アーベが良いって言ってるので……
アーベが良いって言ってるので……
2ページしかない子供の頃のアルバムを綾と二人で埋めていけーーーッ‼️🫵
2ページしかない子供の頃のアルバムを綾と二人で埋めていけーーーッ‼️🫵
子供は、都には行けなかった。消えるには怨みが強すぎて、この世を呪うには寂しさが勝った。何百年もこの世をさまよい人の世を眺めた。そして現れた。自分と同じ血筋と寂しさを有するものが。亡霊はその子供の魂に小さな呪いをかける。ぜんぶ、ぜんぶ、気に食わないものをぜんぶ殺して気が晴れたら、一緒に波の下の都に行こうね、タキヤシャマル
子供は、都には行けなかった。消えるには怨みが強すぎて、この世を呪うには寂しさが勝った。何百年もこの世をさまよい人の世を眺めた。そして現れた。自分と同じ血筋と寂しさを有するものが。亡霊はその子供の魂に小さな呪いをかける。ぜんぶ、ぜんぶ、気に食わないものをぜんぶ殺して気が晴れたら、一緒に波の下の都に行こうね、タキヤシャマル
殺してやる、殺してやる、殺してやる!
そして同じくらい寂しかった。あぶくとともに遠のいて行く光は綺麗で、あの光の下で一族のみんなと共に笑っていたのが嘘みたいだ。自分を抱いて一緒に飛び込んだはずの乳母は海流に揉まれてとうに傍に居ない。女たちの色とりどりの着物がたくさん、たくさん浮かんでいる。
殺してやる、殺してやる、殺してやる!
そして同じくらい寂しかった。あぶくとともに遠のいて行く光は綺麗で、あの光の下で一族のみんなと共に笑っていたのが嘘みたいだ。自分を抱いて一緒に飛び込んだはずの乳母は海流に揉まれてとうに傍に居ない。女たちの色とりどりの着物がたくさん、たくさん浮かんでいる。
「もう下校時間過ぎてるよ」
「えっ……本当だ!なぜ教えてくれなかったんだ!酷いぞキハチロー!」
「呼びに来てやったんだから感謝して欲しいくらいだよ……ねぇ、何かあった?」
「へ?何かってなんだ?」
「だって弁当箱取りに来ただけなんでしょ?時間かかりすぎじゃない?それに顔色も悪いし」
「なんだって⁉️私のちょ〜びゅーてぃふるな顔が⁉️それは大変だキハチロ‼️すぐに帰ってスペシャルケアをしなくては‼️」
「おやまあ〜」
綾は滝の後ろ姿を見つめた。いつも通りうるさい滝だ。
気のせい、だよね?
「もう下校時間過ぎてるよ」
「えっ……本当だ!なぜ教えてくれなかったんだ!酷いぞキハチロー!」
「呼びに来てやったんだから感謝して欲しいくらいだよ……ねぇ、何かあった?」
「へ?何かってなんだ?」
「だって弁当箱取りに来ただけなんでしょ?時間かかりすぎじゃない?それに顔色も悪いし」
「なんだって⁉️私のちょ〜びゅーてぃふるな顔が⁉️それは大変だキハチロ‼️すぐに帰ってスペシャルケアをしなくては‼️」
「おやまあ〜」
綾は滝の後ろ姿を見つめた。いつも通りうるさい滝だ。
気のせい、だよね?
「……もうすぐだね……もうすぐだな……みなごろしだね……うん……そうだな……みんな……ころしてしまおう……」
「滝なにやってんの?」
「……もうすぐだね……もうすぐだな……みなごろしだね……うん……そうだな……みんな……ころしてしまおう……」
「滝なにやってんの?」
しかしその後極度の霊媒体質であることや呪物との相性がめちゃくちゃいいことが判明して「やっぱりヘーケの……」ってなるんですよね
しかしその後極度の霊媒体質であることや呪物との相性がめちゃくちゃいいことが判明して「やっぱりヘーケの……」ってなるんですよね
「一年一組のみなさま、待たせたな!私こそが令和のスーパースタータイラノタキヤシャマルだ!」
「「「「……」」」」
「タィラはキャラ濃いな〜 席はえーっと、アーベの隣に……」
「「「「滝〜〜〜〜⁉️⁉️⁉️⁉️」」」」
「おお、お前たち久しいな!元気にしてたか!」
「なんで生きてるんだ!」
「成仏したんじゃなかったの!?」
「まさかタキちゃんの亡霊……?」
「いっそ僕の手でお前を成仏させてやる……!」
「なんの話しだ?」
「オカ部静かにしろー」
「一年一組のみなさま、待たせたな!私こそが令和のスーパースタータイラノタキヤシャマルだ!」
「「「「……」」」」
「タィラはキャラ濃いな〜 席はえーっと、アーベの隣に……」
「「「「滝〜〜〜〜⁉️⁉️⁉️⁉️」」」」
「おお、お前たち久しいな!元気にしてたか!」
「なんで生きてるんだ!」
「成仏したんじゃなかったの!?」
「まさかタキちゃんの亡霊……?」
「いっそ僕の手でお前を成仏させてやる……!」
「なんの話しだ?」
「オカ部静かにしろー」
「僕は滝の分まで生きるよ」
滝との再会を一番に願っていた綾は、鼻をすんと啜ってそう呟き、トゥルーエンドの画面が消えるまでじっと見つめていた。
都市伝説ゲームの攻略対象として散っていった滝の分まで精一杯生きよう。四人はそう決意し、涙でべちゃべちゃになりながらタカ🙆♀️さんパパ特製カレーを腹いっぱい食べるのだった……
「僕は滝の分まで生きるよ」
滝との再会を一番に願っていた綾は、鼻をすんと啜ってそう呟き、トゥルーエンドの画面が消えるまでじっと見つめていた。
都市伝説ゲームの攻略対象として散っていった滝の分まで精一杯生きよう。四人はそう決意し、涙でべちゃべちゃになりながらタカ🙆♀️さんパパ特製カレーを腹いっぱい食べるのだった……
【タキは何度でも死に続ける……あなたと結ばれるその日が来るまで……】
次の画面では先ほどの大事故が嘘のように頭に包帯を一巻きしたタキちゃんが病院のベッドに横たわっていた。
『お見舞いにきてくれたんだな!ファンを心配させてしまうとはこのタイラタキ、なんと罪な女……✨️』
なんとクリアするまでは何がなんでも終われない仕様らしい。
【タキは何度でも死に続ける……あなたと結ばれるその日が来るまで……】
次の画面では先ほどの大事故が嘘のように頭に包帯を一巻きしたタキちゃんが病院のベッドに横たわっていた。
『お見舞いにきてくれたんだな!ファンを心配させてしまうとはこのタイラタキ、なんと罪な女……✨️』
なんとクリアするまでは何がなんでも終われない仕様らしい。
エンディング曲が流れる中、二人はパニックで冷や汗ダラダラになりながら見つめあっていた。滝(?)が死んでしまった上に、ゲームオーバーになってしまったのだ。これから僕たちどうなっちゃうの〜〜〜⁉️という不安が二人を襲った。
「ど、どうしよ〜〜〜!」
「……とりあえず三木と守を呼びましょう」
エンディング曲が流れる中、二人はパニックで冷や汗ダラダラになりながら見つめあっていた。滝(?)が死んでしまった上に、ゲームオーバーになってしまったのだ。これから僕たちどうなっちゃうの〜〜〜⁉️という不安が二人を襲った。
「ど、どうしよ〜〜〜!」
「……とりあえず三木と守を呼びましょう」
『甘いもの、食べに行かないか?』
「えーここは穴掘りでしょ えいっ」
『……お前、私の話を聞いていたか?私は甘いものが食べたいと言ったんだ。それにこの絶世の美女に向かって穴掘りしようだなんて失礼がすぎる!自己中すぎて付き合う気にもなれんな。あと顔が全くタイプじゃない!』
「タカ🙆♀️さん、なんなんですかこいつ」
「お、落ち着いて〜!ゲームなんだし……」
キキィィィーーーーーバンッ‼️‼️‼️‼️‼️
「おやまあ……死んじゃった……」
「ええーーーーーーーーーーー‼️‼️‼️‼️‼️」
『甘いもの、食べに行かないか?』
「えーここは穴掘りでしょ えいっ」
『……お前、私の話を聞いていたか?私は甘いものが食べたいと言ったんだ。それにこの絶世の美女に向かって穴掘りしようだなんて失礼がすぎる!自己中すぎて付き合う気にもなれんな。あと顔が全くタイプじゃない!』
「タカ🙆♀️さん、なんなんですかこいつ」
「お、落ち着いて〜!ゲームなんだし……」
キキィィィーーーーーバンッ‼️‼️‼️‼️‼️
「おやまあ……死んじゃった……」
「ええーーーーーーーーーーー‼️‼️‼️‼️‼️」
「……」
「ま、まあ、落ち込んでても仕方ないよね!滝かどうかも分かんないしさ、とにかくプレイしてみようよ!まずはキハチローからね!」
「おやまあ……なんで僕なんですか」
「だって滝のことを一番知ってるのはキハチローでしょ」
「……まあ、否定はしません」
タカ🙆♀️からマウスを受け取った綾はほんの少しだけ嬉しそうで、タカ🙆♀️は何となくそれに気づいた。それを分かるようになるくらいの時間を滝に会えないまま4人は過ごしていた。
「……」
「ま、まあ、落ち込んでても仕方ないよね!滝かどうかも分かんないしさ、とにかくプレイしてみようよ!まずはキハチローからね!」
「おやまあ……なんで僕なんですか」
「だって滝のことを一番知ってるのはキハチローでしょ」
「……まあ、否定はしません」
タカ🙆♀️からマウスを受け取った綾はほんの少しだけ嬉しそうで、タカ🙆♀️は何となくそれに気づいた。それを分かるようになるくらいの時間を滝に会えないまま4人は過ごしていた。
「落ち着いてくださいタカ🙆♀️さん、申し訳ないんですが僕もそんなに詳しくないですし……あれ、これもしかして『タキちゃんと遊ぼう』じゃないですか?」
「なにそれ?」
「タキちゃんに選ばれた人だけがプレイできる幻の恋愛シュミレーションゲームですよ でもゲームオーバーになったらとんでもない事が起きるって噂で……」
「ええ〜!?……ていうかさ……」
「……やっぱり思います?この子、」
「「滝に似てる」」
「落ち着いてくださいタカ🙆♀️さん、申し訳ないんですが僕もそんなに詳しくないですし……あれ、これもしかして『タキちゃんと遊ぼう』じゃないですか?」
「なにそれ?」
「タキちゃんに選ばれた人だけがプレイできる幻の恋愛シュミレーションゲームですよ でもゲームオーバーになったらとんでもない事が起きるって噂で……」
「ええ〜!?……ていうかさ……」
「……やっぱり思います?この子、」
「「滝に似てる」」
タカ🙆♀️は自宅で課題をしようとPCに電源を入れた瞬間、けたたましいアラート音とともに信じられない量のエラー画面が液晶を埋めつくした。
「なにこれ〜〜〜⁉️」
慌ててスマホを引っ掴むとL〇NEを開き、たまたま一番上に表示されていたアーベに電話をかける。事情を一通り聞いた綾は「おやまあ」と呟き、それから「とりあえずタカ🙆♀️さん家に向かいますね〜」とのんびり付け足した。
これできっと何とかなるよね、と振り返ると大量のエラーは綺麗さっぱり消えていて、代わりに萌え〜な感じの美少女がこちらを見つめていた。
タカ🙆♀️は自宅で課題をしようとPCに電源を入れた瞬間、けたたましいアラート音とともに信じられない量のエラー画面が液晶を埋めつくした。
「なにこれ〜〜〜⁉️」
慌ててスマホを引っ掴むとL〇NEを開き、たまたま一番上に表示されていたアーベに電話をかける。事情を一通り聞いた綾は「おやまあ」と呟き、それから「とりあえずタカ🙆♀️さん家に向かいますね〜」とのんびり付け足した。
これできっと何とかなるよね、と振り返ると大量のエラーは綺麗さっぱり消えていて、代わりに萌え〜な感じの美少女がこちらを見つめていた。