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なしことね

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恋がさくころ桜どき完走！

杏√とティナ√もようやく終わって一段落しました

杏√

こなみ√でちょこっと出てきたエレオノーラとの関係性を中心に書かれていたお話。まぁDistance流れてる時から杏にそっくりな女性と何故か瞳が赤くなっている等匂わせはあったのだが。
√にしては上手くまとまっており、キャラ自体に刺さりはしなかったもののかなり化けて出ていた。ティナと以前から面識があったり、こなみに将棋で圧勝する等かなり盛った設定にもしっかりと説明がされているので理解はしやすいように思える。
この√で分かった事は
・杏は実は人外ヒロインの1面も持つことが彼女の口から発せられ、死神と人間のハーフであることが分かる。
・死神は不死身の為、恋はできないとされているが、これは不死身故の弊害を何度も味わって来たから恋に否定的になるという繋がりを持つ。
・体はエレオノーラだが、エレオノーラ(以降エレ)自身は杏のもうひとつの人格のようなものである。杏が寝ているとエレが死神の仕事をするという役割分担形式で動いている。
・鏡や窓ガラスを通じてエレと会話をすることが出来るが、それを知っているのは主人公のみ。
・死神は人の魂を刈った後に、その魂の記憶が見れる。
・主人公はリィナという死神に助けられたが、そのリィナは既に故人となっている。
という複数の点であること。
この時点で何かおかしいと気づく方はいるだろうか。
そう、リィナという前例があることで死神が不死身であるという設定は完全に破綻となっているのである。一応ティナと杏の関係にも触れるとティナはリィナの妹で姉妹共々はぐれ死神であり、杏が見つけて仲良くなったとされている。そのようなものかと認識出来るので想像出来ない訳ではないが、キャラゲーとしてならこのくらいの設定で妥当なのだろう。
本√で書きたいことはエレに死神の仕事を押し付けてたことに負い目を感じる杏と、杏の幸せこそがエレの幸せだと言うエレの気持ちのすれ違いだったということ。このテーマは割と好きで読んでる部分なので良かったのだが、その分Hシーンが本当に恵まれてない。
勿体ないと思うからこそ惜しい√でもあると考える。エレの不器用な接し方もかなり良かったんだけどね

ティナ√
死神設定に追加要素が加わった状態で話を進めていた印象。
死神が魂を刈るとその記憶が見れるのは杏√でも書かれていた通りだが、人がその生死に心を動かす生き物に限られるとされている。ペットでも記憶見れたりするのかな？
それともう1つあり、死神は自分の刈った魂の記憶を食べて生きているというものだが食べないと消えてしまうらしい。これが判明するのはご述のシーンだけど、食べないと1日で死にますとかでは無いのでそこの所は有耶無耶にしないで欲しかったかも。
本√では、上記の設定があるのにも関わらず頑なに記憶を食べようとしないティナの心理描写をメインに書かれているが、ぐーたらな本質は変わらないので共通√からのスタートとしてみても違和感は無いと思う。
しかし小春という立ち絵のないキャラの魂を刈ってからがかなり重く、サブキャラである肥田爽の道の踏み外しっぷりが酷く書かれている。確かにぽっちゃり好きなのは分かるしフリ方も設定通りではあるものの...葬式迫ってるのにデート行く予定作ってるのはあたおかの極みだし主人公が突然ブチ切れるのも仕方ないとは思う。
絶交状態に発展してから殴り合いで解決して男の友情だねぇという展開を見せたかったのだろうが、正直同情は出来ない。爽が捨てたっていう事実は変わらんしね。
そしてさらに問題なのがその後。ティナは刈った小春の魂の記憶を食べていなかったのである。お人好しすぎなんてレベルじゃないし正直頭は抱えるけど消える直前のセリフが「恋なんてするもんじゃない」とゲーム開始して即出たものだったのでかなり粋に感じられるのがずるい。しかもこれ最後のCGでも「恋をしませんか？」だそうだし。
ちょっと待てや。ただでさえ有耶無耶な設定なのに前触れもなくティナ復活してハッピーエンドに持ってきたみたいだけど、普通に考えてゴリ押しが過ぎない？
桜の木の下で、立ち止まらないことみたいな決め文句の後にそれはなくないか。そもそもどうやって復活したの？リィナは死亡、ティナは消滅してるらしいし、結局魂同士で何かしらの決断かなんかを下したんでしょ。
一応そのやり取りはED後に書かれてはいたものの流石に安直すぎると思う。まぁこの設定ならあの展開で十分でしょ感は歪めないし、設定について深く考えてる方には不向きなお話なのかもしれないと思った。もっとも、この√に限ったことでは無いのだが。

March 31, 2025 at 6:43 AM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

こなみ√ 終了。
上原あおいさんの妹ヒロインも板に付いてきた。

兄さん呼びで眠い時のボケ行為が面白い😴
兄の事に興味あるようだが、自分の気持ちと葛藤が重く書かれていてキャラゲーとしてどうなの感はあったけど、読めるタイプで助かった🤔

#ぱれっと
#奈子弧感想

全体的に書き方が雑に感じられるし、殆どのキャラに同情できるはずの無い√だと感じた。
こなみは珍しく実妹ヒロインであり、実妹ヒロインならではの大きな壁と禁断の恋を描写していた。妹の√となると本当に義妹設定に逃げたりすごい、周りから許しを得るまでの展開が浅かったりと作品によってブレの幅が大きいので断定として言えることは殆どないと言っていい。本√はどちらかと言うと後者だろう。
実妹との恋愛がどれだけ許されないものなのかを主人公とこなみ、葵達の葛藤を合わせて形成されたお話はキャラゲーにしてはかなり重く、いくら創作物とは言えどもそんなに現実的に考えんでも良くないかとは思った。所詮ヒロインとの恋愛話でハッピーエンドに終えるのが定石やし。
流れはまぁ悪くないのだが、こなみが主人公に異性として好意をもつプロセスが不足している点、主人公が意味不明な選択をして妹が意味不明にキレる点、葵の意思が死神と無き夫の魂によって無理やり変えられてる点、杏達にも反対されてるのにある茶番で簡単に許している点を考えるとあまり良い√とは言えない。
あまりにも現実的な考えを持ったテーマなのに本当にもったいない。
特に葵に関しては扱いどうにかならんかったのか

March 27, 2025 at 3:47 AM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

美桜√ 終わり。

幼なじみとの恋愛はいつ見ても初々しくて良いね👍
個人的に美桜のお姉ちゃんもかなり良いキャラしてたと思う。

#ぱれっと
#奈子弧感想

全体的に書き方が雑すぎるので読んでて萎えた記憶しかない。
まず美桜は謎の男性恐怖症であり、男の人に触れるだけで泣いてしまうという困ったもの。この謎に関しては共通で明らかに描写され、個別√でもその謎に追求していくので最低限の繋がりは書かれてるとみて良いだろう。
何故この体質になってしまったのかと言うと、主人公に手を振り払われた後に主人公が事故に遭って死ぬかもしれないと思ったから。あの時にしっかりと手を掴んでいれば事故に遭わずに済んだかもしれないという後悔が具現化したというものと説明があるのでそこまでは良かった。美桜の姉とのやり取りやデートシーン、Hシーンに入るまでの下りは割と自然なタイミングだと感じたので文句なしにスラスラ読めたのだが...とある用事を主人公がこなつに代わってもらったことが理由で突然ブチ切れ泣いて逃げるという始末。

...はぁ？お前の沸点どうなってんの？今までそんな素振り見せなかったしそんな背景も過去の描写も無かったけど？主人公がよっぽど鈍感だったら矛先が主人公にだけ向くからまだ良いけど、何の情報もなしにあんなことでキレられてプレイヤー共々どんな反応すりゃええわけ？
このシーンで一気に美桜の株価が大暴落してしまい、その後の展開でも挽回出来る様子が見れなかった。美桜と恋をして美桜のために動いていたのに、肝心の美桜は過去の主人公が良かったってふざけるのも大概にせぇ。
そのままティナを通じて仲直りさせる流れでなんとか印象回復に移った姿勢は褒めるが、もう手遅れ感は半端ない。
実際仲直りは成功したけど、前触れもなくトラックの居眠り運転で美桜が大怪我をしたシーンでまた印象悪化させるのマジで何がしたいん？
締めつけには運転手がキレて去っていく始末...居眠り運転の分際で何被害者面してんだテメェ。

まぁ怪我は治ったけど主人公が激しく後悔するという真逆の展開に持っていくのも何だかなって感じ。
男性恐怖症を治す方法にしては荒治療なんてレベルじゃないし、主人公が心の底から笑えてるとは到底思えない。
いやぁ...とんでもないお話を見せられたもんだ

March 26, 2025 at 3:47 AM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

夕莉√終わり。

後で微調整するのでメモ位の認識で読んでくれると幸いです。

夕莉も主人公も恋なんてするもんじゃないと思っている。それはお互いの背景が関連しており、夕莉は花子と一緒にいた時のトラブル、主人公は共通√にて端的に説明がされていた。
夕莉は男嫌いな一面を持っているとは言うものの、主人公への接し方が割と丁寧なので多少なりとも心を開いているというよりは僅かな期待を持っていたのだろう。ここがちょっと疑問に思っていて、男嫌いなら流石にヘイト買いそうな程に扱い悪くすると思っているのでパンチがちょっと弱いように思える。モデルを訳ありで辞めていることも書かれているけど、辞めるに至ったプロセスがないので雰囲気に合わせようとしただけの舞台装置にも見えてしまった。
さて恋愛描写に関してだが、これに関しては恋への興味がないので互いに歩み寄るという展開がかなり粋。寮生活で仲良くなった美桜との三角関係も書かれているのでドロドロした形になるかと思いきやそうではなく、夕莉が自分の気持ちを吐露したり、美桜が間接的にフラれたりしてたので主人公の気持ちは相当固まっていると言えよう。
ケンカという訳では無いもの、お互いの気持ちの再確認を得てまた友達として仲良くしてくれますか？という流れは個人的に好きだし本作の方針にしっかりと沿っていると思う。
花子の扱いも良かったが、後半が問題に。
ヒューペリオンから夕莉達の幸せと自身の命のどちらを手放すかという選択を迫られた際に自死を選ぶも、夕莉に離れて欲しくないと泣きつくのだ。
そこから夕莉の心境がかわり、自分のやりたいことを優先するために主人公と一旦別れることになるのだが、これ意味わからんくね？
離れたくないって気持ちを書くんならヒューペリオンなくても成立するし、別れるに至るプロセスも弱くて感情移入が全くできなかった。
ヒューペリオン勝ち逃げのような展開になるしでそこに力入れなくても良いでしょ...。
この√の難しいところは上記の展開にどういう解釈を得て納得させるかという点である。
花子の心境を書くのであればヒューペリオンとの絡みや脅しはもう少し増やすべきだし、別れたけど何だかんだて絡みは続けてるのは良いとして、家族との時間が減ったとテキストで書くあたり未練タラタラじゃないかな

March 25, 2025 at 3:47 AM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

紗雪√ 終了。

巫女姫と呼ばれて親しまれているが、1人のクラスメイトとして見られたいという気持ちと葛藤の書き方が上手かったですね。
主人公の呼び名が√内で変わるのも粋な演出で良き(๑•̀ㅂ•́)و✧

これにてアマカノ完走❗️

#アマカノ
#奈子弧感想

「巫女姫」と呼ばれていたため、紗雪と名前で呼んでくれるのは聖とこはるよりも遅いですが、彼女が主人公達の力を借りてクラスのみんなと仲良くなっていく様は丁寧に書かれていましたね。
特に恋人同士になった後のモブキャラの言動はま〜まれぇど作品のように悪人が殆どいないので、些か都合が良すぎ感もありますがキャラゲーとしては許容範囲で和みやすい環境に置かれていると思っています。

さて、本√が描きたいのは「一人前のレディに相応しくあるために」だと感じました。
公式サイトには「恋愛に関しては、恋をして結ばれたいと思っているものの、自分が結ばれる男性は必ず家を継がなければならないので、そんな人いるんだろうか？とも思っている。」とあるように、家は神社で紗雪はその家の生まれの巫女さんですが、その前に恋が気になるお年頃の女の子でもあるのです。
恋と神社の跡継ぎ問題を両立していく中で、彼女の心の変化をうまく書いている印象を残しました。
ただし紗雪の父はかなり野蛮なお方ですね...。
ヒロインとの恋愛を書く上では避けて通れない壁として父親キャラがいるのですが、私は正直紗雪の父は好きではないです。
いくら試練とはいえ、氏子に嫌がらせを示唆して主人公を雪の中に埋めたり屋根から落とそうとするのは下手したら死ぬ可能性もあるので流石に擁護できないです。
まぁ気づいた紗雪が怒ってくれてるのでまだ世界観の崩壊は免れていますが...それ以外でも出会った際に平気で胸ぐらを掴んできたりしているので、娘を持つ父親以前に神主がそれやっちゃダメだろ。
紗雪と妻が良いキャラでなかったら本当に読むのが苦痛に感じられる人物でしたね...まぁ息子として見てくれるまでを書くとはいえ、娘を持つ父ってのはやる行動が分からなくはないんですが。

「一人前のレディに相応しくあるために」と感じたのは、2人の交際を認められた所からですね。
紗雪は端から義務感の強い性格なので、自身も成長するためにどうすれば良いのかと悩んでいる様子が顕著に現れています。
この覚悟を決めきれていない状態での描写は上手かったですね。

あと節分の神楽舞のために一時離れるシーンがあるのですが、その時に紗雪の誕生花である「君子蘭」の髪飾りを預けて、終わったあとにまた返してくるという締め方は個人的に気に入っています。
大切な人のことを思う形見を糧としてしばしの辛抱を耐え抜くのは生半端な覚悟や付き合い方じゃ到底出来ないことですし、離れて身と心の成長を促すことで幸せな未来を掴めることを信じられるという意味合いを考えると、冒頭のテーマに沿った書き方として適切では無いのかなと思っています。
ただしこれは紗雪だけではなく主人公も然り、という前提でもあることをお忘れなきよう。

February 20, 2025 at 5:24 PM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

お久しぶりです。
最近はブログの文考えたり太鼓詰めたりと、なかなかここでの浮上が出来なかったですが色々と踏ん切りが着いたので引き続き感想を投稿していきます。
なので今後ともどうかよろしくお願いします。

お茶目ながら頼りになるが、恋人同士になると甘えたがりな一面をもつギャップの可愛い先輩・聖。
人懐っこいわんこ系だけど、恋人同士になるとさらにヒートアップしてくるという保護欲をそそられる後輩・こはる。
それぞれの個性を活かせた√だったのでまとめてALTでお披露目しようと思います😎

#アマカノ
#奈子弧感想

・聖√
公式のキャラ紹介で「卒業か迫っているため、あまり変化を求めておらず、このままなぁなぁで進んでいけばいいと思っている。」とあることから、個人的に本√のテーマを表すのなら「現状維持からの卒業」の一言でしょう。
ただ時をすごして卒業を迎えるのではなく、主人公と出会って恋をして、未来を見て前に進むための1歩を踏み出すという心情の変化を綺麗に書いていたのが印象に残りました。
この「卒業」までの期間が本√の肝で、聖の焦りを表で出さない書き方が良いですね。
そう感じたのが、結ばれた後にお参りをして紗雪と話すシーン。
紗雪と話し込んでる主人公に嫉妬して引きづりながら立ち去るのは、主人公をしっかりと恋人として認識しているだけでなく彼を取られなくないという依存欲も感じられるホッコリとしたやり取りですね。
それ以外ではオッドアイを通した話のつなぎ方が良かったと思います。
聖はオッドアイで左目の色が違い、殆ど見えていないという設定なのですが、これを家族や下宿先のおじいちゃんとおばあちゃんにしか知らされいなかったのです。
そんな中で主人公にこの秘密を打ち解けたのは、主人公のことを心の底から信用したいと思った一歩なのでしょう。

卒業が近い、それは聖にとっては時間がないことを裏で示す言葉。
だからこそ主人公は手放したくないしこの瞬間がいつまでも続いたらいいなと思っている、だが時間の流れは誰にも止められないし、このまま卒業を迎えたら彼とは離れてしまうのではないかと焦る。
左目が見えないというのは物理的な意味だけでなく、未来も見えないという意味合いもあったのでしょう。
進学を取り消してまで主人公といようとするが彼の一言で吹っ切れて断念するシーンは、お互いの好意の確認しあうだけでなく足りてない部分をカバーして不安を少しでも減らすというライターの度量が垣間見れた名シーンですね。
聖の現状維持は「卒業と主人公と結ばれること」で止まっていることを指しているので、そこからどう卒業へと導いていくのかが分かる良√だと感じました。

・こはる√
「胸が大きいことを自覚しており、それで困った経験ばかりなので大きな胸については否定的。」とあるように胸のコンプレックスを乗り越えるお話なのかな？と思っていましたが、本√のテーマはシンプルで「恋を知らないピュア娘が恋をしたらどうなるのか」というものでした。
ちなみに服の上からぺぇずりするシーンがなかなか面白かったです(笑)

勉強を教えて貰ってるところで突き放してしまうシーンがあるのですが、ここは強く印象に残っていますね。
過去の経験で胸がコンプレックスになり、それとは別に主人公と恋人同士になりたいけど相手が自分のことを好いてくれているのかが分からなくて怖いというこはるの葛藤が簡単に書かれていました。
それだけなら主人公の立ち回り次第で良くも悪くもなるので良いのですが、コンプレックスを抱く発端となる男子学生Aの存在を出すことの是非、これがこはるにとって大きく関わっていったのです。
Aはこはるを和菓子屋「こはるびより」の看板娘であることからマークはしていたものの、彼女の内面だけは見向きもせず、ただの下心で近づいてきたことが分かり、主人公に嫉妬心を募らせて強く当たるシーンが物語っていましたね。
ここでこはるが登場し、「あなたの想いには答えられません。」と振る展開になるのですが、トラウマ？の元凶に一石を投じるには相当勇気が行ったことでしょう。
それが出来たのは、主人公が彼女の内面までしっかり理解して行動してくれたからなのです。
とどめに「あたしとちゃんと話せてないのに、あたしの思ってること、分からないのに......どうして『好き』って言えるんですか？」と現実を見せて諦めさせるところは過去との決別の意味合いも取れてスカッとしました。

好きという気持ちは片方が持っているだけでは恋人として成立できないですし、結局仲良くなるためには自分から話しかけて相手への理解を深めなければならないというのが本√で伝えたかったことなのかもしれません。
Aのように盲目にならないように現実を見て行動しようとも思えるやり取りでした。

いちゃラブシーンはこはる父のやり取りが面白かったですね。
大きな体で無口系かと思いきやお前喋れたんかーい！ってツッコミを入れたのは忘れられません(笑)

February 16, 2025 at 3:18 PM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

莉音√ 終了。

めっちゃ可愛かった😍
家事全般得意でとにかくピュアな娘でしたね。

ただ可愛いだけでなく、寮のみんなのことを大事に思っていて強いという点もGood👍

こんな娘が嫁になったらもうたまらん😇

本√はこの作品のTRUE√という扱いに近いものとなっており、ライカンスロープの本質を探りながら「L」という薬物の正体に迫っていくという展開でした。

ヒロインとのイチャラブも遺憾無く描写しなければいけない訳ですが、莉音は性知識が全くないというピュアの極み乙女であることが分かりますね。
Hシーンを繰り返すことによって、自ら御奉仕してくれるようになるまでの流れもスムーズでした。
普段はエロさを感じれたら良いなくらいに思っていた私ですが、どうやらピュア娘の最初のHシーンに弱いらしいです(笑)

シナリオとしては主人公の過去と莉音の過去に共通点がある点を絡めていましたが、エリナ√にも掲げた「秘密を知った者達の末路」をギクシャクした距離感も得て上手く書いてありましたね。
ただ2人の境遇に共感して徐々に親密になっていくという流れでしたが、イチャラブに集中しすぎたのかとにかく長く感じて少しの退屈さを覚えましたのは秘密です。
莉音もライカンスロープであることが判明し、敵として出た元樹との決戦とここまでの流れは説明的ではあるものの盛り上げ要素としては十分に機能していましたね。
"ライカンスロープが吸血鬼を吸血すると、吸血鬼は人間に戻ることができる"という仕様を駆使してお互いに吸血して人間に戻るというオチもなかなか良かったですね。
主人公の決意と莉音の覚悟が垣間見れた名シーンだと感じました。

January 27, 2025 at 3:27 PM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

美羽√ 終了。

困った人は見過ごせない正義感の強い娘でした😌
ツンデレとはまた違った雰囲気がたまらんかったです😇

下ネタ余裕そうにしていて赤面するところがもう顕著でした

#奈子弧感想
#ドラクリオット

美羽の個性を活かしつつ、共通√からの用語を駆使した王道の物語だと感じました。

まず美羽は主人公が吸血鬼になる発端となった人物であり、その事について負い目を感じていましたが主人公から現状を素直に受け入れられて事なきを得たのが分かりますね。
その後はキャラゲーらしくヒロインと主人公のやり取りが続くという流れとなっていきますが、この時の美羽は梓同様、反応が面白い娘という印象を受けました。
意地っ張りで素直になれないという意味ではツンデレとほぼ同じ意味ですが、どちらかと言うと美羽はクーデレのような気もしますね。
彼女は大人の余裕を見せるという口実で下ネタや「童貞」という言葉で主人公をからかうも、自分も赤面してしまうというタイプの娘なのですから。
攻めて攻められての距離感を上手く書かれていたし、それを夏野こおりさんの声でやられたらもう最高です。

シナリオ部分は共通√から書かれていた「L」という物質がキーパーソンとなっておりアクア・エデンを巻き込む壮大なお話になっていましたが、王道で分かりやすく人間と吸血鬼の絆も深まるという展開でしたね。
エピローグにおける政治家の処遇がざっくり過ぎるのが疑問に思いましたが、本作で書きたかったこととは異なっていたのだろうからこのままでも良いんだろうと思っています。

January 24, 2025 at 3:46 AM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

梓√ 終了。

小さな体に似合わぬむっつりスケベちゃんでした👍

その見た目で寮長という真面目な1面を持っていたり、エリナのセクハラ発言にあわあわしながらも注意したりするのが面白かった😇

ちゃんと意味も理解してるからこその行動が本√の見所かなぁと

#ドラクリオット
#奈子弧感想

吸血鬼になった主人公と人間の梓という種類が違う者同士の恋愛描写を表面上で描き、アンナさんとの関係性やジダーノをめぐる事件の謎、ライカンスロープの真相等についての深堀をメインに書かれている√でした。

これは事前情報が無い状態でやらないとダメですね。
吸血鬼であるアンナさんと人間の梓の距離感が親密になっている点や、元樹の「RIOT!」という発言による主人公の反応までも分かりやすく説明がされており、ある意味ゆずソフトらしくない盛り上げ方だとも感じました。

狩人という勢力と梓の関係性などの深堀がほぼ無かったのがひとつの心残りなので、全体的な評価としては「あともう一歩」と言った所でしょうか。

細かいところはまた微調整にて

January 22, 2025 at 3:46 AM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

ニコラ√ 終了。

実は留学生で常にコスプレを楽しんでるオシャレ娘でした😎
ただの痛いやつかと思いきや、優しくて友達思いという良い1面も👌

この娘の真の見所はなんと言ってもリアクション❗️
あわあわしたりドヤったり、以外にも乙女な反応をすることもしばしば👍

#ドラクリオット
#奈子弧感想

ニコラというキャラクターを形成する背景と、ケフェウス家のしがらみによる衝突という王道な展開が見所でした。

ニコラが男装と厨二病設定にやたらと拘る理由は、ケフェウス家唯一の女の子で男兄弟に囲まれて育ったことと、とあるバンドに魅了されてコスプレという形から入るというものでした。
彼女の親からは女の子っぽい恰好をしなさいとよく言われていたと話す彼女ですが、性別の隔てなく育てた故の結果なのかなと勘ぐっちゃいましたね。
確かに、ニコラは兄弟の背中をよく見ていたからか着ている服の印象が定着してしまったのでしょう。
これが悪いこととは言いませんが、背景としては納得せざるを得ないと思われます。

エリナと同じディーラーの仕事をしているニコラに主人公がディーラーになることが夢だったのかと問うシーンがありましたが、ここのシーンは個人的にはお気に入りの1つですね。

───────
ニコラ「両親がいて、兄弟がいて、友人もいて......優しい場所だったよ。だから嫌いじゃない、でも比較するなら......この都市の方が好きかな」

ニコラ「この都市にいるとさ、生きてるって実感できるんだ。一日一日を生きてるって」

ニコラ「きっとこの気持ちを味わったら……もう戻れないと思う。戻っても、きっと何かが欠けた日常が過ぎていくと思うんだよね。だから......」

ニコラ「だからボクは......この大好きな場所で、見つけたいんだよ。ボクが歩く道を」
───────

生まれ育った故郷でただ流れるままに平和を過ごすのもいい。
でもそれで良いのか？と思ったニコラにとってそれは大きな一歩なのでは無いかなと思います。
吸血鬼が暮らすことができるアクア・エデンは闇の部分が多くて刺激的な毎日が待っていることでしょうが、ニコラはそれを望んで留学生としてやってきたという事だったんでしょう。
ディーラーになったのもそこに求めた刺激があると信じて...。
故郷に帰る気にはならない彼女ですが、住めば都という言葉のとおりで、ニコラにとってのアクア・エデンは居心地のいい場所で第2の故郷にも思えているのだと感じています。

デート時のニコラは可愛かったですね。
女の子っぽい恰好に手作りのお弁当、プランまで立てて主人公に振り向いてもらいたいという彼女の一途さが伝わって初々しい気持ちにさせられました。
特に全身にローブを纏って警察に誤解されるシーンが個人的には好きです(笑)

ケフェウス家のしがらみについては、蝙蝠の姿をしたご先祖さまと小夜のやり取りで大体語ってくれましたね。
昔の吸血鬼があまりに酷かったという事実を懸念して、小夜と共に一芝居打ったと言うのがもう親心を擽られたのかなと感じました。
ご先祖さまにとっても、子孫は長く続いて欲しいからこそのメッセージでもあったのかなとも勘ぐったりしています。

ケフェウス家の話が全体的に関わった√ですが、サブながらも主張の伝わりやすさが分かる良い√でした。
ところで男装してる時は全く気にならなかったのですが、あの巨乳はどうやって収まったんですかね？
花咲の柑南みたいにサラシ巻いてる訳でもあるまいし...。
吸血鬼の能力には胸の大きさを誤魔化せるやつもあったりするんですかね？
それはねぇか

January 19, 2025 at 12:04 PM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

エリナ√ 終了

にっひっひ〜と不敵な笑みを浮かべたり主人公へのエロトークが止まらない一方で、友達思いかつ甘えたがりな一面をもつギャップ萌え枠を買ってでる娘でした😎

持ち前の明るさもあってか接し方が面白く、やり取りは個人的に好み👍

#ドラクリオット
#奈子弧感想

本√のテーマを表すなら、「秘密を共有した者たちの末路」でしょうか。
2人の距離感の縮め方はテーマにしっかりと沿った書き方をしているという印象が残った√でした。

エリナは「吸血鬼の血を吸うタイプの吸血鬼」であり、幼少期には故郷・ロシアの研究所で過ごしていた事が分かります。
一方主人公は共通√でも描写されていたように、元々人間の身であったが吸血鬼の血を吸って吸血鬼になり、ライカンスロープ(別名:吸血鬼喰い)の疑惑がかかっている事が分かります。
ただでさえ吸血鬼の印象が良くない中で吸血鬼喰いの疑惑がかかっているので、秘密を話したらその人が離れて言ってしまうかもしれないという懸念を抱いてしまったのですね。
人は誰しも公言できない秘密の一つや二つは抱えるもので、例え大切な人であっても打ち解けられないというケースはよくある事だと思います。
抱えていた秘密ががふとしたタイミングで表に出てしまった時にはどうすれば良いのか、をゆずソフトなりに描写していくのですが、ここは名シーンのひとつだと感じましたね。
それが分かる文がこちら

───────
"元人間"であること、"ライカンスロープ"の疑惑があること。

そんな秘密を自分も持ってみて、分かったことがある。

誰かの懐に踏み込むのが怖くなることだ。

秘密を抱えたまま、誰かと深く繋がることは辛い。

いつかは打ち明けるべきだと思いながらも、もしかしたら相手が裏切られたと感じるかもしれない。

そこまでいかなくても、相手との繋がりはそれで切れてしまう可能性だってある。

幸い俺には、美羽という存在がいてくれた。だから、一人きりで背負い込まないで済んできた。

だが、エリナにはそんな相手がいたんだろうか？

少なくとも、寮の中にはいない。エリナの日常は、みんなの中に居ながらも一人だったのかもしれない。

たったの一歩、でもその一歩が絶望的なまでに重く感じていたのだとしたら......どんなに辛く、またエリナは強い子なのだろう。
───────

ロシアの研究所で過ごしていたことは小夜から聞かされており、親とは死別、他者との繋がりもなくずーっとひとりぼっちという背景が十分に説得力を持たせていましたね。
秘密を打ち明けたらそれで終わりではなく、その後の付き合いも秘密を意識したものに変える必要があります。
それは吸血鬼の血を吸う吸血鬼故に、自分の意思とは別で主人公の血を吸って正気に戻ったら自己嫌悪をするように...。
この2人のギクシャクした関係性が上手く表しており、エリナを受け入れようとビシッと決める主人公はカッコよかったですね。

研究所での研究とソフィーヤの関係性の良さはゆずソ作品として出すためにあえて良い点で纏めたような印象も受けましたね。
海外の研究が全て良いものとは限らないわけですし、アドロフを敵として書いたことと、ライカンスロープが確定した事で主人公がロシアからの研究員達に命を狙われるシーンが全てを物語っていましたし。

小夜の策もあってなんとかハッピーエンドにこぎつけたお話ですが、分かりやすいシナリオとキャラの個性もバランスよく活かせていたので簡潔ながらも芯のしっかりした√でした。

ところで共通√最後らへんに出てきたLって一体なんだったんだろうか

January 19, 2025 at 8:28 AM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

マリア‪√‬ 感想

主人公が大ファンのアーティストさんでめっちゃ可憐な娘でした。ビジュアルもどストライクというのが堪りませんね👍

最後の歌姫と呼ばれるほどの有名人という情報以外がトップシークレットというのも高ポイントだが、主人公と接するときの物腰の良さも見どころなのが良き、最高のお話でした😎

これにて金恋GTの再走終わり❗️
後はメインのドラクリ進めます。
#金色ラブリッチェ
#奈子弧感想

無印・理亜‪√‬の衝撃的なラストを見たプレイヤーにとっては誰もが望んでいた展開だった事でしょう。何せ無印の理亜は死去してしまうのだから。
マリア・ビショップの正体が理亜なのは読んでいれば自ずと分かるのは明白なのですが、理亜‪のもう1つの未来を「理亜‪√‬」としてではなくあえて「マリア‪√‬」という扱いにしたのは消去法でキャラ的にもこれしか無かった感はありますね。

さて本‪√‬ですが、理亜への告白がすんなりと済んだところから無印との違いを感じました。
1つ目は無印の理亜は死期が近づいていることで、主人公への恋心を捨ててシルヴィと結ばせようとしていましたが、GTではプロローグで自分から脳に腫瘍が出来ていることを2人に打ち明けたんですよ。この時の理亜はまだ主人公に告白されていなかった状態で、シルヴィとも会っているという前提があるからだったのではないかと思っています。
2つ目は理亜に対する辺りの反応です。
理亜が倒れた後で1番悩んでいたのは絢華と主人公であったのに対し、本‪√‬ではシルヴィが泣くほど悩んでいたんですね。

・頭に重大な爆弾を抱えた状態での出産を望むも、理亜の身体では負担に耐えきれない状態
・「子供だけでも助かるなら奇跡」と言われる程に絶望的な可能性を分かった上でシルヴィにソルティレージュに行けるよう懇願した

上記2点の事から、大切な親友が命を投げ捨てるための選択をしたことで誰よりも辛い思いをしていたのでしょう。このシーンによる猫村ゆきさんの泣きの演技が本当に苦しい...プレイヤーへの感情移入を分かりやすく描いていましたね。これは上手かった。

結果的には理亜も生還して娘も授かるという最高のハッピーエンドを迎えたわけですが、冒頭に書いた"「金恋ユーザーなら誰もが望んだ展開」を見たかったんだろう？ほれこれで良い余韻に浸ってね"という制作陣の姿勢が感じられました。
個人的に一つ印象残ったのは、本‪√‬が理亜‪√と同じ締め方である事なんですよ。
無印ではシルヴィが当てた金のラブリッチェマーク1枚と、シルヴィと主人公が持っていたOrohoraの文字が書かれた指輪を箱に入れて投げていたんですが、本‪√‬では銀のラブリッチェマーク1枚のみを箱に入れて投げたんですよね。
このシーンで思ったのは、

・無印での箱はシルヴィと主人公を結びつけるリスタートという理亜からのメッセージである事
・本‪√‬での箱は金色しか望めなかった理亜が新たな色を見つけて幸せを再認識させた彼女なりの気持ちである事

の2点であることです。
グリーンフラッシュにより、金色しか見えなかった理亜が別の色を見つけられたことが理亜の口から発せられてますし、銀のラブリッチェマークが1枚である理由も出産前のやり取りで説明がついていますからね。

金から銀へ。別の色へ。
次はどんな世界を彩るのだろう。

という言葉の締め方には「金色以外の色もある」ように「人生における幸せの形もそれぞれ」であり、"カッコつけでも良いからどのようにして幸せをつかみ生きていくのかは自分次第だよ"というメッセージが込められているのかなと思いましたね。
銀から始まるストーリーは一体誰が描いていくのだろう、と想像力と考察が捗る名シーンでした。

January 12, 2025 at 6:57 PM

なしことね

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ミナ‪√‬

シルヴィの妹でしっかり者の王女様でした☺️

シルヴィに相応しくするよう厳しく躾てくるが、しっかりとついてこれる主人公の事は評価してくれるという愛のムチがたまらない😇

最大のポイントは、しっかり者に見えても恋する乙女であるところで、デートなどで彼女の心を掴めば初々しい反応の連続が見れる。これが全てです😍

ｳｵｵｵｵｱｱｱｱ\( 'ω')/ｱｱｱｱｱｯｯｯｯ!!!!!
可愛いいいいぃぃぃぃ‼️(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

#金色ラブリッチェ
#奈子弧感想

無印での描写は「金色とはなにか」というテーマに沿ったものとなっていましたが、本‪√‬ではそう言ったテーマとかは一切無視のイチャラブを重点的に書かれていました。
ミナが主人公の何を見て好きになったのかもしっかりと書かれていたので個人的には悪くないと思います。
ただ、展開がシンプル過ぎるが故に新鮮味が感じられないというのは心残りに感じられましたね…。
まぁミナというキャラの強みを存分に活かせていたから良いんだけど。

一般庶民と王族の恋愛には大きな壁があるということはプレイヤーも理解が出来ていると思っているので、そのシリアス面を期待している方もいることでしょう。ただし本‪√‬でメインに書かれたのはあくまでも恋愛描写。
王女としてのミナ、1人の乙女としてのミナ。今まで前者としてやってきた彼女の心の揺れが顕著に現れていましたね。

───────

自分に正直になろうと思っても、王女としてのわたくしが邪魔をする。

国や家柄のために振る舞い、行動する。

そこに『カミナル』という王女はいても、わたくしは存在しない......。

───────

主人公を好きになってからは乙女としての自我が芽生えるも、自分に自信が持てない。
そんな焦れったさも背景ありきで納得感を持たせる書き方は上手かったですね。
その割にはあっさり結ばれてたが。

この‪√‬に言いたいことは2つあって、1つ目はバレエの要素本当に必要だったのかについてです。
継承権の低い立場で才能がなくて、バレエに精を出すも低身長故にオーディションに出してもらえず、結果も残せないまま薄れていく...というのは分かるのですが、バレエのCGが出たのってこの会話シーンだけなんですよね。エキスパートクラスでバレエやってるって言うんだから少しでもバレエの様子とかは描写して欲しかったですね。
2つ目はエルさんについてです。
ミナやシルヴィより下の立場ということもあってか強く言えないのは良いのですが、多少なりとも自分の意見を言って考えさせる展開にしても良かったと思います。何せ相手はソルティレージュの王女様。一般庶民と王族の恋に多大な衝突が待ってるのが避けられないのは分かっているはずですしね。
まぁ、主人公も覚悟を決めてミナと接している以上は認めざるをえないんでしょう。
そう考えるとソルティレージュのブレってすごいですよね。FDだから少しマイルドにした感が拭えてないのかも...と感じられた疑問点でした。

January 11, 2025 at 6:07 PM

なしことね

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絢華√ 感想。

とにかく性格に難アリの娘だけど、一度落ちればリアクションの良い娘と変わる。アーラ不思議😇

スタイルは良いのでそこが気に入るとなお良いかも

次はミナ√で＼( 'ω')／ﾋｨﾔｯﾊｧｧｧｧｧｧｧｱ！！！

#金色ラブリッチェ
#奈子弧感想

この√での印象は、距離感の描写が上手いなと感じたことです。
城ヶ崎家の娘として。貴族としてのプライドと勝気な性格、裏の顔を気づかせない距離の置き方でこれまでやってきたのでしょう。
幼少期に成金と蔑まれた過去は祖父の「庶民と貴族は住む世界が違う」という言葉で自己解決していたので、その背景はまだ良いとします。
その言葉が固定概念となったのは分かりますが、だからと言って主人公に対して強く当たりすぎというのはちょっと違うかなとも思っています。
プレイヤーのヘイトが集まっている理由も分かりますね。無印よりかは丸くはなったけど、それでも本質が変わらない以上は私も絢華の事は好きにはなれないでしょう。

理亜との関係性にもフォーカスがあたっており、ここは分かりやすかったですね。
庶民との接し方が分からない中での不器用な接し方と心の動きもしっかりと描写されているので絢華に目を瞑るとするなら、√としては良い描き方なのかなと思っています。

January 9, 2025 at 3:47 AM

なしことね

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ユネ√ 感想。

主人公の同級生で、七色の声の持ち主ですね。声色やトーンを変えて喋ることが出来るので、これにより他人のモノマネもお手のものなの凄い👏

センターヒロインだからか主人公と関わる時間が多い女の子ですが、誰よりも町や町のみんなの事を大事に思っているのも高ポイント。

おっとりしてて芯が強く、そして何より可愛いの三拍子のは反則だよォ🥰

これにて今年の感想は全て書き終えました🙇‍♂️

これまでずっと共に行動をしてきたユネを取るか、記憶を取り戻してもずっと想い続けていたサクヤを取るのかという酷な選択を迫られる中でユネを選んだ末路を書いたお話でしたね。

選択後のサクヤのセリフには何かしらの既視感を覚えました。
それは何かと言うと、"キミのとなりで恋してる!の関谷恵"と"スーパーペーパーマリオのナスタシア"を思わせたことです。
恵は主人公である秋人に恋をするも、秋人はなぎさと結ばれているし、ナスタシアもルミエールに恋をするがルミエール本人はエマと共に過ごすことを選んでいましたからね。
それらと同様に、サクヤは主人公・シュウをシュウ"先生"としてではなくシュウ"先輩"として結ばれたいと一途な想いを抱いていたんですよ。
しかしその願いは叶わず、シュウはユネと共に過ごしていく事を選びましたからね。
シュウにフラれてしまったサクヤですが、このやり取りでサクヤの芯の強さも垣間見れた名シーンでした。

───────
サクヤ「......でも、いいんです」
シュウ「いい......?」
サクヤ「本当は薄々勘づいてたんです。先輩は、いつもあの人のことを見てるって。舐めないでくださいね。何度も同じ日をやり直した私なんですから、先輩の仕草なんてちょっとの違いもすぐ分かります」
─ああ。
サクヤは、本当にずっと俺のことを見ていてくれたんだなって、深く実感した。
サクヤ「でも、でもですよ。私はもうやり直したいなんてこれっぽっちも思っていません。私はもう全てをやりきりました。伝えたいことも伝えました。これ以上やり直すなんて考えられません。悔いはないんです。あの時に戻れたら──なんて、もう、思いたくない。これからはちゃんと......前を向いて歩いていきたいので」
───────

サクヤ自身も、自分が選ばれないという残念な結末を頭の片隅に置いて行動していたのが分かりますね。
恵もナスタシアも然りですが、敗れた恋心を胸に閉ざし前を向いて行こうとしていましたし、何より主人公の最低限に傷つけないフリかたもナイスでした。
...まぁナスタシアに関しては冗談抜きで危ないところだったが笑

サクヤのくだりは良かったですが、問題となるユネのシーンに話を移しましょう。
では何が問題なのかというと、ユネが力を使い果たして消失し、ユネが食べたリンゴと奇跡の代償をリラから告げられるシーンの後にあります。
ユネがいない終わりなど考えたくもない、だから最後を奇跡を見せてやる...!!とシュウが祈る所もなかなか良かったです。
が、黄金の林檎で復活する展開があまりにも上手く行き過ぎてるんですよ。
一応アップルパイの仕込みで主人公だけ赤、他の皆は緑で作るように依頼をしており、それによってシュウ自身が他の全員を過去へ飛ばすことが出来るという説明はされてはいたんですよね。
これ結局は"過去の世界"でやり直しちゃってるんですよ。ユネが救われるならどんな手を使ってでも...!っていうのを口実に「奇跡」という言葉で誤魔化してその展開にしたかったんだろうなと思ってしまいました。他に方法が無いからこれでええんだろうな。
それにしても作品における奇跡というのは、ほとんどが上手く行き過ぎてるが故にご都合主義とされるケースもあるという側面があるので、その部分をどうカバーしていくのかがライターにとっての大きな課題だとも思っていますね。
本作の場合はユネを諦める戦線離脱形式のENDが複数あったので、祈りが届かずに失敗して積むBAD ENDがあっても良かったんじゃないかな？と言うのが私の本音です。

ちなみにアフターストーリーはしっかりアフターの意味を成しており、Hな話にすごく抵抗があってピュアな部分があまりにも可愛かったですね。
1度Hしてからのめり込んで色んな体位でご奉仕してくれるシチュエーションも良かったし、オマケ扱いでも全然問題ないというレベルのクオリティでした。

December 28, 2024 at 3:29 PM

なしことね

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サクヤ‪√‬ 感想。

藤咲ウサさんの優しくもあどけなさ全開のお声が堪らない後輩ちゃんでした☺️

胸開けてるのもえっちぃし、やたらと主人公に対してすけべ呼ばわりをしてくる辺り、のほほんとしていて実は茶目っ気あるのではないか？と思わせて来ましたね笑
これ誘ってんだろw

では今年最後の攻略、ユネ‪√‬に入ります。

#アメイジンググレイス
#奈子弧感想

裁縫が得意で服飾が趣味という可愛らしい一面を持つ彼女。World’s endの原因を探るべく主人公はタイムスリップをするのですが...サクヤのお話を完結させるにはかなりの長期戦を強いられましたね。

キリエ‪√‬やコトハ‪√‬とは違いHすることがないので、ここで‪√‬が終わってしまったのか？とプレイヤーの期待を裏切る書き方が特徴的でした。
主人公はサクヤに関する情報収集の為に過去へと戻ったのですが、その回でも全ての謎は解明されずにWorld’s endを迎えてしまいます。
ノアの方舟を作りオーロラを超えて外に出ようとした際、サクヤが主人公に放った言葉も印象に残っています。

サクヤ「サクヤは──先輩と一緒に生きていられるなら、それ以上は望みません。隣に先輩がいてくれるなら......どんな壁だって、乗り越えられるって信じてますから」

外に出ればサクヤと共に生きられる、でも主人公は"町を救う"というユネとの約束があるため無下には出来ない。サクヤを取るかユネを取るかという選択を迫られた主人公の葛藤が垣間見れるのですが、これがまた酷ですね...。
"あなたはこれから、大切な人と生き延びる道を探します。
そう───決して、定められた運命に抗うことなく......"
のお告げの通りで、サクヤを取ればそのまま謎が解明されないまま終わるし、ユネを取ればサクヤとの時間は無かったことにされてしまうというジレンマ。ライターさんもなかなかえげつない事してくれたなと思いましたが、今思えばあくまでもこれは前半戦だったのですね。

本番はこの後半戦。町を救う為に後ろ髪を引かれる思いでサクヤと別れた主人公ですが、サクヤの中ではその記憶は無かったことにされてなかったのです。では何故か？やり直してたのは主人公とユネだけでなく、サクヤもそうだったから。
World’s endを引き起こした犯人もサクヤとギドウと判明するのですが、ミスリードにミスリードを重ねた書き方が素晴らしいと感じましたね。その背景もただのご都合主義では終わらせず、しっかりと説明もされているので最後まで目が離せない展開の連続にやられました。
シュウ先生と過ごした同棲生活はサクヤの中でも楽しかっただろうし、その中で恋が芽生えたのも描写されていた...のですがここは説明が弱すぎましたね。サクヤがシュウ先生に気にかけている事は十二分に伝わりはしますが、サクヤがシュウ先生に惹かれたきっかけがない以上はちょっと上手く行きすぎ感も感じると思います。
記憶を失った主人公がループをする度にサクヤの気持ちは徐々に大きくなる。終わらない片思いをずっとし続けた彼女だからこそ、前半戦での別れで露骨に嫌がってたのでしょう。
記憶を取り戻した主人公にサクヤがこれまで溜め込んでいた気持ちを告げるシーンがあるのですが、長い個別‪√‬としてはここが最高潮でした。ただ個人的にはギドウに感情移入されることが多かったので、サクヤ‪√‬と言うよりはギドウの‪√‬でもあったのかなと思いました。ギドウとサクヤが兄妹であることと柊という苗字が出たことから、柊兄妹ると言った方が正しいのかもしれませんね。

December 23, 2024 at 4:54 PM

なしことね

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コトハ‪√‬ 感想。

油彩画に秀でた美人先輩で風景画を書くことが多い娘でした😌

外の世界から来た主人公にやたらと興味を持っており、下ネタと裸体への抵抗が殆どないという強靭なメンタルを持つ一面も見れるのが良き☺️

これも何かしらに関係してるのかな🤔

次はサクヤ‪√‬、残るは2人
#アメイジンググレイス
#奈子弧感想

風景画をよく描くコトハですが、彼女が大切にしているのは何か...を‪√‬として書きたかったように感じたお話でした。

主人公に裸デッサンのモデルをお願いしたりと、出会ってまもない間柄でやたらと主人公に興味を持ちはじめたのがプレイヤーにも疑問を駆りたてましたね。
個人的にはモデルを描くと言っても描いたのが主人公のアレが殆どだったり、酔えば大声で下ネタを叫び、主人公のアレを見たがったりと気持ち悪いほどに恥じらいを持ってなかったのはちょっと疑問に思いました。
なんというか、コトハさんは見慣れてる感があるんですよね。主人公のいない間でHしまくってたのか、あるいは何らかの表紙でアレに尋常ではない興味をひかれたのかな...。

彼女が主人公、元い外の世界に興味を持った理由は「まだ見ぬ世界へ思いを馳せること、これが貴重なアイディアの源」だから。
彼女の口から発せられた言葉ではありますが、コトハにとっての美は想像することであるというのが分かるやり取りでした。想像上の外を描くという一文から見ても、外の世界を知らない身であるコトハからしたら知りたいことは山ほどあるはずですからね。
とはいえ、このシーンはあくまでも表面上のお話。‪

キリエの映画撮影でキスシーンはやはりこの√‬でもぶっ込んできましたね。‪√‬として書くからには、抱きつくよりもキスシーンの前後で意識させた方が恋愛描写に持ち込めやすいんでしょう。それにコトハは前々から主人公に興味を持っていたしでくっつくのが早いのも納得だと思いました。

コトハ「神の作りたもうた究極の黄金比。あらゆる描写の基礎となる生物としての美しさ。隆起した筋骨。程よい肉づき。シュウ君のあのダヴィデ像のような立ち姿が、私の目にはひとつの作品のように映っているんだ」

主人公を裸デッサンのモデルにした理由を語ったシーンがありますが、表向きはこうでもやはり想像でしか表現出来なかったというもどかしさが心の底にあったんだと思います。

この‪√‬で本腰を上げたと感じたのは恋愛描写にだけ集中せず、数々の謎と噛み合わせたテキストの書き方です。コトハと消されたリンカの関係、ミューズというドラッグ、それによるインスピレーションと消される記憶、黒サンタの伝承、外の世界を持つという禁忌を犯した者の末路、彼女のみが知っている過去を主人公に話す理由、を中心に"今"のコトハと"未来から来た"主人公の価値観のズレを如何にして結びつけるのかの書き方が上手く、プレイヤーの不安も煽りながら着実に匂わせていくので世界観に引きづりこんでいってると思いますね。
最初に書いた彼女が大切にしているもの、それは主人公と外の世界という概念の想像を通して信じられる層だと感じました

アポカリプスの犯人が声のみでお披露目することになりますが、これでもまだ解決とは程遠い...そもそも外の世界を知ると何故タブーになるのかの疑問も解消されてないのでそりゃそっか感は拭えません。

December 17, 2024 at 4:41 PM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

キリエ‪√‬ 感想

小さな体とは裏腹に、行動力と執念は誰にも負けない娘でした😌

いじられキャラとしての役割も良く、映画撮影への向きあい方にも簡潔に書かれていて読みやすかったです👍

次はコトハ‪√‬をやっていきます。
#奈子弧感想
#アメイジンググレイス

‪√‬としての流れは、やり直すために過去へと戻った主人公がキリエと映画撮影を得て恋人同士になるというものになっています。

主人公・シュウがキリエに好意を持ち始めたのが撮影の最中だったのですが、プレイしてる時はこれどうなん？って思いましたね。
キリエ本人はただのいじられキャラだった筈なのに、映画監督や役を演じ切ることに抜かりは無い。このギャップに魅力をシュウは感じ取った事を考えると、今思えば一理はあると感じています。彼女の魅力は行動だけではなく、声優による声の演じ分けもそうだと思っていますね。特に壁ドンのシーンやヨウジに配役の必要性を語るシーンが顕著に物語っていたと感じます。
普段あれだけ甲高い声と男勝りな口調から一変する様、彼女にとってのメリハリのつけ具合も分かるとても良いキャラでした。

映画撮影に一筋だった彼女も恋を覚えてからは可愛いリアクションを繰り広げてくれましたね。いくら役とはいえシュウのファーストキスをコトハに奪われたくない、という気持ちもどんどん伝わっていきます。シュウは壁ドンでキリエに惚れ、キリエはコトハへの嫉妬により私情でカットしてしまう、と2人の恋愛描写は初々しくて良かったですね。
オーロラを抜けるために町を出ようとするキリエのシーンも個人的には気に入っています。ここでキリエにとっての美とは何かについて語られるのですが、彼女の行動力に沿った選択と設定だったように思えます。そのセリフがこちら

キリエ「あたしが外に出たいのは、この街が嫌だからってわけじゃなくて」

「ただ、自由でいたいんだよ。出るのも、戻ってくるのも、誰にも強制されたくない」

「この町にいつまでもいるのは......不満はねーけど、自由ではない気がしてな」

「もしかしたらリンカパイセンの背中を見てたからかもしんねーな。あの人の生き方はかっこよかった」

「先生も、学校も、神様だって関係なく......自分で自分のやりたいようにやる」

「あたしにとって、自由は一番美しいことなんだ。だからあたしは外に出る。」

「もしこれが失敗したとしても─あたしは誰にも縛られないんだって、言えるから」

今の環境には表向きには満足はしているけど、ただ1人の人間の好奇心として、オーロラの外元いシュウのいた外の世界も見てみたいという願望は捨てきれない。彼女の秘めた想いを吐露するところも最高潮だったように思えます。破壊されいく様が好きじゃなかったのか？と思うところもありますが、恐らくそれも彼女の本音。でも‪√‬としては建前と化す、というのを書きたかったのでは無いかなと思います。

先手を打ったのは主人公ではなくヒロインという展開ですが、恋仲に発展するまでを書きつつ本作の謎に迫っていく書き方が特徴のるでした。要塞や溶ける紙、ドラッグや主人公の夢など解明されない謎を残したまま終わってはしまいますが、枠として言うならばウォーミングアップと言った所でしょうか。

December 14, 2024 at 12:17 PM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

香奈子‪√‬ 感想。

主人公にやたらと関係してくる年上の大学生でした。
常に無表情で無関心なのでミステリアスな雰囲気も感じられましたね👍

謎に追求すればするほど色んな顔が見れるのも粋😌

#戯画
#ショコラ
#奈子弧感想

BADとチロル‪√‬を迎えてようやく入れる‪√‬でしたが、結論から言うと主人公も香奈子も不器用なせいでお互いに疎遠になってしまったと言うのが近いですね。
香奈子も過去の一件で心を閉ざしてしまい、主人公にとある復讐を目論んでいましたし。

この‪√‬では主人公と香奈子の背中を陰ながら押しているチロルと翠のサポートも見れるのが特徴です。特に翠は復讐に囚われている香奈子にわざとブチ切れさせたり、主人公と2人だけで乾杯する所からの「さよなら」という発言までがピークでした。
幼なじみとして好意は持ってはいたが、主人公の心は香奈子に奪われている。ならば出来ることはその2人をくっつける事のみと、翠も諦めきれない気持ちもあったのでしょう。
かけぬけの律‪√‬における響にも似たようなシチュエーションがありましたが、読んでる時にはここに既視感を覚えました。
チロルに関しては姿が一瞬しか見えず、一言も喋らないという扱いにはなっていましたが、リアル恋愛を優先するのであればの判断だと思いましたね。まぁ、香奈子のもう1人の人格って言ってたからなぁ

香奈子自体は結構メンヘラに近いタイプの娘でしたね。ただ、めんどくさいことを自覚しながらも主人公と共にいたいと決意を顕にした所は、香奈子の蟠りが溶けていくようにも見えて良い締め方だと思いました。

November 25, 2024 at 3:45 AM

なしことね

@novelnassy892.bsky.social

？？？√ 感想

本作をプレイしてると必ずお世話になる小さい娘ちゃんでした。この娘に会うにはとある条件を満たす必要があるのだが、本作の中にヒントが混ざってるという...。

表では月並みなことしか言えないのでALTへどうぞとしか...🙇‍♂️

#戯画
#ショコラ
#奈子弧感想

彼女の名前はチロル。主人公をパパと呼ぶ妖精であり、その正体は香奈子の理想像として作られた存在だったのです。
個別√でノーマルENDを迎えた時に必ずお世話になったことでしょう。

喫茶店「キュリオ」というリアルを前提で世界観が作られた中でまさかの人外ヒロインというカオスな組み合わせとなりますが、チロル自身も娘のようなロリヒロインということでなかなか面白かったです。
特にチロルに対する主人公の反応と冷たくされた時のリアクションは、不思議ながらもキャラゲーらしくホッコリとさせられるやり取りでした。
お話としては、チロル自身も主人公と結ばれたかったけど、それは香奈子の理想を具現化した架空の存在だから叶わない。ならば現実世界の香奈子と向き合い、ギクシャクしてしまった関係を修復して幸せになって欲しいと願う...という形で終わることになります。

チロルはノーマルEND後に出てきて少しのやり取りをし終えた後、「時を戻すから、今度こそ幸せになってね...」的な言葉をかけてタイトル画面に戻るんですよね。恋を諦めた乙女の辛さを感じる一方で主人公と現実世界の香奈子の幸せを誰よりも願っている。何故人外ヒロインなのかの事情説明もしっかりとなされており、チロル自身がそこまで絶望しなかったのも納得がいく意外性と完成度の高い設定でした。ちなみにHシーンは無理やりくっつけたそうで笑

√としてはある意味妄想の香奈子√という認識で合っていると思っています。ノーマルENDのやり取りも、チロル√本編も、全てはチロルが主人公の為を思って作った架空の空間だったとも読み取れますね。
主人公としてもホッコリとするだけでなく、自身の目を覚まさせる為の貴重な時間だったのではないかと感じました。

November 18, 2024 at 2:05 PM

なしことね

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翠√ 感想。

主人公とは腐れ縁な関係の幼なじみでした。

男勝りな一面もあるが何かと主人公の世話を焼いており、なんやかんやで良い関係を築けているのが分かりますね👍

バイトチーフとして誰よりもテキパキ動くので、彼女の働きぶりに惚れ惚れする人もいるとかいないとか笑

#戯画
#ショコラ
#奈子弧感想

元同級生がどうやって恋人同士になるのか...を書いたように思えますが、単刀直入に言うと今まで攻略した作品の中でもかなりの変化球だったように感じました。
何せこの√、肝心の告白シーンがないのだから。とはいえかなりのガタつきがあるものの、それは2人の距離感を考えると不自然ではないというのが分かりますね。

香奈子と翠が主人公の事で喧嘩をしてギクシャクしてしまった所から始まるのですが、傷心してると認識したからなのかそのままHになだれ込みます。そこからドロドロとした三角関係に発展し、翠√としてどのように解決に持ち込めるのかが本√の要でしょうか。
共通√から物静かで無口なキャラでいた香奈子でしたが、彼女自身も主人公からしたら過去の一件でギクシャクしていますからね。
香奈子に好意を抱いていたが、幼なじみとしての翠に恋をしてしまった。仲直り出来たないいなとは思うけど、この距離感である現状維持で満足している...という状態です。
全面的にホワイトアルバム2みたいなドロドロとした関係性で胃もたれしそうですが、榊原さんの助言と嘘で埋もれた翠の本音、香奈子に翠との交際報告をした結末等、それぞれのキャラの心理を上手く描いてありました。
特に香奈子の演技力は凄かったですね...普通を装っていながら怒りも、後悔も、悲しみも全てを声でも表していたのだから。
ノーマルENDで妖精が言ってた通り、主人公も翠も自分の気持ちに素直になれないからこの関係性が出来上がってしまったんですね。
香奈子が重いキャラだというコメントも見つけましたが、改めて見ると確かに不器用だなとも感じましたな。これが個別√だとどうなっていく事やら...。

話は変わりますが、√の途中で真子が妖精と話していたシーンがあるのを思い出しました。現実的な世界観で考えたらまずはありえないと思うでしょう、と主人公はそう思っていたのですよ。ですがプレイヤーからすれば、これまでの個別√でノーマルENDを読み終えた時にその妖精の姿と声は確認できちゃってるので新鮮味は薄れたのではないかなと思います。ある意味香奈子√やそれ以外のお話での伏線なのかもしれない...と期待を膨らませる小ネタでした。

November 18, 2024 at 10:07 AM

なしことね

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美里√ 感想。

エラいところ育ちの女の子で家出娘である彼女。
世間知らずな所もあるけど、聞き分けが良くて優しい1面も持っている。
ドジな失敗もするけどめげずに頑張る姿が美しく、頑張り屋である所も良き☺️👍

共通√でずぶ濡れになった時のシーンは、自分はようやく自由になれたんだと開放的になっている部分が印象的でしたね。
この部分が個別√に関係してくるのかな？と思いましたねぇ🤔

次は翠√をやっていきます。

#ショコラ
#奈子弧感想