「ざ、雑渡さん、あの」 「……」 「いい加減、離していただけるとありがたいのですが」 「……やだ」 「やだって言われても、あの、みなさんの前ですし」 「……こら昆、善法寺くんが困っているだろう」 いや、今は女の子だから善法寺さんの方がいいのかな、と山本さんが呑気に言う。 今僕は山

12/21発行の新刊サンプルになります 

西4ホール ム 55a 珈琲病院牛乳課 ｢霜の声｣ A5/58P/700yen 毎年冬だけ一緒に暮らしていた雑伊が伊作の怪我をきっかけに変わる話 ※伊作くん欠損ネタ ※体調不良有 ※モブ＋モブの死ネタ有 以上が大丈夫な方のみどうぞ