銀座の歌舞伎座にて、三谷かぶき『歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン) 幕を閉めるな』を見てくる。前から歌舞伎は好きで、たまに見ていったんだけれども、今回はひさしぶり。三谷幸喜さんが脚本ということで見たんだけれども、まんまと術中にハマる気持ちよさ。いろいろな出来事があって、絶対に成功しないであろう舞台の舞台裏のドタバタを、同時進行するトラブルの数々と共に描く。…こんなの、どうにかして舞台がエンディングまでこぎつけたら泣くじゃん…と身構えていたら、それを上回る多幸感あふるるラストに突入。手拍子しながら、ぼろぼろと泣く。…歌舞伎は、生の演劇は、面白いなあ。ホント。

映画『ホウセンカ』( anime-housenka.com )を試写会で見て2回泣く。…変わった映画だとは思う。でも、いい映画だった。涙を拭いながらエンドロールを迎えるというのは理想的なかたちだと思う。

床屋さんの長い長い待ち時間で、浦沢直樹✕手塚治虫『プルートウ』を読んで泣いている。ノース2号の巻だ。ロボットだからこそ描ける感情の機微とドラマ。浦沢直樹漫画が上手いなあ。

新ドラマ『しあわせな結婚』の完成披露試写会に行ってきました。大スクリーンといい音響で見ることと、スマホがさわれない＆CMが入らない状態でのドラマは、どうしても感情移入してしまって、超序盤の主人公がこれまでの独身主義的な生き方を変えることになったシーンで泣いてしまったし、うれしいことのあった場面でも嬉し泣きしてしまう。 #わせ婚

『大日本プロレス 横浜武道館大会』の会場で、大型ビジョンに流れるBJW認定タッグ選手権の煽りVを見て泣いている。…ここで過去のチャンピオンたちの映像を見せるとは…。現在が第63代。脈々と受け継がれてきた闘いの歴史が、去っていった人たちが、次々と映し出される。これは堪えきれない。

大日本プロレス後楽園ホール大会に行って、メインイベントの関本大介vsジェフ・コブを見て泣いた。…この二人が闘ったら最高の試合になるんじゃないかという(対戦カード発表直後の会場でチケットを買った僕の)期待感を裏切らない、とびっきりの肉弾戦。煽りVも試合に至るまでの因縁やドラマもなく、ただただプロレスだけがあった。…試合が終わっての互いを認めあう両者の握手や関本選手の最高の笑顔や英語をまじえてのマイク、それらのやり取りを見ているうちに、こらえきれずに涙が出てきた。

楽天モバイルパーク宮城、スターティングメンバー発表前、球団設立20周年を迎えるイーグルスの歩みを振り返る映像を見て泣いている。…映像を見るの自体は3回目だけれど、今回はグッと来てしまった。

試合前、サンボマスターたちの『できっこないを やらなくちゃ』のパフォーマンスを見て泣いている。

平日休みだったので、『亀戸梅屋敷寄席』に行く。50席足らずの小会場で、最前列から高座までは3ｍ弱。マイク無しの地声で、落語をより近くで楽しめる(&1200円とお安い)から好き。…で、トリの三遊亭好楽師匠が持ち時間たっぷりで人情噺の『子別れ』を。…親子が偶然の再会を果たしてしまうあたりから、何が起こるか知っているのに泣いてしまう。サゲまでずっと。よかったなあ。

サービスデーで安かったので、映画『化け猫あんずちゃん』を見て、3回ほど泣く。…さすがに2回目ともなると、感極まっての涙ではなく、ストーリーの勘どころでキチンと泣く感じ。…いい余韻をのこす、いい夏休みアニメ映画だったな…。

映画『化け猫あんずちゃん』を見て泣く。…2ヶ月ちかく、一滴の涙も流さず生活してきたせいだろうか、あんずちゃんが原チャリに乗って得意げに登場したところから、ずっと泣いてた気がする。…命が吹き込まれて、あんずちゃんはあんずちゃんらしく、生きている姿を見られる喜び・感動。そんな感情がずっとつづいていた。

煽りVで流れる大谷晋二郎選手のコメントに泣いている。

福島聡『星屑ニーナ』を読んで、2巻目で早くも泣いている。なんだ、このヘンテコな漫画は。なんだ、この切ない感情は!

映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』を見て泣く。アンドレザ・ジャイアントパンダ選手が出てきたタイミングくらいからずっと泣いてた気がする。…うつ病を抱える選手が、対戦相手を、うつで弱ってる自分を、アマチュアプロレスだと思ってナメてる客を、撃ち抜くように放つウツゴェという技。虚実はごちゃごちゃで、見てて喜怒哀楽もぐちゃぐちゃで、泣きながらも笑っていることもしばしば。

板垣恵介『バキ道』第36話で泣いている。『グラップラー刃牙』の第5シーズン。最大トーナメント→囚人→親子喧嘩→クローン宮本武蔵…と来て、相撲。第4シーズンでの衝撃的な展開を踏まえて、(タッグパートナーであった)夢枕獏の提案したストーリーが凄すぎた。長寿シリーズにしか生み出せない伏線だ。

シーフードミックスとカット野菜で包丁を使わず作る海鮮焼きそば。超おいしい。食べながら、『水曜日のダウンタウン』の「インタレスティングたけし芸人引退ドッキリ」を見ながら泣いてる。「どんなコンプレックスでも笑いにかえられる世界一素晴らしい職業」と言う伊集院光。「こんな個性でも好きな職業に就ける」とインタレスティングたけし。そのお笑い芸人を辞めるというドッキリ。辞めるは嘘・引き止めるは本心、虚と実の境い目のわからないやりとりには心を打たれて、泣かずにはいられない。

水曜日夜9時半、早くもコンビニに入荷した週刊モーニングを買う。帰宅して、榎本俊二『ザ・キンクス』第1話「心のきずな」を読む。祈りにも似たような奇跡を前にして、また泣いてしまう。

通勤中、聴いていたラジオから流れてきたRHYMESTER『なめんなよ1989 feat. hy4_4yh』を聴いて泣いてしまう。元々、涙もろかったのが年齢を重ねて拍車がかかった感じだ。