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・誕生日プレゼントで、18座のスーツを見立ててあげる36チヒ
・執筆作業中にブルーライトカットの眼鏡を着用した36チヒに新たな扉が開く18座
・36チヒと暮らすようになり、食生活が改善された18座が、18yrに昨日の36チヒ手製晩御飯でマウントを取る話
・36チヒの初恋の話と終わりの話、彼の子供の名付け親になった日の話
などが浮かびました。
・誕生日プレゼントで、18座のスーツを見立ててあげる36チヒ
・執筆作業中にブルーライトカットの眼鏡を着用した36チヒに新たな扉が開く18座
・36チヒと暮らすようになり、食生活が改善された18座が、18yrに昨日の36チヒ手製晩御飯でマウントを取る話
・36チヒの初恋の話と終わりの話、彼の子供の名付け親になった日の話
などが浮かびました。
休日はよく自室で昼寝をしている。その間、18座は部屋に入るのはダメ。お利口なフリをして従っているが、ある日、違う予定を36チヒに伝えて、こっそり寝顔を見てやろうと画策。実行に。
冬なのに、暖かい日差しの昼。音を立てずに寝室に入る。白いカーテン越しの日差しが、36チヒを照らす。死んでいるように眠る彼に、見入って思わずキスしたいなと思った瞬間、薄く目を開く36チヒ。マズイと思う18座だが、微かに動く唇の動きは自分の名前ではないリップシンク。きっと思い人の名。無性に腹が立ち、36チヒの口を18座は塞いだ。
休日はよく自室で昼寝をしている。その間、18座は部屋に入るのはダメ。お利口なフリをして従っているが、ある日、違う予定を36チヒに伝えて、こっそり寝顔を見てやろうと画策。実行に。
冬なのに、暖かい日差しの昼。音を立てずに寝室に入る。白いカーテン越しの日差しが、36チヒを照らす。死んでいるように眠る彼に、見入って思わずキスしたいなと思った瞬間、薄く目を開く36チヒ。マズイと思う18座だが、微かに動く唇の動きは自分の名前ではないリップシンク。きっと思い人の名。無性に腹が立ち、36チヒの口を18座は塞いだ。
ある晩、喉が渇いて起きてきた18座。微かにタバコの匂いがする。匂いの元は、縁側でタバコに火をつけているが、お香のように灰皿にそれを置いている36チヒ。珍しく、日本酒らしきものを飲んでいる。思わず声をかけようとしたが、時々見る誰か遠い人を思っている横顔をしていたから、水も飲まずに寝室に戻った。
表情変化に乏しい彼に、あんな顔をさせる人間がなぜか羨ましい18座。
ある晩、喉が渇いて起きてきた18座。微かにタバコの匂いがする。匂いの元は、縁側でタバコに火をつけているが、お香のように灰皿にそれを置いている36チヒ。珍しく、日本酒らしきものを飲んでいる。思わず声をかけようとしたが、時々見る誰か遠い人を思っている横顔をしていたから、水も飲まずに寝室に戻った。
表情変化に乏しい彼に、あんな顔をさせる人間がなぜか羨ましい18座。
36チヒにも、あいつには気を許すなよなどと小言を言ったりする。36チヒ的には大体関わったらまずい相手なのは分かっている。心配してくれたのか?ありがとうと言われて、素で照れる思春期延長戦の18座がいてもいいなと。
36チヒにも、あいつには気を許すなよなどと小言を言ったりする。36チヒ的には大体関わったらまずい相手なのは分かっている。心配してくれたのか?ありがとうと言われて、素で照れる思春期延長戦の18座がいてもいいなと。
自分より背が低い男に投げ飛ばされて、宇宙猫になる18座。次はもっと屈辱的な制圧を与えるが?と静かに言われ、その場では降参。びゃっけい流の鍛錬を真面目にするようになるし、煙草は煩悩として、本数減らす。
絶対あのおキレイな顔を泣かすと息巻いているが、泣かすのはもう少し先のこと。まだ、この辺りでは好きの自覚なし。
自分より背が低い男に投げ飛ばされて、宇宙猫になる18座。次はもっと屈辱的な制圧を与えるが?と静かに言われ、その場では降参。びゃっけい流の鍛錬を真面目にするようになるし、煙草は煩悩として、本数減らす。
絶対あのおキレイな顔を泣かすと息巻いているが、泣かすのはもう少し先のこと。まだ、この辺りでは好きの自覚なし。
終わり
終わり
ここから先は、染みついた記憶のお前を描くくらいでちょうど良いから、絵のモデルはもうしなくていいと告げる。ここにも来るなと。それに対して、chr♀は少しだけ寂しそうな表情を見せ、隣に腰掛けるakmrの肩に頭を預けると、最初で最後かもしれないchr♀からの口づけを贈った。
ここから先は、染みついた記憶のお前を描くくらいでちょうど良いから、絵のモデルはもうしなくていいと告げる。ここにも来るなと。それに対して、chr♀は少しだけ寂しそうな表情を見せ、隣に腰掛けるakmrの肩に頭を預けると、最初で最後かもしれないchr♀からの口づけを贈った。
年が明けるまで、二人きりで会うことはなく、次に会えたのは二月の終わり間際。半年二人で会えなかったせいでよく分からなかった…姉の面影を残しつつも、より魅力的になったchr♀を見て抑え切ることが出来ず、ソファに押し倒した。それに対して、ずっと待っていたとばかりに縋り付くchr♀。真冬の夕陽が差し込む部屋で、超えてはいけない線を越えたのは必然。
年が明けるまで、二人きりで会うことはなく、次に会えたのは二月の終わり間際。半年二人で会えなかったせいでよく分からなかった…姉の面影を残しつつも、より魅力的になったchr♀を見て抑え切ることが出来ず、ソファに押し倒した。それに対して、ずっと待っていたとばかりに縋り付くchr♀。真冬の夕陽が差し込む部屋で、超えてはいけない線を越えたのは必然。
何度か目のとき、タイツの伝線に気がついたchr♀が履き替えようとしたが、そのまま素足でいさせ、その姿を描く。その後はタイツでもハイソックスでも脱ぐようになる。
その次は、セーラー服のタイを解いた様を描くようになる。それらに対してchr♀は特に何も言わない。ただ、そのまま。
chr♀が十八になった夏、暫く受験勉強で忙しくなるから訪れることができないと告げられる。ただ、それにakmrは「そうか」と告げるだけ。
何度か目のとき、タイツの伝線に気がついたchr♀が履き替えようとしたが、そのまま素足でいさせ、その姿を描く。その後はタイツでもハイソックスでも脱ぐようになる。
その次は、セーラー服のタイを解いた様を描くようになる。それらに対してchr♀は特に何も言わない。ただ、そのまま。
chr♀が十八になった夏、暫く受験勉強で忙しくなるから訪れることができないと告げられる。ただ、それにakmrは「そうか」と告げるだけ。
秘密をシェアしてからは、chr♀が来る回数が増える。chr♀が食事を用意し、akmrがchr♀好みの茶菓子を用意する。何でもない話をする。そして、次第に、akmrはchr♀に絵のモデルをたまに頼むようになる。
秘密をシェアしてからは、chr♀が来る回数が増える。chr♀が食事を用意し、akmrがchr♀好みの茶菓子を用意する。何でもない話をする。そして、次第に、akmrはchr♀に絵のモデルをたまに頼むようになる。
リビングで、chr♀が淹れた茶を飲みながら、雑談の途中で切り出してみた。傷を治さないかと。少しだけ迷った表情を見せたchr♀は「akmrさんだから、言う。内緒にしてください」と言いながら、秘密を告げる。
近所の人間達が言っていた。顔に傷がある傷モノは市場価値が下がるから、嫁の貰い手なくなりそうで、可哀想だと。好都合だ。恋や愛はどうも煩わしいから。今のままの日々が続けばという1番の願い事が叶う。言い訳の材料を失いたくないから、治療しない。ただの秘密の我儘なんです。
リビングで、chr♀が淹れた茶を飲みながら、雑談の途中で切り出してみた。傷を治さないかと。少しだけ迷った表情を見せたchr♀は「akmrさんだから、言う。内緒にしてください」と言いながら、秘密を告げる。
近所の人間達が言っていた。顔に傷がある傷モノは市場価値が下がるから、嫁の貰い手なくなりそうで、可哀想だと。好都合だ。恋や愛はどうも煩わしいから。今のままの日々が続けばという1番の願い事が叶う。言い訳の材料を失いたくないから、治療しない。ただの秘密の我儘なんです。