まあそもそも夜職ものとか歌舞伎町もののコンテンツが好きでない私が観に行ってしまったのが間違いだったんですけどね…
でも「フィクションなんで」というならもっと現実見えないようなファンタジーな表現が良かったし、妙にリアリスティックな描写を入れたいなら現実の社会問題に対する作り手側の何らかの「問題意識ちゃんとあります」のポーズは必要じゃないですか？って感じた。
なので私には本当に合わなかったけどチケはもう一枚あって、初見で見逃したところや良いとこを探しに行くか手放すかで迷いまくってる

2つのクラブの売り上げ対決のために必死にモブ女子に営業かけるホストとか、それで大量のボトルを入れて舞台の上下のスクリーンに売上が加算されていくとか、「まじ地獄ww」の女子たちを見た後では笑えなかった。
モブ描写は中途半端に生々しくて、ファンタジーになりきれてない。でもキラキラとカッコつけて豪快に酒を飲み干して勝つか負けるかという部分は「ファンタジーだから楽しんで！！」という感じでチグハグ。
完全にキラキラに振りたいならモブ描写やアドトラみたいな現実に即した闇の部分を削れば？と感じる。
いっそおもてなしやドキドキさせっぷりで姫たちの投票制みたいな勝負ならまだ笑えたが、金使わせ対決では笑えない

そういうこと言う友達ならフェードアウトするか縁を切るだろうし、配偶者とかでもまあまあ嫌かも…繰り返すなら離婚ありうる…みたいな気持ちなのに親となるとつい絶縁よりも説得を試みては失敗してしまいますね

うちの親はいつまでも子を一人前の成人と思わずナメているので忠告や指摘やネガティブな意見は本当に流される。それが嫌なんだ。と宣言しただけでストレスが凄まじい俺の身体よ…健康に親離れしてえ〜

映像の世紀、初代（1995年）第三集のアメリカの回がめちゃくちゃずーんと来ます。
今アメリカで起きていることの予言みたいな…いやどこの国も戦争前夜はこんな感じなのだ…国内の不満はまず移民や弱者に向けられて、民族主義者や国粋主義者が被害者意識を拗らせて団結し始め、弱者への手続きをすっ飛ばした理不尽な弾圧がまかり通るようになり、そんなガス抜き程度では癒されぬ不平不満がやがて戦争への参戦に向かわせる…結局人類いつも一緒！最悪！

普通に今から労働なんだよね
うどんでも食わなきゃやってらんないですわ