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伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングは三つ数えろ』を読了。ギャングシリーズの3作目。銀行強盗犯なのだが、銀行強盗にはほとんど関係ない。このシリーズは他の作品に比べて登場人物のキャラが薄いが、今回は悪役がちょっとむかつくやつで面白かった。
December 7, 2025 at 9:42 AM
『教養としてのローマ史の読み方』を読了。ローマ帝国の発生から滅亡までを描いた書。後半に皇帝がわらわら出てくるところは読んでいてわからなくなるよねと思いながら。塩野本でじっくり読まないと理解は厳しいでしょうね。
December 3, 2025 at 10:44 AM
池井戸潤さんの『民王』を読了。『陸王』のような話かと思ったが、政治をベースにしたコメディ。確かに遠藤憲一さんが合ってますね。
November 24, 2025 at 5:00 AM
『塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック』を読了。写真を見ながら、ローマ帝国の最初から最後までをざっとダイジェストでまとめている。本編を読んでおかないと深く理解できないですね。
November 15, 2025 at 1:25 PM
『ローマ人の物語43』を読了。東ローマ帝国は一旦ローマを奪還するが、再び蛮族に支配される。ローマは荒廃し、物語は終焉する。ローマ帝国の滅亡の時期はあいまいだが、ローマの終わりを物語の終わりとしている。ついに43巻全巻読み通しました。
November 15, 2025 at 1:22 PM
『ローマ人の物語42』を読了。蛮族の侵入に対して軍司令官のアエティウスは善戦する。が、またも謀殺。蛮族はスペインからアフリカにわたりカルタゴ経由でローマに入城する。蛮族は新たな皇帝を立てることはせず西ローマ帝国は滅亡。帝国の滅亡というよう消滅であっけない最期。あと残り1巻。
November 7, 2025 at 9:28 AM
國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学』を読了。退屈について3分類して、ハイデッガー、ラッセル、スピノザを引用しながらわかりやすい文章で展開。哲学の割にわかりやすいことが逆にあれ?と突っ込みたくなるところもある。哲学ってこんな論理展開でいいんだっけ?とも思った。
November 6, 2025 at 1:27 PM
『ローマ人の物語41』を読了。皇帝の統治力は弱まり、軍司令官のスティリコが頑張って、蛮族の侵入を防ぐ。が、反逆罪を着せられ処刑される。防衛力を失ったローマは蛮族に侵入、蹂躙される。あと残り2巻。
October 25, 2025 at 3:01 AM
伊坂幸太郎さんの『死神の浮力』を読了。サイコパスとの戦いだが、こちらに死神がついていればまず負けない。『マリアビートル』の王子くんほどの憎らしさではないが嫌な奴で、死神のせいでペースを乱されてコミカルでもある。
October 15, 2025 at 10:13 AM
『世界の民族超入門』を読了。全世界の民族、人種、宗教とそれによる問題を解説した本。知らなかったことが多くて勉強になるし、日本が平和すぎるのを実感した。
October 12, 2025 at 1:06 PM
伊坂幸太郎さんの『死神の精度』を読了。主人公の死神が対象者を1週間観察して、死なせるか死なせないか決める話。基本的に一話完結なのだが、話に連続性があっておもしろいね。
September 14, 2025 at 8:22 AM
『ローマ人の物語40』を読了。ヴァレンティニアヌスは蛮族の侵入に対処する。しかしながらその後のヴァレンスは大敗。そうこうしているうちにローマ帝国はキリスト教に飲み込まれ国教化される。多神教のローマ宗教から一神教のキリスト教に変わり、政治、文化、風土が一気に変貌していく。
September 13, 2025 at 7:58 AM
万城目学さんの『六月のぶりぶりぎっちょう』を読了。2編の話が入っていて、『三月の局騒ぎ』の方が良かった。場所が北白川でなじみがあるし、謎の女性「清(きよ)」さんのキャラが光ってた。
August 23, 2025 at 4:48 AM
『ローマ人の物語39』を読了。ユリアヌスはキリスト教の優遇策を撤廃し改革を進める。が、得意だと思われたペルシャ戦役で細かいミスを繰り返し、戦闘中に重傷を負い死んでしまう。次の皇帝はユリアヌスの政策をすべて元に戻してしまう。
August 13, 2025 at 8:51 AM
夏川草介さんの『スピノザの診察室』を読了。京都の小さな医院に勤める内視鏡医の話。この方の文体はいつもさわやかな感じがあるので、終末期を迎える患者たちとのやりとりが暗い話にならず進んでいく。『神様のカルテ』同様に好きな本ですね。
August 9, 2025 at 7:44 AM
池井戸潤さんの『ハヤブサ消防団』を読了。田舎の消防団からかなり壮大な話になってくるミステリー。最後の数十ページになっても犯人が不明確でドキドキするね。相変わらず話の展開が上手。
August 3, 2025 at 3:09 PM
伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングの日常と襲撃』を読了。また短編集だけどつながりのある話だった・・・。ギャングシリーズは殺し屋シリーズほどキャラが濃くないし。
July 27, 2025 at 11:47 AM
『ローマ人の物語38』を読了。コンスタンティヌスのあと、5人に引き継がれるがやっぱり争いがおこり、1人が残る。また1人だと外敵に対応できず、遺児を副帝にする。この副帝ユリアヌスは軍事、政治経験がないのだが、そこそこ有能。
July 12, 2025 at 11:06 PM
『現代哲学の最前線』を読了。正義論、承認論、自然哲学、心の哲学、新しい実践論の5つの問いについて書かれた本。何となく理解できるが結局はよくわからくてすっきりしない、という状態だが、それが哲学なのかもしれない。
July 5, 2025 at 12:30 PM
伊坂幸太郎さんの『首折り男のための協奏曲』を読了。長編だと思ったら短編集だった。同じ人物がちょくちょく登場するのでどうなるかと思ったら、どうにもならなかった。短編集って書いておいてよ。
June 29, 2025 at 9:50 AM
『ローマ人の物語37』を読了。四頭政は終わり、コンスタンティヌスが勝ち残る。専制君主制をひくことになり、ローマ帝国自体の仕組みが大幅に変更される。キリスト教の布教も認めることとなり、雰囲気が中世ヨーロッパっぽくなってきた。
June 20, 2025 at 10:57 AM
『ローマ人の物語36』を読了。四頭政が続くがそのうち6人まで皇帝が増える。運良く外敵からの侵入がない間に内戦が続き、2人までに絞られる。そしてついにキリスト教を公認する。強いリーダーシップのありそうなコンスタンティヌスが登場して安定しそうなのだが、滅亡まであと7巻。
May 25, 2025 at 7:26 AM
『ローマ人の物語35』を読了。ディオクレティアヌスは北と東の侵入に対して帝国を2つに分けてさらに副帝を置く四頭政を敷く。軍は肥大化して巨大な官僚組織が出来上がる。支出増大に伴う税制改革、インフレ対策を行うが、権力の集中が進み、絶対君主制に変わっていく。外敵への対策はできたが、だんだんと内部からのほころびが目立ってきました。
April 25, 2025 at 9:24 PM
ヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』を読了。ドイツの強制収容所から生還した精神科医の話。昔の本なので読みにくいかと思ったが、自分の体験が淡々と記述され理解もしやすい。この本の最大のポイント"わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ"がすんなり理解できず、何度も読み返したがまだしっくりこない。極限まで追い詰められた人のことを、そんなに簡単に理解できるものではない。
March 30, 2025 at 6:27 AM
『ローマ人の物語34』を読了。帝国の劣化は見られるが、それでも有能な皇帝があらわれる。アウレリアヌスは3分割してしまった帝国を再び統一し、プロブスは蛮族の侵入から守るのではなく攻め込んで撃破する。しかし、いずれも謀殺される。このころの皇帝は謀殺→病死→謀殺→病死→謀殺→事故死→謀殺→謀殺、で殺されすぎですね。
March 29, 2025 at 6:50 AM