蒼風(あおかぜ)
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蒼風(あおかぜ)
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成人済/夜明けのオタク/左右ガチガチ固定派/勇者王と人理修復の旅をしたい

○最新:紙月からビマヨダに堕ち🇮🇳村に入村しました
Reposted by 蒼風(あおかぜ)
逆鱗に触れた続きの話
自分の好き放題にやらかしました
March 17, 2025 at 2:56 PM
漸く納得したらしい酔っ払いの恋人に苦笑しながら、確かにあの答え方は良くなかったなと少し反省するビマ。お詫びの意味も込めて、頬を包んだままのヨダの顔を引き寄せて優しくキスする。
ちゃんと誤解が解けた2人はこの後仲良くビマヨダ(物理)してればいいと思う。

以上!
July 12, 2024 at 1:59 PM
ビマの目は真剣で、本気でそうするんだろうなと思わせる。
「だが…わし様は3番なんだろうが……」
「俺がいつ『上から』3番なんて言った」
ポカンとするヨダに「やっぱりか」とため息。
「お前は上から3番目なんかじゃねぇ。俺にとって大切で、何物にも変えられない存在になった順番が3番目なんだ」
分かったか?と問うビマの目は嘘を吐いてない。短くない時間を恋人として過ごしてるからそれが分かっちゃうヨダ。
1番じゃないなんて不服な筈なのに、胸の中がポカポカと温かくなる。
「……貴様、『順番が』3番目だなんて言ってないぞ…バカビーマ……」
悔し紛れにそう言ってやるのが精一杯だった。
July 12, 2024 at 1:59 PM
そりゃそうだ、100人の弟妹は全員大切だ。
どれも自分と同じなんだから3番くらいで文句を言うな、とでも言うつもりか?また怒りが湧いてくるヨダだけど、その前にビマが続ける。
「だがな、俺は鱒とお前のどちらかしか選べないなら迷わずお前を選ぶぞ」
嘘だろ鯖失格な奴がいた、と呆然とするヨダ。
「勿論状況にはよるがな。仮に鱒に何かあっても、俺以外の奴等が必ず手を貸してくれる。必ず鱒は生き残る。だったら俺はお前を選ぶ、それだけの話だ」
「……じゃあ、わし様とジュナだったら……」
「ジュナだ、兄貴の役目を果たして必ずお前の所へ行く。お前を1人にはさせねぇ」
July 12, 2024 at 1:58 PM
そこまで聞いたビマ、自分の「3番」発言に怒った理由の見当がついてやれやれとため息をつくと、泣きながら喚くヨダの両手で包んで涙を指で拭ってやる。溢れたらなら溢れただけ、優しく丁寧に。
こんな事で許されるとでも思っているのかと怒りたいのに、手の温もりにぐぬぬ…となるヨダ。
「いいかトンチキ、1回しか言わねぇからよく聞けよ」
頬を包んだまま視線を合わせて真剣な声で語りかけるビマ。
「鱒は当然大切だ、不可侵領域だ。俺は鱒の為なら何でもしてやれる。それはお前も同じだな?」
頷くヨダ。
「ジュナの事も勿論大切だ。お前だって弟妹は大事だろうが」
July 12, 2024 at 1:57 PM
暫くはギャンギャン騒いでたヨダだけど疲れてきた&ビマの体温と撫でられる感触が心地好くて渋々大人しくなっちゃう。
落ち着いた所でビマがさっきの話をもう一度詳しく聞くけど、今度は泣き始めるヨダ。
流石にギョッとしてると「お前のせいだ!」と聞く耳持たず。酔っ払いって面倒臭いね。
そりゃ鱒は大切だ、自分達は鱒に呼ばれたんだから当然だ、これで鱒を蔑ろにするならそんなの鯖失格だ。弟が大切なのも当然、というか家族を大事にしないビマとか解釈違いだ。そんなのビマじゃない、強正格なビマはそんな事しない。
でもだからって即答されると流石に傷付くわ!と怒鳴り散らすヨダ。
July 12, 2024 at 1:57 PM
不意打ちで一撃叩き込まれたけど、ギリ倒れなかったビマは「こいつまたなんか変な事考えてるな」くらいの認識で次の瞬間にはヨダを抱え上げて強制お持ち帰り。離せー!降ろせー!と大暴れするのも気にせず自室へGO。
喧嘩しちゃ駄目だからね!という鱒の声に返事しつつ敏捷A+のスピードで自室へ。
その間も肩に担がれてるヨダは騒ぐし暴れるし殴るしで、いい加減鬱陶しくなったビマは部屋に入った瞬間ヨダをベッドに下ろしてギュウギュウに抱き締めて拘束。
「いい加減落ち着け」と頭撫でるしトントンもする。
July 12, 2024 at 1:56 PM