だよ。分かった?」
「なんでだよ」
「分かった??」
「……わぁったよ」
「な、何がおかしいんだよ!」
「いやぁ、オレの🌸くんは今日も可愛くて最高に天然記念物だな〜って。国で保護するべきだよ」
「は、はぁ?意味分かんねぇこと言ってんな!」
「結構本気なんだけどな」
ひと通り笑った🫖は、はぁーっと息を吐きながらご機嫌そうに口角を上げながらオレを見つめた。
「仕方ない、今日は可愛い🌸くんに免じて我慢してあげようかな。交際記念日だし。でも次はないからね、明日はオレと一緒にお勉強だよ。分かった?」
「なんでだよ」
「分かった??」
「……わぁったよ」
不満そうにくぐもった声であからさまに不機嫌を主張してくる🫖だったがこちらも譲れないものは譲れねぇ。
「お、ぉま、ち、ちちち、ちゅー、は、ダメだろ!」
「ち、……なんで?」
「だって、ちゅーしたら、赤ちゃん……できちまうだろ!オレら糸吉女昏もしてねぇのに!」
不満そうにくぐもった声であからさまに不機嫌を主張してくる🫖だったがこちらも譲れないものは譲れねぇ。
「お、ぉま、ち、ちちち、ちゅー、は、ダメだろ!」
「ち、……なんで?」
「だって、ちゅーしたら、赤ちゃん……できちまうだろ!オレら糸吉女昏もしてねぇのに!」
「……ん。分かったから、連呼すんな」
「何度でも言わせて。オレの気持ちもっともっと知って欲しいんだ」
甘い声にこちらが恥ずかしくなる。まるで発熱したように頭がぼーっとして🫖を見上げるとあいつも少しだけど頬を染めたままで、余裕な🫖の意外な一面を知れてよかったどこか優越感に浸る。
「ねえ、🌸くん。キス、してもいいかな?」
尋ねておきながらすっと顔を寄せてくる🫖にはっと目を見開いて慌ててあいつの口を手で塞いだ。不満げに眉を顰められ、抗議するかのようにべろりと手のひらを舐められる。
「ひっ!」
「……ん。分かったから、連呼すんな」
「何度でも言わせて。オレの気持ちもっともっと知って欲しいんだ」
甘い声にこちらが恥ずかしくなる。まるで発熱したように頭がぼーっとして🫖を見上げるとあいつも少しだけど頬を染めたままで、余裕な🫖の意外な一面を知れてよかったどこか優越感に浸る。
「ねえ、🌸くん。キス、してもいいかな?」
尋ねておきながらすっと顔を寄せてくる🫖にはっと目を見開いて慌ててあいつの口を手で塞いだ。不満げに眉を顰められ、抗議するかのようにべろりと手のひらを舐められる。
「ひっ!」
曖昧な答えをするのは最低だと分かってる。それでも今、この場でどうしても伝えたかったのだ。
「っ!」
🫖は目を見開くと微かに頬を赤く染めふいっと顔を逸らした。そんな顔みたことがない。思わず目を丸くして顔を覗き込むと反対側に逸らされる。また覗き込むと同じように背けられてしまった。
「す、すぉ……?」
「今のは、反則でしょ」
ぼそりと何かを呟いた🫖はオレを見下ろし、そしてするりと頬に手を添えられる。同い歳なのにオレよりも大きく感じるその温もりが心地好くてすりっと自ら頬を寄せてしまった
一瞬🫖の手に力が籠ったように思えたがすぐに優しく撫でられる
曖昧な答えをするのは最低だと分かってる。それでも今、この場でどうしても伝えたかったのだ。
「っ!」
🫖は目を見開くと微かに頬を赤く染めふいっと顔を逸らした。そんな顔みたことがない。思わず目を丸くして顔を覗き込むと反対側に逸らされる。また覗き込むと同じように背けられてしまった。
「す、すぉ……?」
「今のは、反則でしょ」
ぼそりと何かを呟いた🫖はオレを見下ろし、そしてするりと頬に手を添えられる。同い歳なのにオレよりも大きく感じるその温もりが心地好くてすりっと自ら頬を寄せてしまった
一瞬🫖の手に力が籠ったように思えたがすぐに優しく撫でられる
すおさく/🫖🌸
もう二度とやらねぇって決めた(2/3)
すおさく/🫖🌸
もう二度とやらねぇって決めた(2/3)