いっぱいの鳥の声
いっぱいの鳥の声
ハンセン病資料館のある全生園はいつ訪れてもとても静かで美しい場所で、夏に訪れた愛楽園もやはりとても静かで美しくて、それは「社会」と隔絶された場所だったからでもあるのだと思うと、私たちにできることは知ること、学ぶこと、そして忘れないことなのだと改めて。
それにしても差別というものの一筋縄でいかなさよ。
ハンセン病資料館のある全生園はいつ訪れてもとても静かで美しい場所で、夏に訪れた愛楽園もやはりとても静かで美しくて、それは「社会」と隔絶された場所だったからでもあるのだと思うと、私たちにできることは知ること、学ぶこと、そして忘れないことなのだと改めて。
それにしても差別というものの一筋縄でいかなさよ。
寺尾さんの怒りと山川冬樹さんのホーメイ、心臓の音の重なりが祈りのようで、ちょっとこれまでに知らなかった音楽体験でした。
山川冬樹さんが「寺尾さんとは魂の共鳴ポイントを共有しているような気がします」と書いていたけれど、それがすとんと腑に落ちる。
言葉が出なかった。
ある種のポエトリーリーディングでもあったと思う。闇の中でたくさんの人と火を囲んで詩を聴いた記憶のようなものが身体の中に残っている。
寺尾さんの怒りと山川冬樹さんのホーメイ、心臓の音の重なりが祈りのようで、ちょっとこれまでに知らなかった音楽体験でした。
山川冬樹さんが「寺尾さんとは魂の共鳴ポイントを共有しているような気がします」と書いていたけれど、それがすとんと腑に落ちる。
言葉が出なかった。
ある種のポエトリーリーディングでもあったと思う。闇の中でたくさんの人と火を囲んで詩を聴いた記憶のようなものが身体の中に残っている。
「台湾式朝ごはん」
「台湾式朝ごはん」
彼女の作るぬいぐるみや人形たちはひとつひとつがきちんと自分の物語を持って、そこにいる。
「子供だからと侮るなかれ」というような言い方があるけれど、彼らを前にした時に感じるのはそんな気持ちかもしれない。「ぬいぐるみだからと侮るなかれ」「私は自分独自の考え方も趣味嗜好も倫理も持った存在なのですから」と、彼らはこっそりウィンクしてみせる。
人気者のamiさんなので行き先が決まっている人形が多かったけれど、いつか私のami(友達)に出会える日が楽しみ。
日本橋のギャラリー、ART Mall www.artmall.tokyo で11月9日まで
彼女の作るぬいぐるみや人形たちはひとつひとつがきちんと自分の物語を持って、そこにいる。
「子供だからと侮るなかれ」というような言い方があるけれど、彼らを前にした時に感じるのはそんな気持ちかもしれない。「ぬいぐるみだからと侮るなかれ」「私は自分独自の考え方も趣味嗜好も倫理も持った存在なのですから」と、彼らはこっそりウィンクしてみせる。
人気者のamiさんなので行き先が決まっている人形が多かったけれど、いつか私のami(友達)に出会える日が楽しみ。
日本橋のギャラリー、ART Mall www.artmall.tokyo で11月9日まで
シンポジウムもとても面白かった。
学生時代には何も理解できていなかったこと、こんな知の近くにいながら何も吸収しようとしなかったことが唯々悔やまれる。
でも、入口はちゃんと残っていたからよしとしようか。
シンポジウムもとても面白かった。
学生時代には何も理解できていなかったこと、こんな知の近くにいながら何も吸収しようとしなかったことが唯々悔やまれる。
でも、入口はちゃんと残っていたからよしとしようか。
佳奈枝さんの作品は詩的で同時に民藝的な手触りがあって、本当にカッコいい!
私は写真一枚目の「密かに生まれ変わる」がすごく好きでした。
最近始められたという陶芸も魅力的で連れ帰りたくなってしまった。
会期は昨日で終了なのですが…滑り込みで行けてよかったです!
佳奈枝さんの作品は詩的で同時に民藝的な手触りがあって、本当にカッコいい!
私は写真一枚目の「密かに生まれ変わる」がすごく好きでした。
最近始められたという陶芸も魅力的で連れ帰りたくなってしまった。
会期は昨日で終了なのですが…滑り込みで行けてよかったです!
@Zepp Shinjuku
カッコよくて痺れた。
アンコールで「サマーソルジャー」に向井秀徳が参加。
(きゃぁ)
曽我部さんのギターには今日もFREE GAZAのステッカーが貼られていたよ
@Zepp Shinjuku
カッコよくて痺れた。
アンコールで「サマーソルジャー」に向井秀徳が参加。
(きゃぁ)
曽我部さんのギターには今日もFREE GAZAのステッカーが貼られていたよ
「この場所が気に入ったのは、元キャバレーだったここには幽霊もたくさんいる気がいたから。今日は、生きているお客さんだけじゃなくて、ここにいるたくさんの見えないお客さんにも私たちの恨(ハン)を届けたいと思います」と語ってくれたイ・ラン(うろ覚え)。
最後にも、目に見える観客と同時に見えない観客たちにもありがとうと伝えていた。
私が好きな表現者は皆、生者だけでなく、死者、あるいはまだ生まれていない者、生まれなかった者、この世にはいない者たちに向けて歌って(描いて、綴って、撮って…)いるなと改めて。
素晴らしいライブでした。
「この場所が気に入ったのは、元キャバレーだったここには幽霊もたくさんいる気がいたから。今日は、生きているお客さんだけじゃなくて、ここにいるたくさんの見えないお客さんにも私たちの恨(ハン)を届けたいと思います」と語ってくれたイ・ラン(うろ覚え)。
最後にも、目に見える観客と同時に見えない観客たちにもありがとうと伝えていた。
私が好きな表現者は皆、生者だけでなく、死者、あるいはまだ生まれていない者、生まれなかった者、この世にはいない者たちに向けて歌って(描いて、綴って、撮って…)いるなと改めて。
素晴らしいライブでした。
2時間半ヒリヒリした緊張感が途切れない、張り詰めた美しさに満ちた舞台だった(あっという間だった、でもヘトヘト)。
原作を読んだ時に見えたのは、行ったこともない北欧の最果ての海辺(崖が見えていた)だったはずなのだけど、気づけば舞台は『螺旋海岸』の宮城の海辺のような景気に入れ替わっていた。
役者さんも三人ともすごかった。
羽を抜いて布を織り上げるような舞台で心配になるほどだった。
矢野昌幸さん、怖くて気持ち悪くて最高にチャーミングだったな。あのノックの音はたぶん夢に見てしまう。
2時間半ヒリヒリした緊張感が途切れない、張り詰めた美しさに満ちた舞台だった(あっという間だった、でもヘトヘト)。
原作を読んだ時に見えたのは、行ったこともない北欧の最果ての海辺(崖が見えていた)だったはずなのだけど、気づけば舞台は『螺旋海岸』の宮城の海辺のような景気に入れ替わっていた。
役者さんも三人ともすごかった。
羽を抜いて布を織り上げるような舞台で心配になるほどだった。
矢野昌幸さん、怖くて気持ち悪くて最高にチャーミングだったな。あのノックの音はたぶん夢に見てしまう。