六本木から京橋までハシゴしての内藤礼。しみじみ美しく、心洗われるの巻。
そしてこの展示は、オスローへと続いているそうなんだけど、さすがにノルウェーまでは行けないな〜😖

立川PLAY！MUSEUMの堀内誠一展はまさに圧巻で、ぐるんぱのイメージしかない人は、大いに認識を改めるよい機会に。anan創刊以後のマガジンハウス雑誌のロゴデザインを担い、『血と薔薇』まで含む振れ幅。イラストエッセイも含めて、技法の多彩と達成度はピカソや宮崎駿のレベル。

今日の坂本龍一展特別企画、浅田彰×高谷史郎×宮田まゆみのトーク。ホログラムのサカモトが自動演奏する岩井俊雄の展示を、浅田がDISりまくり、高谷が頑張ってなだめる図が、いちばんの笑いどころだったかも。
わたしもあれだけは、いかがなものかと思ったからのう。

【ご案内】本日発売のキネマ旬報は、恒例の年間ベストテン発表号。
今年も選考委員として、外国映画ベストテンの投票をしています😃
加えて、今年も2024年外国映画の総評を担当しました。
どうぞお手にとってくださいませー😊

東京現代美術館の坂本龍一展のミュージアムショップにて、小沼純一さんと対談した、キネマ旬報の坂本龍一追悼号を発見して舞い上がるの巻😙

【ご案内】本日発売の「キネマ旬報」１月号。「2024年映画界10大ニュース」で、
『君たちはどう生きるか』と『ゴジラ-1.0』のアカデミー賞の項を書きました。800字の短いコラムです🤗

めでたい話題ですが、実は死屍累々…といった切り口で。
それから山崎貴監督の受賞スピーチでの雄叫びが、ある映画のセリフの引用であることを、誰も気づかなかった（または指摘しなかった）のは、かわいそうでありましたね。

下高井戸シネマにて、松本路子『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』をとても楽しく見るの巻。ニキ・ド・サンファルのドキュメントというより、シネエッセイとでも言うような、すっきり端正な仕上がりで、作品世界を味わえる。このへんは写真家ならではのタッチなのかも。

昨日はフィルメックスにてホン・サンスの『スユチョン』(2024)。鉄壁のキム・ミニ＋クォン・サンウ。
いつになく(？)トリッキーなところの全くない会話劇。そそていつものように、会話の端々から彼らの経てきた長い時間が浮かび上がる。WALK-UPより素直な作りで、素直にしみじみ感動できる🥹

東京都現代美術館のART BOOK FAIR2024はもう、たいへんな賑わいで歩くのもままならなかったけど、坂本図書の分室もさるこよながら、ドイツのシュタイデル社のラインナップをじっくり閲覧できたのは大満足でありました😆

【ご案内】
今日から始まった「70/80年代 フランシス・F・コッポラ特集上映』。劇場用パンフの巻頭となる、コッポラの評伝を書かせていただきました！😃
作品評、監督評、作品データとぎっしり凝縮され、今回から上映作品だけでなく、コッポラ読本としても必携の出来栄えかと思います❗️📽