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「このような生態のシステムは、日本でも中国でも変わりはなかった。この田村氏や上田氏の研究の成果は、平和と飽食に慣れて、ついその目でしか中世を見てこなかった、私たちへの大きな警鐘である」と。
「このような生態のシステムは、日本でも中国でも変わりはなかった。この田村氏や上田氏の研究の成果は、平和と飽食に慣れて、ついその目でしか中世を見てこなかった、私たちへの大きな警鐘である」と。
「また、田村氏によれば中世には、かりにピークの端境期を乗り切っても、さらに下痢(消化器系疾患)の集中する夏と、風邪(呼吸器系疾患)の多発する冬にも、かなりの死者が集中していた、という。戦国の暮らしの厳しい環境が切実にしのばれる」(同上)
なるほど
「また、田村氏によれば中世には、かりにピークの端境期を乗り切っても、さらに下痢(消化器系疾患)の集中する夏と、風邪(呼吸器系疾患)の多発する冬にも、かなりの死者が集中していた、という。戦国の暮らしの厳しい環境が切実にしのばれる」(同上)
なるほど
藤木久志『戦国の村を行く』朝日新書
amzn.to/4fFmQaa
信長、秀吉の時代、あいつぐ戦乱に加え、飢饉・天災にみまわれるなどの過酷な環境を村人たちはどう生き抜いたのか。
落城後の城下で横行したのは苛烈きわまる「人の略奪」と「売買」だった。
戦争の惨禍の焦点は身に迫る奴隷狩りにあったのだ。
村の人々や領主はそれにどう対処したのか。
戦国時代、悪党と戦い百姓が城をもった村や小田原攻めの豊臣軍からカネで平和を買った村などの存在が史料から浮かび上がる。
したたかな生命維持装置(サヴァイヴァル・システム)としての村とは何か。
戦国時代研究の第一人者による名著復活。
藤木久志『戦国の村を行く』朝日新書
amzn.to/4fFmQaa
信長、秀吉の時代、あいつぐ戦乱に加え、飢饉・天災にみまわれるなどの過酷な環境を村人たちはどう生き抜いたのか。
落城後の城下で横行したのは苛烈きわまる「人の略奪」と「売買」だった。
戦争の惨禍の焦点は身に迫る奴隷狩りにあったのだ。
村の人々や領主はそれにどう対処したのか。
戦国時代、悪党と戦い百姓が城をもった村や小田原攻めの豊臣軍からカネで平和を買った村などの存在が史料から浮かび上がる。
したたかな生命維持装置(サヴァイヴァル・システム)としての村とは何か。
戦国時代研究の第一人者による名著復活。