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山川方夫の『箱の中のあなた』
好きだ……

江戸川乱歩の『日記帳』を読んだ
これ日記帳の読者である兄が、弟に関係以上の感情を抱いていて、弟の淡い恋を察した兄が弟の想い人を奪う意味で婚約してたら怖いな、などと色々考えていたのですが、それどこの諸戸だよと思ったのでこの話はなかったことに……でも色々考えられて面白い！

青空文庫で何作品か読んだけどいまいち頭と馴染まなくて悲しい、でもよだかの星は好きだった

Blueskyで人が買ってしまったものを見るのが好きなので、私も載せます
知らないあいだに双子になっていた雪国、ピンクのノートに好きな作家さんのシール、白檀の練り香水

孤島の鬼を読了。江戸川乱歩の最高傑作と言われているのを聞いたことがあるが、その評価は間違っていないと思う。探偵小説としての面と、乱歩だからこそ書ける同性愛の描写だったり、おどろおどろしい真実だったり……。どれを取っても良かったと自信を持って言える！久しぶりに乱歩作品を読んだけれど、やはり一度読み始めたら続きが気になってしまって没頭してしまう……！最後の二行から諸戸がどれほど箕浦のことを愛していたのかが想像できてしまい辛くなった。箕浦は罪な人だ

春琴抄を読み終えたのだが、この独特な句点の位置（独特なのかこの時代の文章はそういうものだったのか知らず浅学で申し訳ない）のおかげで文章を流れるように読めて好みだった。内容に関しては、初めはプラトニックだけれども何処か歪み（性癖のねじれ）を感じる師弟愛の作品だと思っていたのに子どもが産まれててウケた、しかも何人かいたっぽくてやる事やってて草って思った

ぷりぷりのチワワ