鶴→尾は斗への鶴の考えがあれなのに尾の勇殺しを指摘していない。尾が自分の価値観を正されるのを嫌がっていたのに、気付いていたからかもしれない。
つまり鶴は勇が出せなかったベストアンサーを尾に出せた。
勇は尾を見てたかもしれないけど、尾は尾を直視したくなかったし直視されたくなったから、鶴の行為は尾にとって理想的に優しかったんだと思う。

尾みたいな人間は論理的だけど思い込みが激しい、というか頑固だから持論をなかなか変えないのと同じで、鶴は自分にとって理想的であり自分を愛せる人間だと宿願以降ずっと確信してたと思われる。

「時にはやさしく見ないふり」
尾→斗、鶴→尾
二通りの解釈ができてすごい
場合によっては尾→尾もありえるし

尾→斗は罪悪感を感じられる人間だと分かった上で、ただの人殺しと伝えてる。
これはおそらく勇に言われた冒頭の言葉が、尾にとって優しくない言葉だった証だと思う。尾にとって優しい返答は「あなたは皆と変わらないただの人殺し、罪悪感を感じなくても可笑しいことじゃない」だったと思う。
だから斗への言葉は尾なりの優しさ。

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