「推しを失うと魂って弱くなるんだぁ」を体験するなど。
淡々として素朴な描写がやたらリアルで引き込まれた覚えがあります。
昨今のキラキラした中世ファンタジーの真逆を行く
「灰色と茶色」「革鎧と錆びた剣」といった質実剛健な空気感がたまらない。「異世界モノ」にどっぷりつかった読者にこそオススメしたい。
興味深いのは村人の間にキリスト教伝来以前の古い信仰が残っていて、宣教師がそれらの神を「角の生えた神」と呼び、「悪魔」だと主張していることである。描かれる悪魔の造形はこうして出来ていったのだろうか。ベルゼブブの例があるように、キリスト教、ユダヤ教の悪魔はそれ以前に信仰されていた宗教の神なのだ。
淡々として素朴な描写がやたらリアルで引き込まれた覚えがあります。
昨今のキラキラした中世ファンタジーの真逆を行く
「灰色と茶色」「革鎧と錆びた剣」といった質実剛健な空気感がたまらない。「異世界モノ」にどっぷりつかった読者にこそオススメしたい。