おつかれさま。LAP見ただけで1走5走9走アンカーを誰が走ったのか完全に分かるの草。

Followingを選んでいます。
FollowingとFeedsの2つしかタブはないです。

ところで半壊どころか一部損壊の判定すらもらえなかった我が実家は、実際には外壁や内壁に亀裂が入ってるし、ご近所では瓦落ちたりしてるし、下水道の排水管が割れたりしていた。
10年経ってそういう時の傷から家がダメになっていくパターンでのやられ方もあったりする。

ヴィッセル神戸は30年前の今日が球団創設直後の最初の公開練習日予定だった。神戸賛歌の冒頭歌詞「俺達のこの街にお前が生まれたあの日どんなことがあっても忘れはしない」はこのことを表している。
わりと多感な時期に大事件とともに過ごしただけに、いまの40代以上のヴィッセルサポは思い入れの強い人が多い。

兵庫の県西部に住んでいた友人は、震災当日の朝に全く情報が入らず「とりあえず死者でなくてよかったね」みたいな話を両親と話していたと言っていた。実際は大惨事なのだけど、みんな近くにある山崎断層の地震だと思っていたから、まさかずっと東の大都市直下の大地震だとは思わないわけだ。
自衛官をしていた友人の父上は出勤後に事態を知って、そのまま仕事に入り、家に帰る暇無く救助活動を続けていたらしい。

しばらく経って仕事が再開しても、神戸電鉄は長田と湊川の間のトンネルが崩落して復旧せず、長田駅から片道4～6km程度かけて歩く人々が多かったらしい。みんな革靴をスニーカーに履き替えてるって、父との文通で話したのをよく覚えている。
春休みに帰省した折には伊丹から三田経由だったり、加古川から粟生や谷川を経由するルートが活躍していた。

通勤経路では大開あたりが一番ひどく、さらに通勤経路にあたらない長田区は火の海だったその頃、なんで会社までたどり着いているのか、高度成長期の会社員の行動は意味不明である。事態が知れ渡った翌日からはさすがにしばらく出勤はしていなかったようだ。そもそも実家、1ヶ月以上断水してた。