そちらも2枚抜き！！おめでとうございます！

マネーウォーズ凄い時間熔けますよね分かります

先輩だから特別甘えてるんだよ♡をクソ可愛くない態度で言われたけど嬉しくてキュンキュンしてる自分が悲しくなってる先輩はいる。
でもやっぱり惚れた弱みで甲斐甲斐しくお世話しちゃうんだね。
どうだ？俺の世話を出来て嬉しいだろう？くらいの態度デッカﾈｺﾁｬﾝのそれも愛情表現って言われちゃったら仕方ないね。

「君は何か勘違いしているようだが」ってムッとした顔で言われるから、今度は何だよって身構える先輩。
「生憎君と違って金は持っているからその気になれば人を雇うくらいはすぐに出来る。それをしないのは俺の家というプライベートな空間に他人を入れたくないのと、好ましくもない人間に世話を焼かれて悦に浸る趣味を俺が持ち合わせていないからだ」とか言い始めるから最初の方で君やつの準備してた先輩が(ん？風向き変わったか？！)ってなるやつください。
デッカﾈｺﾁｬﾝは先輩だから甘えてるのであって、別に誰かに世話をされるのが好きな訳じゃないんだよ。という話。

「そうだが」って言われてん？空耳か？？？って後輩の顔2度見する先輩。
「君がいないと本を片付けてくれる人がいなくなるし、出来合いより余程好ましい食事を提供してくれる人もいなくなる。少々…いやかなり喧しいことは否定出来ないが、それを差し引いてもこの家に君がいないデメリットの方が大きい」て、デレ…？いやメリットとか言ってるぞこいつ…？ってなる先輩。
リアクションが薄いのをまじまじと観察してた後輩はちょっと考えて「ふむ。今の言い回しはあまり効果的ではなかったか」とかボヤいてて「だってそれ家政婦がいないと困るみたいな話だろ…」って突っ込んだら

なお帰ったら「遅かったな。夕食は出来合いのものを調達して来たが、文句は無いな？」ってふつーに言われてちょっと涙が出そうになってる先輩。
僕が当たり前に帰ってくると思ってるし、帰って来ていいって思ってくれてるんだな…って嬉しいから、照れ隠しに「たまには作っててくれてもいいんじゃないか？少し家を空けただけで本も散らかしてるし！全く僕がいないとダメダメじゃないか！」ってつい憎まれ口を叩いて、いやいやだからそれじゃダメだろ僕！ってまた青くなってたら

「し、師匠…あれはなんだか🏛さんが可哀想じゃ…」と、顛末を見てたこれーが言うのをそんなことないよ。ってあしらうナリ師匠。
「でも、🌱さんは🏛さんのことなんだかんだ気に入ってるじゃないか。きっといなくなったら心配するし探すくらいするんじゃないのか？」ってあわあわしてる妹分のことを優しく宥めて「そうだよ。だからああして早く返してやらないと、今度は彼が乗り込んで来てもう収集が付かなくなるんだ」って遠い目をしてる師匠を見て(前にそういうことがあったんだな…)って察する賢い弟子。
スメは今日も平和。

てことは、もしかして、もしかしてだけど、いやそんなことは有り得ないけど、万が一の可能性として別に僕がいなくても困らない…とか…？って思い至り、一人でこの世の終わりの顔になって膝から崩れ落ち、どうしようどうしよう…ってぐるぐるし始めた先輩に「むしろ君がいないと静かでいいなとか言って読書に勤しんでそうだよね」とナリ師匠が追い打ちをかけ、もはや半泣きになった先輩。
ごめんちょっと用事を思い出した…そろそろ失礼するよ！突然悪かったね。この埋め合わせはまた今度するから！！！ってダッシュで出ていく先輩のことをまたねーって軽くお見送りするナリ師匠。