「爆弾」観た。小説が出たときすぐ読んで、これは映画化するなと思っていた。
小説の類家が大好きだったので、映画は構えて観に行ったが、山田裕貴は良かった…あと染谷将太は小説より今時の人っぽくて、なるほどと思った。
でも、映画は原作にある犯人の陳腐さが著しく欠けていて、画竜点睛の感もあった。
ただ、あのストーリィを飽きさせずに映像化できていたのはとにかくすごいと思った。

「絵金」展(サントリー美術館)
巡回してくれて嬉しい。見逃していたから。人物ばかりで、S字に画面をつくっているのが目立った。祭りのなかでみるのは、非日常感があって、芝居絵と馴染みが良いんだろうな。展示の工夫で、よくわかった。

「キムズビデオ」観た！
冒頭文の意味が、ドキュメンタリーの前半とツイストして展開する後半へ繋がっていく。
それを駆動する悲憤と、自分の背骨になっているものを世の中にぶつける行動力の切実さ。感動がもの凄い！
私には途中から古書の話にも見えた。蔵書の価値が理解されず失われていく。
“物として嵩張り場所をとるから””いつ役に立つかわからないから””見る人なんていないだろうから(自分は見ないので)”
“重要な物ならデジタル化しとくでしょ(自分は予算も人足も出さないが)”
そういう声が聞こえてくる顔がたくさん映っていた。
見事にその世界を正そうとした監督に、胸が熱くなった。
パンフこれから読む。楽しみ。

「大正イマジュリィの世界」展、鑑賞。楽しみにしてたので、初日に行った。目次(写真3枚目)をみてピンとくる方はぜひ。
藤森静雄と田中恭吉が観たかったので、その点では肩透かしだったけど、時系列と印刷技術の発展(紙だけでない、布も)が分かりやすく整理されていて、味わうというより理解できる展示だった。

「ハルビン」観た。イ・ドンウクが出てるとこはどこも面白かった。嫌味になりすぎず、実は熱くて、行動力がある…！コン夫人、最高だったが、調べたら史実の人物じゃなかった！なるほど！この人を出したとこが白眉だと思った。
結末がわかってる作品だが、そのわりには単調というかあまり工夫はないなと思った。事件を伝えたかったのか？あまりに有名な事件だと思うが…。そこがよく分からなかった。
イ・ドンウクは良かったです(２回目)。

「サブスタンス」観た。観てる間ずっと面白かった。エリザベスーのとこサービスパートで笑いのパートだった。その前までがドラッギー。バカにつきあうと破滅するよ、破滅する種を胚胎させてしまうと自滅だよ。という話だったが、ではそれが成功となる人間の世界が自滅するしかないものだ。面白かった。

「ミッキー17」観た！ポン・ジュノのSF系なので安心していたが、話が進むにつれ、思ったより素朴になり好印象だった。設定がグロテスクで辛いんだけど、それが現実で知ってることなのが恐い。

「FEMME」観た！スリリングだった！！登場人物を絞って、テーマを限定的にしているのが良かった。見聞きしてきたニュースを自分で紐付けたり、映画ならではのもし自分がそこに居合わせたらを考えたり。
プレストンのキツさも想像できるように描いているのが、今っぽいなと思った。プレストンには「パレードへようこそ」を見せてあげたい。自分が出てるぞ！と。(ジョージ・マッケイが配役されたのは、パレードへ〜があったからなのかな？)
上映時間98分というのもとても好み。

カワグチタクヤさんのハンドタオル届いた✨大判で柄がたっぷり楽しめて嬉しい！

投稿をみて楽しみにしてた裏地、本当に蝶々と星がある！ときめくわ〜
タオルが入ってた封筒も、お届けボックスも柄と印刷、全部ちがって楽しい！

しかも実はこれにポストカードもおまけで入れてくださっていた！店舗で買えるとこあるの後で知って、行けば済んだのか…と思ったけど、このボックスで届いてむしろ嬉しくなった

#カワグチタクヤ

もらったの忘れてた。開けたら土井先生でした。

「忍たま乱太郎　どくたけ忍者隊最強の軍師」観た！雑渡さんかっっこ良かった！！通常放送と違って、血生臭いとこも劇場版ではあったので、ラストそれでいいんだ？！って中世の時代感面白かった。6年生が等身より高くなってたし、めちゃくちゃ頼れるし、ときめいた。卒業生とのエピソード、ちょっと詳しくお願いします…！それと、綾部は？！綾部喜八郎も出してほしかったーー！

「クレイヴン・ザ・ハンター」観た。もっと山の王！みたいな話かと思ってた。ポスターそうだったのに！トルコのシーンはキャラ活きてたし、リアルで良かった。
全体的にもっと笑いある方があってたんじゃないか。あれこれ大味というか、雑に済んじゃってるな？って笑ってしまうとこいくつかあった。アーロン・テイラー＝ジョンソンは声が軽いから、セリフ少なくしたのは正解だったと思う。

「ブラック・ダヴ」観た。ネトフリシリーズ。ベン・ウィショーを見たくて観たので、全編大活躍してくれて満足。
謎解きは早目に見当がつくのでそんなにドキドキしないんだけど、だんだんキーラ・ナイトレイ演じる主人公とウィショー演じるサムの友情の話が熱くなって、2人とも助かってくれ…！でドキドキした。

「どうすればよかったか？」観た。いろいろ事前に考えて構えていたような作品ではなかった。もの凄い映画だったが、噴出直前の感覚は日常でもあるのが、不思議に知っているもののようだった。
繰り返し映る外からの家屋の、静けさ、きちんとした邸宅感がだんだん張りぼてに見えるのが印象的だった