めちゃめちゃ遅くなりましたがよろしくお願いします

ガルクラは一貫して登場人物の心の声を出さないという手法を取っていますが、桃香さんだけはその時の曲の歌詞に心情が反映されています。声なき魚は冒頭で帰ろうとしていた、心が完全に折れてしまった桃香さんの最後の遺書みたいな歌詞になっていて最後のフレーズも「幸せになりたかった」で終わります。それを「あの時の自分の歌」である仁菜に歌わせることで禊をしているという意味もありそうですが、自分を慕ってる子に何歌わせてるんだという業の深さも感じます。

スケスケスティールヘイズリクエストで指定なしで出てくるモノじゃん

きっとえっちなスティールヘイズのリクエストが・・・

たくさんの自分がハイライトされるシーンの歌詞「代わりなんてさいくらでも転がってるんだ」を象徴するシーンでもありますよね。
あの服を着せた理由に仁菜が絶対に嫌がる服（仁菜くらいの年頃の女の子らしさに対するコンプレックス）に対立させようという目論見があると思うので仁菜ぐらいの女の子が憧れる可愛さに対して中指を立てているシーンとも言えますね。続く歌詞も「自分らしくなんてそんな簡単に言わないでしょ」ってのにも掛かってきます。
公式の「トゲナシトゲアリは純文学である」というメッセージから歌詞よりに考察してみました。

なんかこれまとめて投稿したら1p目が最後にくっついちゃってるのに気づいた