近年まれに見るレベルでの、超バッドエンド。
物語が始まった時点で、この結末は必須だったのかもしれない。
ささやかな幸せすら享受できない親子。
この家族がハッピーエンドになるためには、もっと前に救いに繋がる必要があったのだろう、なんて思ったり。
子どもの幸せのために、他人を不幸に突き落とす事も厭わない。
親の子を思う気持ちが故なんだろうが、不幸に落とした相手にも家族がいたら…?
因果応報と片付けるには、あまりにも悲惨な結末でしたな。
親だって生きることが大変と言う、当たり前と言えば当たり前の描写は、「わたしは、ダニエル・ブレイク」をちと思い出したり。
近年まれに見るレベルでの、超バッドエンド。
物語が始まった時点で、この結末は必須だったのかもしれない。
ささやかな幸せすら享受できない親子。
この家族がハッピーエンドになるためには、もっと前に救いに繋がる必要があったのだろう、なんて思ったり。
子どもの幸せのために、他人を不幸に突き落とす事も厭わない。
親の子を思う気持ちが故なんだろうが、不幸に落とした相手にも家族がいたら…?
因果応報と片付けるには、あまりにも悲惨な結末でしたな。
親だって生きることが大変と言う、当たり前と言えば当たり前の描写は、「わたしは、ダニエル・ブレイク」をちと思い出したり。
とても良い。
タモツとサチの二人の佐藤さんの、ほんの15年間のお話。
あらすじやポスターに記載があるのでネタバレにはならないだろうけど、結婚の末に二人がとある選択をするまで。
結婚前の二人の関係性は、とても愛おしい。
そして、喧嘩のシーンはとてもいたたまれない…
どちらが悪いわけでもなく、社会的に「こうあるべき」に囚われてしまっているからなのだろう。
おそらく本人達は、自ら自身があるべき選択をしているつもりの上で。
あの時どうしていれば良かったのかなんて、渦中にいると分からんよね。
結婚していない身なので、共感はできないのが勿体ないくらいだわ〜
とても良い。
タモツとサチの二人の佐藤さんの、ほんの15年間のお話。
あらすじやポスターに記載があるのでネタバレにはならないだろうけど、結婚の末に二人がとある選択をするまで。
結婚前の二人の関係性は、とても愛おしい。
そして、喧嘩のシーンはとてもいたたまれない…
どちらが悪いわけでもなく、社会的に「こうあるべき」に囚われてしまっているからなのだろう。
おそらく本人達は、自ら自身があるべき選択をしているつもりの上で。
あの時どうしていれば良かったのかなんて、渦中にいると分からんよね。
結婚していない身なので、共感はできないのが勿体ないくらいだわ〜
五十路からの人生(恋愛も含む)。
人生100年時代なんて言葉もあるけど、50歳を過ぎたら身体にガタはくるし、酸いも甘いも色々ありますわな。
結構な序盤で、まさかの悪性腫瘍が発覚するのだとは思わなんだ。
でも、生き方や死に方といった全てを含めてこそ、その人の人生と言えるのでは。
そして、たぶん最近でも良い事はあったはずなのに、思い出の中での良い事は昔の事ばかり。
これは、歳を重ねたせいなのかね…
2人が再開した時から、すでに月は半月を過ぎ新月へと向かって時を刻んでいる訳で。
段々と欠けていく月が意味する事は、言わずもがなでしょう。
五十路からの人生(恋愛も含む)。
人生100年時代なんて言葉もあるけど、50歳を過ぎたら身体にガタはくるし、酸いも甘いも色々ありますわな。
結構な序盤で、まさかの悪性腫瘍が発覚するのだとは思わなんだ。
でも、生き方や死に方といった全てを含めてこそ、その人の人生と言えるのでは。
そして、たぶん最近でも良い事はあったはずなのに、思い出の中での良い事は昔の事ばかり。
これは、歳を重ねたせいなのかね…
2人が再開した時から、すでに月は半月を過ぎ新月へと向かって時を刻んでいる訳で。
段々と欠けていく月が意味する事は、言わずもがなでしょう。
いかにも、山田洋次っぽいって感じでした。
老い先短いとある女性が生きてきた、「昭和」を振り返るお話。
良い時もあり、悪い時もあり。
昭和は良かった話になっていないところは良き。
ん?平成?
そんな時代は、失われていて、山田洋次的には存在しいなかったのかもね。(^_^;)
と言う事で、若い人がこの作品を観たらどう思うんだろうか?
TOKYOタクシーと言いつつ、神奈川パートがまあまあ長かったり。
原案は「パリタクシー」と言う別の映画らしいですな。
昔の作品かと思ったら、2022年作だとか。
リメイクを作る意欲は凄いですな〜
いかにも、山田洋次っぽいって感じでした。
老い先短いとある女性が生きてきた、「昭和」を振り返るお話。
良い時もあり、悪い時もあり。
昭和は良かった話になっていないところは良き。
ん?平成?
そんな時代は、失われていて、山田洋次的には存在しいなかったのかもね。(^_^;)
と言う事で、若い人がこの作品を観たらどう思うんだろうか?
TOKYOタクシーと言いつつ、神奈川パートがまあまあ長かったり。
原案は「パリタクシー」と言う別の映画らしいですな。
昔の作品かと思ったら、2022年作だとか。
リメイクを作る意欲は凄いですな〜
細田守レベルアップって感じ。
この描写は実写なのかCGなのか、はたまた複合なのか、なんか凄すぎてもう認識できんわ。
始まりは死後の世界と言うことで、登場人物は皆死んでいるという設定。
電脳世界とも異なる、ある意味何でもありな世界観は、想像を絶しますな。
ストーリー展開はかなり複雑なので、万人受けはしないかも?
ラストはかなり短絡的に感じたけど、未来への希望と言うことで。
今作は、踊りにフューチャーしているのかと。
スカーレットが、まんま芦田愛菜が出ているようにも感じたので、俳優としては超一流だけど声優としてはこれから上達していくのかも?
細田守レベルアップって感じ。
この描写は実写なのかCGなのか、はたまた複合なのか、なんか凄すぎてもう認識できんわ。
始まりは死後の世界と言うことで、登場人物は皆死んでいるという設定。
電脳世界とも異なる、ある意味何でもありな世界観は、想像を絶しますな。
ストーリー展開はかなり複雑なので、万人受けはしないかも?
ラストはかなり短絡的に感じたけど、未来への希望と言うことで。
今作は、踊りにフューチャーしているのかと。
スカーレットが、まんま芦田愛菜が出ているようにも感じたので、俳優としては超一流だけど声優としてはこれから上達していくのかも?
50年前の性転換手術の是非を争った裁判。
実際にあったんですね。
売春を違法とするために優生保護法を持ち出すとか、日本の悪しき歴史が詰まっているのが、もうすでに苦しい…
序盤は緩やかに話が展開していくが、中盤のとある山場からは一気にシリアス度が急上昇。
ネタバレっぽいが、結局性転換手術は違法ではないし、憲法でも何人たりとも個人が幸せを追求する権利を脅かすことはしてはならないと決められている訳で。
これにて一件落着とならないのは、今の世をみても明らかなんだよね…
そして幸せの形も、男女などの定型ではないなんて、当たり前ながらも改めて考えさせられました。
50年前の性転換手術の是非を争った裁判。
実際にあったんですね。
売春を違法とするために優生保護法を持ち出すとか、日本の悪しき歴史が詰まっているのが、もうすでに苦しい…
序盤は緩やかに話が展開していくが、中盤のとある山場からは一気にシリアス度が急上昇。
ネタバレっぽいが、結局性転換手術は違法ではないし、憲法でも何人たりとも個人が幸せを追求する権利を脅かすことはしてはならないと決められている訳で。
これにて一件落着とならないのは、今の世をみても明らかなんだよね…
そして幸せの形も、男女などの定型ではないなんて、当たり前ながらも改めて考えさせられました。
前作が大傑作だったので、当然見るよね。
前回ほどの大号泣とはいかなかったけど、レベル高し!
ただ、世界観や登場人物の説明なしに話がすすんでいくので、予習してないとついていけないかも。
前作を見直しておけば良かったかな?
やっぱり見どころはアクションシーンですかな。
現実ではありえないからこそ、よくぞ考えつくな〜と、ひたすら感嘆です。
ラストのルーイエの、在りたかった過去のビジョンは落涙必須ですよね〜
この作品の師匠と弟子達よように、愛と優しさが与えられていたのならば、世代を超えて伝わっていくのだと思いたいですな。
前作が大傑作だったので、当然見るよね。
前回ほどの大号泣とはいかなかったけど、レベル高し!
ただ、世界観や登場人物の説明なしに話がすすんでいくので、予習してないとついていけないかも。
前作を見直しておけば良かったかな?
やっぱり見どころはアクションシーンですかな。
現実ではありえないからこそ、よくぞ考えつくな〜と、ひたすら感嘆です。
ラストのルーイエの、在りたかった過去のビジョンは落涙必須ですよね〜
この作品の師匠と弟子達よように、愛と優しさが与えられていたのならば、世代を超えて伝わっていくのだと思いたいですな。
つげ義春の漫画が原作なのだとか。
脚本に煮詰まって、旅に出る脚本家。
特に何が起こるでもないようで、面白みに満ちた日常。
旅は旅人にとっては非日常でありながら、旅先に住む人々には日常なわけで。
日常と非日常は背中合わせ、むしろ同じ事なのかも。
そんな事も「言葉」で表さないと他者はおろか、自分自身にも伝えられないのかもしれませんな。
日常って、退屈のようで面白みに満ち溢れてますよね。
時代とか舞台とかハッキリとは提示されないけど、自分で想像しながら鑑賞するのが楽しい作品では。
つげ義春の漫画が原作なのだとか。
脚本に煮詰まって、旅に出る脚本家。
特に何が起こるでもないようで、面白みに満ちた日常。
旅は旅人にとっては非日常でありながら、旅先に住む人々には日常なわけで。
日常と非日常は背中合わせ、むしろ同じ事なのかも。
そんな事も「言葉」で表さないと他者はおろか、自分自身にも伝えられないのかもしれませんな。
日常って、退屈のようで面白みに満ち溢れてますよね。
時代とか舞台とかハッキリとは提示されないけど、自分で想像しながら鑑賞するのが楽しい作品では。
今時珍しいくらいに何のひねりもなく、とても分かりやすく謎が解かれていく。
これは良い点かと。
とても不幸だった幼少時代で、周りの大人たちから認められるシーンは落涙するよね。
全体的に良質のミステリーだと思うけど、将棋の勝負描写がもったいないかも。
勝ち負けだけで、どれだけの熱が籠もっていたのかか表現されてないんだよね〜
あと、主人公と将棋との出会いシーンも欲しかったかな。
今時珍しいくらいに何のひねりもなく、とても分かりやすく謎が解かれていく。
これは良い点かと。
とても不幸だった幼少時代で、周りの大人たちから認められるシーンは落涙するよね。
全体的に良質のミステリーだと思うけど、将棋の勝負描写がもったいないかも。
勝ち負けだけで、どれだけの熱が籠もっていたのかか表現されてないんだよね〜
あと、主人公と将棋との出会いシーンも欲しかったかな。
葛飾北斎の娘、応為から見た北斎の生涯と言った感じ。
むしろ主人公は葛飾北斎なのでは。
自由奔放と言うか、自分勝手に生きその死に様は凄まじかったんですな。
どこまで史実なのかは分からんけど。
医療も発達しておらず、当然寿命も今とは比較にならない時代の、生と死の狭間の日常の描き方は見事でしたな。
サクラには娘を映していたのかな?なんて思ったり。
葛飾応為の陰影を上手く使った描写は見応えありそうなので、展覧会とかやらないかな?
葛飾北斎の娘、応為から見た北斎の生涯と言った感じ。
むしろ主人公は葛飾北斎なのでは。
自由奔放と言うか、自分勝手に生きその死に様は凄まじかったんですな。
どこまで史実なのかは分からんけど。
医療も発達しておらず、当然寿命も今とは比較にならない時代の、生と死の狭間の日常の描き方は見事でしたな。
サクラには娘を映していたのかな?なんて思ったり。
葛飾応為の陰影を上手く使った描写は見応えありそうなので、展覧会とかやらないかな?
凄まじい緊張感!
そして、一件落着かと思わせておいて、終わらない事件!
ヤダ味しか残らない終わり方も良いよね。
ここまで完全なる善と悪をハッキリ描くのもなかなかないかも。
一見境がないように見えながらも、揺るぎなき信念のベクトルだけなのでは。
ダーク・ナイトを彷彿させたりさせなかったり。
(一応)全てが明らかになった後だと、いくつか気になる点もあるので、もう一回最初から見直してみたいですな。
登場している役者さん全員素晴らしいけど、特に怪演マスターの佐藤二朗は、アカデミー候補で良いのでは?
見終わると普段普通に行っている、ある行為を躊躇っちゃうよね〜
凄まじい緊張感!
そして、一件落着かと思わせておいて、終わらない事件!
ヤダ味しか残らない終わり方も良いよね。
ここまで完全なる善と悪をハッキリ描くのもなかなかないかも。
一見境がないように見えながらも、揺るぎなき信念のベクトルだけなのでは。
ダーク・ナイトを彷彿させたりさせなかったり。
(一応)全てが明らかになった後だと、いくつか気になる点もあるので、もう一回最初から見直してみたいですな。
登場している役者さん全員素晴らしいけど、特に怪演マスターの佐藤二朗は、アカデミー候補で良いのでは?
見終わると普段普通に行っている、ある行為を躊躇っちゃうよね〜
ほんのりハートフルヒューマンドラマなんだが、なんだか色々と雑!
実生活ではありえなさそうな演出がそこかしこに見受けられて、ノイズになってるのが惜しい。
食事の後片付けをしないとか、トレイのままコーヒーを提供するとか、めっちゃ近くに住んでるのかい!とか。
主人公の演技について言及するのはきっと野暮なのだろう…
だが、子どもが自分の夢をハッキリと自覚して、その先へ進む事を宣言する場面はグッときましたな。
そして夢はいくつになっても叶えられると。
しかし、お祖父さんの死因が気になるんだよな〜
後、ラストの感動の絵手紙は、軽くホラーだよね…
ほんのりハートフルヒューマンドラマなんだが、なんだか色々と雑!
実生活ではありえなさそうな演出がそこかしこに見受けられて、ノイズになってるのが惜しい。
食事の後片付けをしないとか、トレイのままコーヒーを提供するとか、めっちゃ近くに住んでるのかい!とか。
主人公の演技について言及するのはきっと野暮なのだろう…
だが、子どもが自分の夢をハッキリと自覚して、その先へ進む事を宣言する場面はグッときましたな。
そして夢はいくつになっても叶えられると。
しかし、お祖父さんの死因が気になるんだよな〜
後、ラストの感動の絵手紙は、軽くホラーだよね…
検査の値は軽めと言うことだったが、それでこの苦しさか…
コロナ禍後は風邪もひいてなかったからな〜
カロナールもいただいたので、後はひたすら寝る!
検査の値は軽めと言うことだったが、それでこの苦しさか…
コロナ禍後は風邪もひいてなかったからな〜
カロナールもいただいたので、後はひたすら寝る!
逃げる男エドワードと、追う女モリーの2部構成。
舞台は100年前だが、アジア各国を巡るその道中の描写にはある仕掛けが。
主人公達が映っていない場面は現代なのだが、中盤過ぎまで全然気が付かなかった。
どの国でも生活の中に音楽と祭りが必ずあるのは、人間の営みの普遍的なものなのかね〜
エドワードパートは、意味が分からないながらも文化の違いを感じられて、まさに旅をしているようで面白い。
モリーパートは、人死に過ぎ…
当時の人命の軽さは、あんな感じだったんだろうね。
モリーパートで日本がなかったのは何故なのかな?
あと、光の描写で久々に画面酔いした…
逃げる男エドワードと、追う女モリーの2部構成。
舞台は100年前だが、アジア各国を巡るその道中の描写にはある仕掛けが。
主人公達が映っていない場面は現代なのだが、中盤過ぎまで全然気が付かなかった。
どの国でも生活の中に音楽と祭りが必ずあるのは、人間の営みの普遍的なものなのかね〜
エドワードパートは、意味が分からないながらも文化の違いを感じられて、まさに旅をしているようで面白い。
モリーパートは、人死に過ぎ…
当時の人命の軽さは、あんな感じだったんだろうね。
モリーパートで日本がなかったのは何故なのかな?
あと、光の描写で久々に画面酔いした…
何か思ってたのとはだいぶ違った。
確かに見目麗しきな感じの作画だけど、血なまぐさすぎやろー!
きっと歌舞伎の題材ってこんな感じなんですな。
元々の話も今時の感覚としてはなかなか酷い筋だけど、絵にする際の脚色っぷりがまた凄まじいんでしょうな。
作品鑑賞は楽しめたけど、図録やグッズを買う気にはならないかな…
単純に、あんな血みどろ作品を家に置いておきたくないw
混むと嫌だから平日に有休取って来ようかと思ってたけど、連休なのに館内は人少なめで快適空間でした。
何か思ってたのとはだいぶ違った。
確かに見目麗しきな感じの作画だけど、血なまぐさすぎやろー!
きっと歌舞伎の題材ってこんな感じなんですな。
元々の話も今時の感覚としてはなかなか酷い筋だけど、絵にする際の脚色っぷりがまた凄まじいんでしょうな。
作品鑑賞は楽しめたけど、図録やグッズを買う気にはならないかな…
単純に、あんな血みどろ作品を家に置いておきたくないw
混むと嫌だから平日に有休取って来ようかと思ってたけど、連休なのに館内は人少なめで快適空間でした。