細い路地で後ろから声をかけられた。
振り向くと一人の少女がカメラを手に立っている。
「写真、撮ってもらえますか」
まあいいか。
そう思って少女からカメラを受け取ろうと手を伸ばした時、建物の角から影がぬるりと這い出てきた。
思わず手が止まる。
「ほう、なかなかよい男だ」
「わしは右腕が欲しい」
「わしは右足をもらおう」
「目と肺臓は譲らぬぞ」
けけけけけ、と耳障りな笑い声が響く。
「写真、撮ってもらえますか。撮ってもらえますか。写真写真写真写写sssss」
その後のことは覚えていない。
細い路地で後ろから声をかけられた。
振り向くと一人の少女がカメラを手に立っている。
「写真、撮ってもらえますか」
まあいいか。
そう思って少女からカメラを受け取ろうと手を伸ばした時、建物の角から影がぬるりと這い出てきた。
思わず手が止まる。
「ほう、なかなかよい男だ」
「わしは右腕が欲しい」
「わしは右足をもらおう」
「目と肺臓は譲らぬぞ」
けけけけけ、と耳障りな笑い声が響く。
「写真、撮ってもらえますか。撮ってもらえますか。写真写真写真写写sssss」
その後のことは覚えていない。