お芋さん太郎
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お芋さん太郎
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ONEPIECEと畑の話ばっかり民。そのほかツイステ、ジョジョ、アメコミなど。成人済み。無言フォロー失礼します。
二次小説はONEPIECEのみ、ReSo/レゾ（ノンカプ、恋愛要素なし）作品オンリーです。
※本アカウントに投稿した画像・動画は、無断使用禁止です。

🌊📦
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改稿しました
November 17, 2025 at 11:18 AM
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先日収穫した377本、燻しあがってきました〜
漬けてまーす👍✨

#芋ップガーデン
燻しあがった大根がコンテナにいっぱい入ってるの画像
November 15, 2025 at 9:35 AM
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必殺〜…かやく星💥💥💥
カップ麺の麺職人濃厚担々麺と、そのかやくの画像
November 15, 2025 at 3:35 AM
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山が枯れてきおった
落葉のすすんだ山肌
November 14, 2025 at 5:23 AM
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フォッグ=テンポ
November 13, 2025 at 7:41 AM
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春菊の芽が出た！
時間がかかったなあ〜💦もう出ないかと思ったよ💦
良かったね😋

#芋ップガーデン
小さな春菊の芽の画像
November 13, 2025 at 1:21 AM
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白菜、キャベツ収穫！！！
今年も良くないね😂来年に期待だ😂😂

#芋ップガーデン
コンテナに収穫した白菜が入ってる画像 コンテナに収穫したキャベツが入ってる画像 結球できない白菜の画像
November 12, 2025 at 1:25 AM
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ニューゲート見切れてる😂
なんか新しいパターンだな😂😂
November 11, 2025 at 11:21 PM
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【どうぞご自愛ください。】
二次創作らくがきSS。
いつもながら本人不在の誕生日SS。
祝いというより祈りの一幕 in シモツキ村。

#ゾロ誕生祭2025
#ONEPIECE文字書き部
#ちいさなSSワンピ
ONEPIECE二次創作小説の本文です。 【どうぞご自愛ください。】 　朝一番に仏壇に手を合わせる。コウシロウの日課だ。 　仏壇には小さな器に白いご飯をよそい、隣にはおにぎりを。どちらからも湯気が細く立ち上がっていて、線香の煙とゆるく混ざり、あちらの世界との境界にいる心地だ。 　お鈴の余韻が響く中、写真のくいなと目を合わす。もしも彼女が生きていたら、どんな大人になったろう。想像を巡らすのも、いつしか大切な日課となった。 　読み終えた今朝の新聞をくいなに渡す。一面には〝麦わらの一味〟の悪事……否、活躍が大々的に取り上げられていた。 「ゾロの一味は、ついに四皇になったよ。ここからが正念場……でも夢には確かに近づいてる。君との約束にも」 　彼の幼少期を思い出す。やること成すことが無茶苦茶で、優等生とはとても言えない。体を壊すほどの厳しいトレーニングにも手を抜かず、いつもハラハラさせられた。 　きっと今も、変わらず無茶苦茶な日々を過ごしているだろう。 まっすぐで曲がらぬ覚悟を持った、精神的にも強い剣士だったから。 「だけど困ったものだよ。道場の子どもたちが真似してしまうんだ。みんなそろって必死に三刀流を練習してる様子は、悪いが少し笑えてしまう」 　コウシロウが頬を緩め、「君にも見せたかった」と呟いた。 　たったの十数年。彼女の人生はあまりにも短かった。それでも確かに意味のある人生 だったのだろうと、今では思う。数年ぽっちしか一緒にいられなかったゾロが、くいなとの約束を守り続けてくれているのだから。 　胸の奥に宿った熱が、目から一粒ほろりと落ちた。眼鏡を上げて目元をぬぐい、過ぎた年月を実感する。 　ごまかすように障子の外に目をやると、にわか雨に白いものが混じり始めた。どおりで素足じゃ寒いわけだ。 　時は霜月、十一日。 　夢を背負った青年が、ひとつ歳を重ねる日。 　そして彼の健勝に、いっそう祈りを重ねる日。
November 11, 2025 at 11:30 AM
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新しい冷凍ストッカーがやってきた！
これを見ると、今年の生姜が失敗に終わった事実を突きつけられるようで、心が痛いぜ…😇
来年がんばります。

#芋ップガーデン
200Lの新しい冷凍ストッカー
November 11, 2025 at 6:30 AM
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みぞれを観測しました。冬です😇（当たり前だけど停車して撮影しました）
November 10, 2025 at 7:08 AM
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【チーズフォンデュに襲われるワノ国人】
ONEPIECE二次創作SS。
例の動画のパロディです。ギャグです。

#ONEPIECE文字書き部
#ちいさなSSワンピ
ONEPIECE二次創作小説「チーズフォンデュに襲われるワノ国人」の本文です。 　画面の中央に映るガタイのいい男は、恰好からしてワノ国人だ。彼の目の前にはテーブルがあって、所せましとフライドチキンや厚切りベーコン、ウインナーが並んでいる。男はニコニコ笑顔でそれらを眺め『おれァ好きだぜ、海外の肉料理は』なんて呑気していた。 　テーブルにはひときわ目立つ三重の塔がある。鍋の中にそびえ、高さは男の目線ほど。その足元を液状の黄色いチーズが、豊かに流れている。この鍋はチーズフォンデュメーカーなのだ。 『アー、これ、なんて言ったか……ほんぢゅ。そう、ほんぢゅだ』 『肉にそのチーズを付けて食うんだよい』 『なるほど、ちずを付けるのか』 　画面外から、少年の声が聞こえる。少年がワノ国人に、チーズフォンデュの食べ方を教えているようだった。 『おもしれェ。おでんに付けてもいいんじゃねェか？　なあ、いいだろ、白吉っちゃん！』 『てめェの好きにやれ。アホんだらァ』 『おう！　おいイゾウ、さっき作ったおでん持ってこい！……よしよし、これだこれ。ありがとよ』 　ワノ国人が、白吉っちゃんという人物に声をかけた。 　白吉っちゃんは腹の底が震えるような低音ボイスで、気だるげに、しかしわずかに弾んだ調子でしゃべる。その声は、どこかで聞いたような、そうでないような。もしかしたら有名人なのかもしれないが、歴史上『白吉』という人物は存在しないはずだ。 　おそらく、イゾウだろう。すぐに鍋いっぱいのおでんをワノ国人に差し出した。 　イゾウの手は白くしなやかで美しかったが、骨格からして男性だ。これはかつて海で猛威を振るった白ひげ海賊団の、十六番隊長の名前と同じ。しかしやはり『白吉』という名に心当たりは無く、同名の別人だと思われる。 　チーズフォンデュメーカーにスイッチを入れると、塔がクルクル回転し、とろけたチーズもクルクル回る。ワノ国人が物珍しそうに、流れるチーズをスプーンでつついた。 『水あめみてェだな』 　ワノ国人は、スプーンに絡みつくチーズを見て、そう言った。 　やがてチーズが塔の中をらせんを描いて登り始めた。塔の上部から流れ出て、それでフォンデュするのだろう。 『ほぉー、こりゃあ大したもんだ。おトキも見るか？　おもしれェぞ』 『こっちから見てるわ』 『そうかそうか』 　今度は女性に話しかけたようだ。女性は芯の通った凛とした声でワノ国人に応え、しかし画面には出てこなかった。 　さて、チーズが塔のてっぺんまで上りつめる。いよいよ噴水のように流れて出てくるはずだ。 　と、機械の様子がおかしい。鍋から必要以上のチーズを吸い込み、塔を押し上げ始めた。 『なんだこりゃあ！？　何が起こってる！』 　あっという間に塔部分が外れ、それだけカランと地に落ちる。しかし、らせんは止まらない。 　らせんに巻きこまれた粘り気の高いチーズは 高速で回転。遠心力で外側に伸びて、伸びて、ワノ国人の頬を打つ。 『痛ェ！』 　チーズの猛攻は続く。ワノ国人がそれを避けようとズッコけ、テーブルの食材が散らばった。 『おでん！』 『おでんさん！！』 　しかし外野が気にしているのは、おでん料理だった。かわいそうに、ワノ国人を心配する者は誰もいない。 『いで、いでで……やんのか、この！』 『ウワー、やめろおでん！』 『お前の斬撃で船まで切れたらどうする！』 　ついにワノ国人が刀を抜いた。頬をチーズの塊にぶたれながら。 　それでも周りの人たちは、おでん料理やら船やらを気にしていた。画面の外から手が次々伸びてきて、ワノ国人を取り押さえる。 　ところがその手も減っていく。チーズにのされたのだ。高たんぱく高脂質、栄養豊富は伊達じゃない。 『いてェ！』 『ぎゃふん！』 『大丈夫か、おま……うわ！』 　次々と男たちの倒れる音が聞こえる。おそらく画面の外も死屍累々だろう。 　周りの人間をだいたい倒したチーズは、役目が終わったとばかりに遠心力で散っていく。フライドチキンに、厚切りベーコンに、ウインナーに。そして、おでんに。切なく短い栄華を誇り、散らばる料理にうまみとコクを足していく。 　ウィンウィンと、なおも一人で回転を続ける チーズフォンデュメーカーに、女性の手が伸び、いとも簡単にスイッチを切った。 『困ったわね、どうしよう』 『……放っておけ』 　おトキと白吉の呆れた声が聞こえ、そのままプツリと動画が終了した。 　ほんの数分の映像に、歴史学者は頭を抱えた。 　海が平和になり、大海賊時代はもはや文献でしか知るすべがなくなった現代において、それ以前の映像資料など貴重すぎる代物。解析に意気込んで臨んだものの、その映像の解析は困難を極めることになる。 　難解だからではない。 　おもしろすぎるからだ。 　大インターネット時代を生きる歴史学者は、笑いすぎてボウっとした頭でふわふわ思う。ＳＮＳでバズるやつだ、と。
November 9, 2025 at 4:58 AM
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形、どうした…😂😂
生産者の顔が見てみたい😂

お、おれだーーー！！💥💥

#芋ップガーデン
November 8, 2025 at 1:28 AM
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蛇足れす。あと、イメージ絵
ONEPIECE二次創作小説「ハロウィンに甘いお菓子を」の補足画像です ・怖いやつを書きたかったんです。ハロウィンなので。本当はもっとジメジメ感をだしたかったんですが、ちょっと難しかったです ・ドンキホーテ兄弟は、ダークだったりバイオレンスだったりが書きやすいのでありがたい…。原作でひどい目にあってるからかな？ ・ドフラミンゴをもっと狂った感じにしようかと思ったのですが、精神的にも強いのでイメージ変わっちゃうかな…と思い、今回のようになりました 囚人服を着て寝転んでるドフラミンゴの上に、子供のロシナンテが乗り上げてる絵 コメント ・今回はおつるちゃんに救われたなドフラミンゴ ・銃口を向けるシーン、もっと迫力が欲しかったな。迫力あるシーンってどうやって書くんだ…。あと不気味さ。不気味さがほしい
November 7, 2025 at 2:32 AM
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良き晴れ間だぜ…！

①春収穫予定のつぼみ菜、春菊の種まき
②ポットに播いていたニンニクを植えた！普通は直播だけど、時期が遅くなったので、できるだけ温床で大きくしてからと思って…頑張って活着（土に根っこが付くこと）してくれ〜

#芋ップガーデン
November 5, 2025 at 2:12 AM
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蛇足れす
ONEPIECE二次創作小説「手数」の補足画像です。 ・デュバル戦のときナミが「ハチは実は無害」と言っていたのが印象的でした。8年も苦しんだのに。 だからきっと、ナミにそう思わせる何かごハチとの間にあったんだろうなーという妄想でした。 ハチはコアラとも仲良くしてたので。 子供のナミは心を開けなかっただろうけど、大人になって解放されて、落ち着いて考えたら「悪いやつじゃなかった」って思えたり。 ・ハチはあだ名で本名が「はっちゃん」なの、なんのバグだ。「はっちゃん」で書きにくすぎて本作は「ハチ」で書いちゃいました。
November 4, 2025 at 4:33 AM
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蛇足れす
ONEPIECE二次創作小説「ゾロをさがせ！」の補足画像です。 ・みんな大好き迷子ネタでした！ウソップならきっとこういうネタを仕込んでくれる…そう信じてます ・書きながらキャラだしすぎたかな？と、ちょっと焦りました。リアクション勢に、サンジ、ナミ、ロビン、ブルックは多いよなあ…！食事の後にお茶飲んでそうな人という人選だったので…。 ・会話の流れが速い話で人数が多すぎると、誰が話してるのか分からなくなりがちです。気をつけよ…
November 3, 2025 at 4:28 AM
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蛇足れす
ONEPIECE二次創作小説「500ベリー」の補足画像です。 ・ローのためならいつでも全力！！なハートの海賊団を書きたかった（いつも書いてる） ・全身全霊をかけて真面目に不真面目してるハートの海賊団を…（以下略） ・まだハート慣れしてない新人に全額譲るのがプロ感ありますね。でっかいジャンバールがちみちみと小さな押し花作るのもかわいくて✨好き✨ポイントです。 ・ギャグなのでテンポを意識しました。短めの会話文が多いと、展開のスピードが速くて良きです
November 3, 2025 at 4:23 AM
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ミンティアの抜け殻と磁石でスチール本棚をデコるマンです
セリアの強力マグネットと、ミンティアの空きケース ミンティアの空きケースを分解して、中に磁石を入れる スチール棚に、磁石入りミンティアケースをくっつける
November 3, 2025 at 3:50 AM
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蛇足れす
ONEPIECE二次創作小説「バス旅②最終回」の補足画像です。 『どんな世界、どんな状況でも海賊メンタルで楽しく旅する一味』 書きたいのはコレでした。 別々に生まれ育ち、それぞれの生活を送っていても、船長に「来いよ」と言われれば迷いなく付いて行くんだろうな…と思います。 そんなパワーがあるよね、ルフィって。 また書きたいな。いろんな形で。バス旅…。
November 2, 2025 at 5:00 AM
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蛇足れす
ONEPIECE二次創作小説「手向け」の補足画像です。 「おれの葬式で弾いてくれ」「えーん！！」のエピソードから。 おでんの死にはいろいろなことが起こりすぎて、それからは日和本人が生きるか死ぬか、そして身分を隠し…なので、おそらく葬式すらできていない。 カイドウを倒し、平和になった宴で『月姫』を弾きながら、急に思い出す…ということがあったかもしれないと思いました。 弔いの音楽。これはブルック案件でしょう。ヨホホ…
November 2, 2025 at 4:48 AM
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かやくのないカップ麺に、新鮮卵星💥
カップ麺に生卵を追加した画像 カップ麺（日清柚子しおラーメン）の画像
November 2, 2025 at 3:32 AM
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【少年よ】
ONEPIECE二次創作らくがきSS。
頂上戦争後のアマゾンリリー、暴れるルフィを抑えるジンベエの心の内の妄想です。シリアス！

#ONEPIECE文字書き部
#ちいさなSSワンピ
ONEPIECEの二次創作小説の画像です。 【少年よ】 　空がふるえる。 　大人になりかけた少年の、ギザギザにささくれた高い叫びが聞こえる。彼は先日、大切な者を失った 。感情の行き場をなくし、そこかしこに激しく体を打ち付けるルフィを、ジンベエは見過ごすことができないでいる。 　かすれた血の跡を下駄で踏みしめる。それはすぐに、土に紛れて見えなくなった。どこを歩いても血だまりの戦場とは違う。ここは、時間の流れがある場所だ。 「……おれは、弱い！！　ハァ……！　何一つ、守れねェ！！」 「……ルフィ君」 「向こうへ行け！　……ハァ……一人にしてくれ！」 　心がふるえる。 　自分の心の一番底にある何かが、呼び起こされる心地だ。 　ジンベエが古い記憶をたどる。自分が目の前の少年くらいのとき、何を考えていただろう。 　世界をうらやんでいたかもしれない。 　世界に怒っていたかもしれない。 　違う世界を望んでいたのかもしれない。 　違う未来を手に入れたかったのかもしれない。 　大人になって、現実を知り、受け入れて、もがいて。そんな中で、時おり友達と海面まで上がり手をのばす。届きやしない太陽の暖かさが、たまらなく切なかった。 　ルフィの心の中で何が渦巻いているのか、ジンベエには知る由もないが、これだけはわかる。今 の彼に必要なものは、きっとタイヨウのぬくもりだ。 　ルフィはがむしゃらに暴れ、ジンベエがそれを制した。無常な力の差。これもまた、世界だ。 　だがその世界に刻まねばならない。決して消えない、彼自身が持つタイヨウの光を。 「確認せい！　お前にまだ残っておるものは何じゃ！！」 「ハァ……ハァ……」 　ルフィの頬をつたう涙が、こびりついた血を薄く溶かしていく。ぐるぐるに巻いてある首元の包帯が、色を帯びていく。 　カサカサの抜け殻をしぼるように、彼は言った。 「仲間がいるよ！！」 　指折り数えて膝を抱える姿は、寂し気な小さい子どもみたいだ。 「……すぐ会いてェ……あいつらに会いてェよォオ！！」 　まっすぐな慟哭に、空が、心が、魂が、ビリビリとふるえた。それなのに。 　遠くに見える広大な海は、変わらず無常な凪である。 　ジンベエは息を吸い、続けて大きく吐き出した。 　これもまた世界だ、と。
November 1, 2025 at 1:35 PM
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【ハロウィンに甘いお菓子を】（6/6）
続きです。
　子どもの頃の弟の姿だった。髪の毛がすすくれてボサボサ、肌はかすれて白い粉が吹いている。いつか、どこかの路地裏で見たロシナンテだ。 「フッフッフ、なんの冗談だ」 「冗談じゃなくて、ハロウィンだよ」 「しつこいな」 　相手は蝋燭の火よりもか弱い一匹のガキだ。怖いなんてことは、断じて思っていない。それでも心が揺れるほどの、腹立たしさがあった。動揺を隠すように笑うも、ロシナンテはあっけらかんとハロウィンを主張するから、ドフラミンゴはつい声を荒げる。 「てめェはおれが殺したはずだ、消えろ。消えろ！　幻覚め、どっかに行け！」 　両手両足を拘束する太い鎖がうらめしい。反響音が頭に響き、脳みそが芯から揺さぶられる。 　ところがロシナンテはお構いなしだった。澄ました顔してドフラミンゴの横にまわり、分厚い胸に乗り上げる。 　彼には重さも温度もない。当たり前だ。幻覚なのだから。 　ロシナンテは鎖骨よりも少し下のあたりで、片足を曲げ、もう片足を放り出して、ゆるりと腰かけた。前髪が長くて目元は見えないが、口元はニコニコ笑っていて。 　そのまま、銃をつきつける。まっすぐにドフラミンゴの顔へ。 　反射的に身構えたが、ロシナンテの細い指はトリガーにかかっておらず、ぷらぷらと遊んでいた。 　そうだ、撃つ気なんてないのだ。こいつはロシナンテなのだから、撃てるはずがない。おれはそれを知っているはずだ、と、止まっていた息を細 く吐き出す。 「なんだ残念、余裕だね。あにうえ、おれになにか言うことはないの」 「お前は幻覚だ」 「せっかくのハロウィンなのに」 「失せろ」 　銃口が、あごに触れる。 　それでもドフラミンゴは気にせず続けた。 「それは悪戯のつもりか？　なにせ〝ハロウィン〟だからな」 　ロシナンテは何も言わなかった。無表情でただドフラミンゴを見下ろす。『あの時』とまったく逆だ。 「だからお前は甘いんだ。キャンディやチョコレート、どんな菓子より甘ったるい。たった指一本、動かせないんだからな。お前にその引鉄は引けない」 　はねた前髪の奥に、自分とよく似た赤目がのぞいた。 「試してみる？」 　と、彼がそう言ってる間に、見つめた赤が高くなり、反対に声は低くなっていく。 「勘違いするなよ、ドフィ。お前は今や『乞う側』だぜ」 「コラ、ソン……」 　子どもが、黒コート、赤いコイフの大人に変わった。どす黒い血を体と顔にべったり付けた、ミニオン島での最期の姿だ。たった一度の瞬きの間だった。 　とはいえ、ドフラミンゴがひるむはずもない。胸の上に重さのない大男を乗せたまま、余裕の笑みで彼を煽る。 「なるほど、ハロウィン。もしもおれが乞う側だとして……お前は菓子をくれるのか？」 「さあ、どうだろう。お前が大好きな甘い甘い『許し』なら、やるかもな」 　撃鉄を起こす音がする。 「プレゼントのセンスがないな、ロシナンテ」 「うるせェな」 「どうせお前にはできやしねェ」 「早く言いやがれ」 「せっかちなやつだ」 「ハロウィンが終わる前に 」 　望むところだ。ロシナンテの執念と、どちらが勝つか。 　なんのことはない。どうせ、どれもこれも幻覚だ。 「ああ、言ってやるさ。トリック・オア……」 　引鉄にかかる指に、少し力が入るのが見える。ハッタリだ。 「トリー……あ？」 　言い切る前に、ロシナンテが消えた。 　入れ替わるように現れたのは、おつるだ。 「なんだい、ドフラミンゴ。今日はずいぶん暴れてるね」 「……ハロウィンだからな」 「何を子どもみたいなことを。あんたにあげる菓子はないよ」 　おつるがいつも通りにかわいく言って、鉄格子近くの椅子に腰かける。その存在感に、気づかないうちに緊張していた筋肉がフッと緩んだ。 「フッフッフ……そんなもん、いらねェさ。胸やけしちまう」 　ドフラミンゴが、力なく笑う。 　耳元でブーンブーンと音を立て、虫が飛び始めた。まるでドフラミンゴがくたばるのを待っているかのように。 　でも、それだけだ。 　やはりここはドフラミンゴにとって、世界一やさしい場所なのだ。
October 31, 2025 at 3:33 PM
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【ハロウィンに甘いお菓子を】（2/6）
ONEPIECE二次創作らくがきSS。
間に合っ……てない、だと？いや、間に合ってることにします。
ハロウィンネタ、ドフラミンゴのアンハッピーハロウィンです。
ホラーでダークな雰囲気を目指しました。苦手な人は注意おねがいします

#ONEPIECE文字書き部
#ちいさなSSワンピ
ONEPIECE二次創作SSの画像です。 【ハロウィンに甘いお菓子を】 　ここは世界一やさしい場所だ。床に転がり石の天井を見上げて、ドフラミンゴはそう思う。 　ドレスローザ国民の人生を長い脚で踏みつけた。他人のあらゆる人権にツバを吐いて生きてきた。その結果、ポッと出のサルにボコボコに殴られた。今だってインペルダウンのＬＥＶＥＬ６に鎖でつながれ、鼻がかゆくても満足に掻けないくらいには、身じろぎできないでいる。 　でも、それだけだ。誰も自分を殺す気で殴らないし、火であぶられることもない。鋭い矢が体に穴を開けたりしない。目玉をえぐろうとナイフをチラつかせる者もいない。 　脳みその８割をどこかに落としたみたいな、愚かな父親もいない。 　たまにおつるがやってきて、優しい口調で「バカだね」なんて、かわいらしく言って去っていく。 　普段ここには自分以外の誰もいなくて、だから誰にも害されない。聖書にのったエデンのような、小さな石の箱庭だ。 　だからドフラミンゴは、この冷たい牢獄をふわふわの揺りかごみたいにやさしい場所だと思った。 　一つだけ文句を言うならば、虫だ。ハエのような虫が、ずっと近くを飛んでいる。 　サングラスをしているせいで姿はまったく見えないが、耳の周りでブーンブーンと不快な音で煽ってくる。羽音が聞こえているあいだ、ドフラミンゴの意識はずっと下に沈み、 地獄の底から手招きされているような心地になる。 　そんな時はじっと目を閉じて、すでに忘れかけ ている青い空を思い出す。そうすることで、また浮かんでこられるから。海に浮かんだことなんて一度だってないが、たぶん似たような感じだ。 　この便利なライフハックを、おつるに話したことがある。彼女は顔のしわを一層深めて「ここはインペルダウンの最下層。虫なんて、一匹だって入っちゃ来れないよ」と言った。 　確かにそれも一理ある。なぜなら今日は、虫がいない。代わりにいるのは小さな子どもだ。 　色の薄い金髪の男児は、ドフラミンゴの膝丈ばかりの身長のようだ。寝転がっている周りをスキップしているらしく、揺れる金糸がたびたび視界を掠める。 「おい。なんだ、お前」 「きょうハロウィンだよ」 「あァ？」 「だから、ハロウィン。知ってる？」 「知るか。お前、なんでここにいる」 「え、ハロウィン知らないの！？」 　もういい。話にならない。甲高い声が、虫よりもうざったい。 「ごらんの通り、菓子ならねェ。どっかに行け。殺すぞ」 「なんだ、知ってるじゃない」 「聞こえなかったのか」 　ドフラミンゴが呆れた調子で言うと、子どもはスキップの足を止め、ドフラミンゴの顔を覗き込んだ。頭の上の方から見てたので、互いが逆さまになっている。 　その顔を見て、ドフラミンゴはハッとした。 「楽しいハロウィンなのに、なぜ寝てるの。あにうえ」
October 31, 2025 at 3:33 PM