映画と騒がしい音楽とたまにお絵描きが好きな、ただの人間です。
よろしくお願いします。
全裸の中年男性は職質にそう答えると、皆の幸せを願いながら黒白ツートンカラーの改造クラウンの後部座席へと
全裸の中年男性は職質にそう答えると、皆の幸せを願いながら黒白ツートンカラーの改造クラウンの後部座席へと
ここは西川口駅東口ロータリー。全裸の中年男性はそう檄を一気に言い放つと、ふいに寂しげにほほ笑み、そばに立つ男に声をかけた。
巡査長殿、わたくしめ、後部座席でよろしいでしょうか?
ここは西川口駅東口ロータリー。全裸の中年男性はそう檄を一気に言い放つと、ふいに寂しげにほほ笑み、そばに立つ男に声をかけた。
巡査長殿、わたくしめ、後部座席でよろしいでしょうか?
俺の名か…
俺の名前は…
丸裸…四十郎!
もうそろそろ五十郎だがな
あんたはおまわりさんか!
フハハハハハハ!!!!
全裸の中年男性は愉快そうに笑うと、素直に黒白ツートンカラーの改造クラウンに乗り込むのでした。
もちろん、後部座席に。
俺の名か…
俺の名前は…
丸裸…四十郎!
もうそろそろ五十郎だがな
あんたはおまわりさんか!
フハハハハハハ!!!!
全裸の中年男性は愉快そうに笑うと、素直に黒白ツートンカラーの改造クラウンに乗り込むのでした。
もちろん、後部座席に。
ここは西川口駅東口ロータリー。虚しく響く全裸の中年男性の声。
「ここにゃ晋三はおらん」
この辺りで長老と呼ばれる男(全裸)が答えた。
「知らんのか。晋三はとっくに…」
震えだす全裸の中年男性。
「そんな…いったい今は何年だ?」
デデンデンデデン!!!!
デデンデンデデン!!!!
つづく
(つづかない)
ここは西川口駅東口ロータリー。虚しく響く全裸の中年男性の声。
「ここにゃ晋三はおらん」
この辺りで長老と呼ばれる男(全裸)が答えた。
「知らんのか。晋三はとっくに…」
震えだす全裸の中年男性。
「そんな…いったい今は何年だ?」
デデンデンデデン!!!!
デデンデンデデン!!!!
つづく
(つづかない)