非おむろ
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非おむろ
@nonomuro.bsky.social
○阜県✕騨市△川町□波
宇宙船地球号の一部だ。
November 11, 2025 at 12:33 PM
地球やわ!
November 11, 2025 at 12:32 PM
お、地球やんけ。
November 11, 2025 at 12:31 PM
「……あ……いや……」
「お父さんじゃないの! なーに秘密で来てんの!」
「……別に……」
「別に、じゃないって! マスクにサングラスまでして。マスクした儘じゃ拉麺は食べられないと思うけど?」
 短期宿泊客の百瀬笹之丞氏に対して、長期滞在客の保科竹世氏が〝お父さん〟と呼んでいる。〝お義父さん〟と表記した方が正しいのかどうかは今のところは不明だが、お、と、う、さ、ん、とハッキリ発声しているのは確かだ。
October 30, 2025 at 11:26 AM
(甲) よし、女子シャワー室へ行こう。

 取り敢えず、女子シャワー室だ。
「何をしているんですか?」
「ゲ! 女将さ──」
 顎への強烈な掌底を喰らい、僕の意識は数日間、闇を漂うこととなった。

† 一般(ノーマル)エンド No.1 † ── 常闇への一掌
October 30, 2025 at 11:21 AM
(乙) よし、男子シャワー室へ行こう。

……誰かが既に使っているみたいだ。更衣空間への扉に鍵が掛かっている。う~ん、温泉には入ったものの、飯の後はシャワーと洒落込みたかったのだが……仕方が無い。

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非おむろ (@Non_omuro@mastodon.social)
👇  忘れ物があったかを受付に訊くか……? うん、訊こう。  受付の机の前に来たが……誰もいない。 ……ん? 貼り紙か。……へえ、地酒か。いいねえ。 「頼むかい?」  ヒッ! ……受付空間と事務室を隔てる暖簾の向こう(つまり、事務室側)にお婆さん──籏たゑ氏が立っていた。 「……あ、え、ええ、何か飲みましょうかね……」  酒瓶を注文する流れになってしまった! ……いや、やっぱり買わなくて...
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October 30, 2025 at 11:21 AM
(甲)奥の奥に決めた。

 老婆を侮(あなど)っているわけではないのだが、何となく、〝先日此処へ泊まった友人が忘れたらしいのですが、そこの待合所の棚に無いぬいぐるみの忘れ物ってなかったですか?〟というのを訊きそびれた。仕方無い。仕切り直しだ。まずは自室へ酒瓶を置いて来よう。
「お! 良い酒持ってんじゃねえか!」
 階段を上っている最中、踊り場で声がした。惰宮巡査長だ。
「おい、本官にも一寸(ちょっと)分け──」

 ドンガラガッシャン!

 気絶!

† 一般(ノーマル)エンド No.3 † ── 階(きざはし)あるある
October 30, 2025 at 11:16 AM
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 三分もせぬうちに、女将が登場及び不二代氏が再登場した。

 女将は言う。
「若(も)しかしたら二階の倉庫の何処かに仕舞ったかもしれませんし、仕舞っていないかもしれません。ぬいぐるみ……だったのかな、あれは。枕だったかも? ボール? ……アノマロカリスってラディオドンタ類でしたっけ?」
「ラディ……?」

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非おむろ (@Non_omuro@mastodon.social)
👇 「ふふ、まあ、兎に角行きましょうか。マスター・キーは持ちました」  消防隊が用いる斧やショットガンのレミントンM870を万能破壊器具という意味で〝マスター・キー〟と呼ぶことがあるが、女将・臼田曜の手にあるのは一般的な鍵の形状をしているマスター・キーだ。  不二代氏はロジックパズルに戻った。  女将と僕は二階へ向かう。  女将は少し飲んでいるようだ。頬が赤く、酒精の薫りを纏っている。心做...
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October 30, 2025 at 11:10 AM
(甲子)「221号室へ!」
「かしこまりました。亜川さんの部屋ですね」

 ガチャッ!

 うわあっ! ミヤマクワガタの羣(むれ)だあ!

† 一般(ノーマル)エンド No.7 † ── 深山鍬形
October 30, 2025 at 10:45 AM
(丙寅)「そこのごみ箱の中へ!」
「え?」

 程無くして、僕は精神の病院へと行くことになった。担当の先生は、適切な治療を続ければ良くなるよ、と言ってくれた。

† 一般(ノーマル)エンド No.8 † ── 適切な治療
October 30, 2025 at 10:44 AM
(戊辰)「223号室へ!」
「かしこまりました。伏さんの部屋ですね」

 ガチャッ!

「突然何だぺゅ~」
 伏氏は全裸でバールを持って立っていた。僕を一睨みすると、バールを僕の膝辺りに思いっ切り振り下ろした。
「うわっ!」
 何とか躱す!

 バギィッ!

 バールは躱せたが……床に大穴が開き、真っ逆さまに落下!
僕は受付机に顎(あご)を強打した。

† 一般(ノーマル)エンド No.10 † ── アギト
October 30, 2025 at 10:43 AM
(己巳)「224号室へ!」
「かしこまりました。百瀬さんの部屋ですね」

 ガチャッ!

「おや? またワイに会いに来てくれたのかい?」

 その後、女将さんは気が付いたらいなくなっていて、僕は百瀬さんと全裸で語り合うことになってしまった。

† 一般(ノーマル)エンド No.11 † ── Ab(アブ)
October 30, 2025 at 10:43 AM
(庚午)「225号室へ!」
「かしこまりました。荘用倉庫としている部屋ですね」

 ガチャッ!

 謎の中爆発!

† 一般(ノーマル)エンド No.12 † ── 謎の中爆発
October 30, 2025 at 10:43 AM
(癸酉)「228号室へ!」
「かしこまりました。空室ですね」

 ガチャッ!

 室内を調べたが、バズーカは見当たらなかった。

  👇
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October 30, 2025 at 10:42 AM
(丙子)「231号室へ!」
「かしこまりました。空室ですね」

 ガチャッ!

 謎の爆発!

† 一般(ノーマル)エンド No.15 † ── 謎の爆発
October 30, 2025 at 10:39 AM
(己卯)「233号室へ!」
「かしこまりました。先にどうぞ」

 窓から突き落とされた! ……しまった! 233号室なんて無かった!

† 一般(ノーマル)エンド No.17 † ── 第三惑星にKISS
October 30, 2025 at 10:38 AM
(辛巳)「214号室へ!」
「かしこまりました。先にどうぞ」

 窓から突き落とされた! ……しまった! 233号室なんて無かった!

† 一般(ノーマル)エンド No.19 † ── 大地に接吻
October 30, 2025 at 10:34 AM
(癸未)「212号室へ!」
「かしこまりました。空室ですね」

 ガチャッ!

 謎の大爆発!

† 一般(ノーマル)エンド No.21 † ── 謎の大爆発
October 30, 2025 at 10:34 AM
(乙酉)「210号室へ!」
「かしこまりました。空室ですね」

 ガチャッ!

 入室すると床が抜け落ちた!

 籏節蔵(はたせつぞう)氏は不在だったが、渠(かれ)の104号室へ落下し、衝撃で記憶喪失になってしまった。

 僕は、誰だ……?

 取り敢えず、節蔵さんの方針で、荘の手伝いをする傍ら、ピアノの猛練習をすることとなった。理由は、記憶喪失だから、らしい。

† 一般(ノーマル)エンド No.22 † ── もしもピアノが弾けなくても
October 30, 2025 at 10:32 AM
(丁亥)「208号室へ!」
「かしこまりました。武田剛(たけだ つよし)さんに倉庫として貸している部屋ですね」
「開けちゃっていいんですか?」
「駄目です」

 そう言い乍ら女将さんはマスター・キーをガチャリ。

「どうぞお先に」
「は、はあ……」

 促されるままに扉を開けた僕は、オールシーズンタイヤの雪崩に巻き込まれてしまった。

† 一般(ノーマル)エンド No.24 † ── タイヤ・タイヤ・タイヤ
October 30, 2025 at 10:32 AM
(己丑)「206号室へ!」
「あー、206号室は駄目です。盗んだ宝石を貯……いや、兎に角駄目です」
「え?」
「兎に角駄目です」
「は、はあ……」

 そんな会話をしていると、カメムシが飛んで来た。

 躱す。

 カメムシは一階へと去った。

 ふぅ……。

 一旦、深呼吸をした。

 じっ──と女将さんが見て来る。ぱっと決めて、男を上げねば。僕はキリリと締まった顔で言った。
「200号室へ!」
「200号室は無いですね」
「……なら、えーと……一つ足して……」
 僕は目を少し泳がした後、発声した。
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非おむろ (@Non_omuro@mastodon.social)
(甲午)「201号室へ!」 「かしこまりました。惰宮さんの部屋ですね」  ガチャリ。 「お~……? 何だ、本官に楯突く気か!?」  バギューン!!!!!!!!!!  いきなり威嚇射撃をしてきた! 威嚇というにはあまりにも、僕に近い空間──というか、僕の角刈の髪を掠めて、銃弾は背後の221号室の扉を貫いて去っていったが……。  ひっくり返った後、僕は必死に逃げた。  銃声に、何事か、と、...
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October 30, 2025 at 10:31 AM
(辛卯)「204号室へ!」
「かしこまりました。空室ですね」

 ガチャリ!

「外れか……。ん?」

 突然の粉塵爆発!

† 一般(ノーマル)エンド No.27 † ── 粉塵爆発
October 30, 2025 at 10:26 AM
(癸巳)「202号室へ!」
「過足さんの部屋じゃないですか。スケベ!」
「あ、いや、スケベではなくて、言い間違……」
「問答無用!」

† 一般(ノーマル)エンド No.29 † ── 金的
October 30, 2025 at 10:25 AM
(乙未)「バルコニーへ!」
「お一人で行きなさい!」

 女将に押し出され、鍵を掛けられた。

 小雨の中、バルコニーで一晩を明かした。

† 一般(ノーマル)エンド No.31 † ── くしゅん
October 30, 2025 at 10:24 AM
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 自室でバスタオルを取って再び男子シャワー室へ。

 気分良くシャワー!

 さっぱりして浴衣姿で二階に上がる。

 すると。

 黒髪のモヒカン。二階に上がった途端、左の方から音がしたのでそちらを見たのだが、黒髪のモヒカンだ。227号室から、左手に、先程見た……バズーカがベッドにしていたジュラルミンケースを持ち、右手にぐったりとした全裸の人間を抱えた、亜川氏が、無表情の中にも険しい表情を稍滲ませて出て来るところだった。虹色のツナギ。

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非おむろ (@Non_omuro@mastodon.social)
👇  抱えている人間は……伏氏のようだ。  関わり合いになりたくない! 自室へ直行したい! が! 亜川氏と目が合ってしまった!  沈黙。  稲光! 轟音! 雷鳴! 停電!  ……こ、こ、こ、この隙に自室へ……と思っていると、闇を裂いて、近くの扉が開いた。もう少しでぶつかるところだった。僕は小さく跳び退いた。トートバッグをごみ箱の近くへ落としてしまった。扉の方を見ると、原尿君がランタン...
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October 28, 2025 at 2:00 PM