そこで玲ちゃんを連れて無理矢理逃走を試みるも服部さん達に見つかりあえなく失敗
しかしここで玲ちゃんの現状とそれの理不尽さを訴え服部さん達に玲ちゃんの待遇改善に協力してくれるよう説得
なんでそこまで、と尋ねる玲ちゃんに好きだから、と当然の様に答える菅野くん
ハッピーエンドにするならここから服部さんと未守さんの協力を得て待遇改善に成功 玲ちゃんは研究協力のため基本は王都に留まるもたまに故郷に帰れるようになる
二人は付き合いはじめ、菅野くんはあんまり王都にいられないけど忙しい中でも二人は確かに愛を育んでいくのでした
完

隣国との小競り合い鎮静のため国境近くの町に赴くヨウ達遊撃隊
森の中で戦闘を行なっていたがそこで運悪く薬草の採集を行なっていたレイが巻き込まれてしまう
ヨウ達の奮闘によりレイはなんとか生き延びたものの矢傷を負ってしまう
隣国が使う武器は全て致死性の毒が塗ってあるためレイの生存は絶望的だったが何故かレイは次の日になっても生きていた
ヨウはレイに原因に心当たりがないか尋ねるもレイ自身にも原因がわからない
毒が効かない体質の仕組みがわかれば隣国との戦いの戦死者を大幅に減らせるためこれを研究するためにレイを王都に連れて行くことに

・レイ【案②】
南部の国境近くの町の生まれ
父は軍人だったがレイが幼い内に隣国との小競り合いのなかで死亡、母もひとりで子供を支える苦労からまもなく死亡 母の友人だったミモリに引き取られる
優秀な薬師であるミモリの指導のもと自らも薬師として働いている
ヨウ達との関わりの中で毒が効かない体質なことが発覚したが原因は本人にも不明

・レイ【案①】
南部の国境近くの町の生まれ
普通の庶民の娘
薬師として働いており、直接客に薬を売ることもあれば軍や商店に薬を卸すこともある 隣国との小競り合いが多いので客には困らない
ヨウ達との関わりのなかで毒が効かない体質なことが発覚したが原因は本人にも不明
親は普通の体質

・軍
王都防衛を担う第一師団、南部防衛を担う第二師団、西部防衛を担う第三師団、東部防衛を担う第四師団、北部防衛を担う第五師団からなる
ヨウの部隊は第一師団に属するが遊撃隊として編成されておりその地の部隊だけでは対処できない問題が発生すると国中どこへでも行く なのであんまり王都にはいない
王都防衛を担う第一師団が最も優秀ということになっているが実戦経験豊富なのはカデラノとの国境を接する第二師団（南部）

・ナツキ【案②】
元浮浪児
浮浪児を軍に入れて役立てる政策により軍に入隊
気風が合い才能もあったためめきめき成長
何度か新人の指導に来ていたヨウに心酔し熱烈なラブコールを送り実力を示したことでヨウの部隊に入隊
ヨウの部隊では一番下っ端だがなんやかんや愛されている

・ナツキ【案①】
本当の両親は宮廷で働いていた役人（一般市民）だがナツキが幼いうちに亡くなった
その後貴族だったが母の友人だったミモリに引き取られミモリの子供として育てられる
軍への憧れからミモリの反対を押し切って軍に入隊したものの当初はミモリの根回しと周りからの腫物扱いによって裏方仕事ばかりさせられる
これに不満を覚え勝手に現場に出たが経験もないため上手くいかず怪我を負う
ミモリはこれに反省し知り合いのヨウに指導を託す ヨウが半分辞めさせるつもりでしごいたところ謎に刺さったらしくヨウに心酔 現在もヨウの部隊で活躍中
ヨウの部隊では一番下っ端だがなんやかんや愛されている

・ソウセイ
普通の庶民の息子
小さい頃から運動神経が良かった&軍に憧れがあったことから軍に入隊
若手の中ではかなりの有望株
ヨウの部隊では新人寄りの中堅

・ツカサ
とある貴族の妾の息子
母親が亡くなったのを機に厄介払いで軍に入れられた
最初は嫌々だったが実力主義の気風が合い、ヨウという尊敬する人間にも出会えたので今は結構楽しんでいる
ヨウの部隊の副隊長

・ヨウ
第一師団の遊撃隊隊長
貴族の傍流の生まれだが宮廷で権力争いをするより体を動かす方が性に合っていたので軍に入隊
入隊直後からめきめき頭角を表し現在最年少隊長

・カデラノ
トワラルの隣国
歴史と建国の経緯はだいたいトワラルと同じ
トワラルとは100年ぐらい前に停戦協定を結んでからは冷戦状態だが小競り合いは割とよくある
カデラノの軍隊は毒などの化学兵器を用いることで有名

・トワラル
ヨウとかレイ達がいる国
200年ぐらい前に起こり50年ぐらい続いた大陸全土を巻き込んだ戦争の終わりあたりで建国された
君主制で国が始まったときから続く王家を君主として貴族が政治の実権を握っている
トワラルの軍隊は非常に統制がとれていることで有名