日差しをたっぷりと浴びながら駆けてくる馬に声援を向けているとき、ものものすごい集中を感じた。厳密には、「集中していたな」という実感をレース直後に得た。直前まで聞こえていたはずの実況も、風も、何も感じていない、五感の全てが眼前の光景に注がれていた時間があった。終わった、と認識した瞬間、体全体で浴びていた太陽光を実感してぶわりと汗が出る。勝ち負け以上に、この瞬間にこそ価値があると思った。
負けない賭け方をしていたので地味に勝ち越した。賭け方に生き様が出るな。
日差しをたっぷりと浴びながら駆けてくる馬に声援を向けているとき、ものものすごい集中を感じた。厳密には、「集中していたな」という実感をレース直後に得た。直前まで聞こえていたはずの実況も、風も、何も感じていない、五感の全てが眼前の光景に注がれていた時間があった。終わった、と認識した瞬間、体全体で浴びていた太陽光を実感してぶわりと汗が出る。勝ち負け以上に、この瞬間にこそ価値があると思った。
負けない賭け方をしていたので地味に勝ち越した。賭け方に生き様が出るな。
新しい物事に触れるたび手繰り寄せる記憶が存在していることに喜びを覚える。同時に、手を伸ばしても鮮明に触れることが叶わない思い出があることも知る。美しい景色を目前に記憶の引き出しを開けて己と対峙するとき、変わり続けていくことこそが世界に対する誠意なんじゃないかと思う。いつでも。
新しい物事に触れるたび手繰り寄せる記憶が存在していることに喜びを覚える。同時に、手を伸ばしても鮮明に触れることが叶わない思い出があることも知る。美しい景色を目前に記憶の引き出しを開けて己と対峙するとき、変わり続けていくことこそが世界に対する誠意なんじゃないかと思う。いつでも。
ビカクシダが趣味の男友達とふりふりのお花が趣味の女友達が無事入籍したのでお祝いしに遊びに行った。相手の趣味の植物が自分の趣味ではないという話を延々聞かされた。いいのろけ話だった。
ビカクシダが趣味の男友達とふりふりのお花が趣味の女友達が無事入籍したのでお祝いしに遊びに行った。相手の趣味の植物が自分の趣味ではないという話を延々聞かされた。いいのろけ話だった。
海の生物って『海の〇〇』という名称のものが多くて、陸基準なんだなと思う。でもカタツムリとかなめくじは陸貝って言うな。貝は海基準なんだな。
海辺でするビー(チ)コー(ミング)が好きだけど、生きている生物は海水魚よか淡水生物に心惹かれる。ポリプテルスとか大きなナマズが見たい。清流が恋しい。
海の生物って『海の〇〇』という名称のものが多くて、陸基準なんだなと思う。でもカタツムリとかなめくじは陸貝って言うな。貝は海基準なんだな。
海辺でするビー(チ)コー(ミング)が好きだけど、生きている生物は海水魚よか淡水生物に心惹かれる。ポリプテルスとか大きなナマズが見たい。清流が恋しい。
人との関わりが殊の外面白いのと線を引くのが楽しくてここまできてしまいました。しかしながら私が真に愛したあの川はもうないのです。交流主体の界隈に身を置いているおかげでここ最近はTLの流れが速いんだけど、私は個々人が好き勝手生活やら思想やらの話だけしているような淀みが欲しい。ここは居心地がいい。
人との関わりが殊の外面白いのと線を引くのが楽しくてここまできてしまいました。しかしながら私が真に愛したあの川はもうないのです。交流主体の界隈に身を置いているおかげでここ最近はTLの流れが速いんだけど、私は個々人が好き勝手生活やら思想やらの話だけしているような淀みが欲しい。ここは居心地がいい。
旅先の時間と経験が特別なものになることを知っているからこそ、いろんな人と特定の場所に行ってみたい。このような価値観は少数派だと言われたけど、出先で共有した体験は関係を特別なものに変えてくれるから、気の置けない友人以上に気になるあの人なんかと旅に出てみたいなと思う。懐かしいねと話題に上がるような空の色はいくつあってもいい。
旅先の時間と経験が特別なものになることを知っているからこそ、いろんな人と特定の場所に行ってみたい。このような価値観は少数派だと言われたけど、出先で共有した体験は関係を特別なものに変えてくれるから、気の置けない友人以上に気になるあの人なんかと旅に出てみたいなと思う。懐かしいねと話題に上がるような空の色はいくつあってもいい。
季節の変わり目を理由に食道楽をしてる。鰹を食べては高知に行きたいと言い、牡蠣を食べては広島に行きたいと言う。昨日しこたま酔って帰ってきたら玄関にカマキリがいたので、捕獲して亀に与えた。我が家の秋の風物詩のひとつ。うまいものを食べるたび、今年もいい季節がきたなと思う。
季節の変わり目を理由に食道楽をしてる。鰹を食べては高知に行きたいと言い、牡蠣を食べては広島に行きたいと言う。昨日しこたま酔って帰ってきたら玄関にカマキリがいたので、捕獲して亀に与えた。我が家の秋の風物詩のひとつ。うまいものを食べるたび、今年もいい季節がきたなと思う。
生き物のことは好きだけど、撫でたい、触れたい、という欲求があまり強くない。ありのままそこにいてくれるだけで愛しいなあと思うし、介入したくないなと思う。触れられることがストレスになるような生き物しかいないというのもある。猫を撫でているよりも植物の葉っぱの上の埃を軍手で払ってるときのほうが生き物をやっている感じがする。最近は風呂桶に水を溜めて植物に一気に水遣りをするのがマイブーム。楽しい。
生き物のことは好きだけど、撫でたい、触れたい、という欲求があまり強くない。ありのままそこにいてくれるだけで愛しいなあと思うし、介入したくないなと思う。触れられることがストレスになるような生き物しかいないというのもある。猫を撫でているよりも植物の葉っぱの上の埃を軍手で払ってるときのほうが生き物をやっている感じがする。最近は風呂桶に水を溜めて植物に一気に水遣りをするのがマイブーム。楽しい。
あまったるい宇宙の香りはベリー。焦げ臭い月面の香りはアンバー寄り。VRで体験する月面探索は足元から振動がくる。歩行が慎重になる。暗い空間から明るい空間に映ると眩しい。企業の努力は素晴らしい。
イメージドリンクはぎらぎらとラメが輝いていた。これを飲んだ私の体は果たして大丈夫なのだろうか。飲める銀河。スイカのような風味。カップの底から見上げてみたらきらきらと輝いていてすごく綺麗だった。夜空を諦めたくないと思った。
あまったるい宇宙の香りはベリー。焦げ臭い月面の香りはアンバー寄り。VRで体験する月面探索は足元から振動がくる。歩行が慎重になる。暗い空間から明るい空間に映ると眩しい。企業の努力は素晴らしい。
イメージドリンクはぎらぎらとラメが輝いていた。これを飲んだ私の体は果たして大丈夫なのだろうか。飲める銀河。スイカのような風味。カップの底から見上げてみたらきらきらと輝いていてすごく綺麗だった。夜空を諦めたくないと思った。
ここ一年ですっかり固定のファンになったし、その間にたくさんの思い入れもできていたようで、推しの素晴らしさを語る口が止まらなかった。語りが止まらないのは久しぶりの体験なので自分でも驚いた。観察の角度が人と少し異なるようで、発見が多いとの評価をもらった。人と関わることで視野が広がるのが交流の意義と喜びだと思っているので、腹の底から嬉しくなった。話を聞いてくれてありがとうと伝えた。
ここ一年ですっかり固定のファンになったし、その間にたくさんの思い入れもできていたようで、推しの素晴らしさを語る口が止まらなかった。語りが止まらないのは久しぶりの体験なので自分でも驚いた。観察の角度が人と少し異なるようで、発見が多いとの評価をもらった。人と関わることで視野が広がるのが交流の意義と喜びだと思っているので、腹の底から嬉しくなった。話を聞いてくれてありがとうと伝えた。
絵画は絵だから公式が出してるポストカードで事足りるけど、彫刻とか生き物、風景は角度とか時間帯によって見え方が変わるから、自分で撮影した写真に一定の独自性が生まれて良い 鑑賞体験のオチとして整ったように感じられた
絵画は絵だから公式が出してるポストカードで事足りるけど、彫刻とか生き物、風景は角度とか時間帯によって見え方が変わるから、自分で撮影した写真に一定の独自性が生まれて良い 鑑賞体験のオチとして整ったように感じられた
この間もひとつ買ってしまった スコットランド製の皮のブックマーカー アメリカのおしゃれな雑貨屋に置いてあっておしゃれの記念に買った 分厚くて本に挟むのは正直躊躇われる 存在感があるのでその辺に立てかけておくだけでも満足感がある
昔は旅先でキーホルダーを買うのが趣味だったけど、そんなに鍵は持ち歩かないし、これなら嵩張らないと気付いてからホイホイ買うようになってしまった 適当な本を開くとたまに挟まっていてここにいたのかと思う そのまま閉じてそのうち忘れて、いずれまた出会う
この間もひとつ買ってしまった スコットランド製の皮のブックマーカー アメリカのおしゃれな雑貨屋に置いてあっておしゃれの記念に買った 分厚くて本に挟むのは正直躊躇われる 存在感があるのでその辺に立てかけておくだけでも満足感がある
昔は旅先でキーホルダーを買うのが趣味だったけど、そんなに鍵は持ち歩かないし、これなら嵩張らないと気付いてからホイホイ買うようになってしまった 適当な本を開くとたまに挟まっていてここにいたのかと思う そのまま閉じてそのうち忘れて、いずれまた出会う
あの街は8月が寒く、9月が暑い 寒暖差のことをすっかり失念していたので博物館で裏起毛のパーカーを買いそれを着て過ごす羽目になった もう少し寒くなれば日本でも着ることができよう 過ぎゆく季節に感傷を覚えるたび感情のひだが深く細かくなったなぁと感じる
あの街は8月が寒く、9月が暑い 寒暖差のことをすっかり失念していたので博物館で裏起毛のパーカーを買いそれを着て過ごす羽目になった もう少し寒くなれば日本でも着ることができよう 過ぎゆく季節に感傷を覚えるたび感情のひだが深く細かくなったなぁと感じる
東から西までぶち抜きで線路が走っていて、踏切の真ん中に立つと空が大きく見えるのが好きだった この生活を失うのかと思うと寂しくなるけど、代わりに得られるものがあることも知ってる
自分の手の届かないところに広がる美しい光景を思うたび心が澄むような気持ちになるし、寂しさや悲しみが無くなることも一生ないんだろうなって思う この先も好きな光景が増え続けますように
東から西までぶち抜きで線路が走っていて、踏切の真ん中に立つと空が大きく見えるのが好きだった この生活を失うのかと思うと寂しくなるけど、代わりに得られるものがあることも知ってる
自分の手の届かないところに広がる美しい光景を思うたび心が澄むような気持ちになるし、寂しさや悲しみが無くなることも一生ないんだろうなって思う この先も好きな光景が増え続けますように
人によって人の人生が語られる時、どこまで何が本当なんだろうって考えるけど、人柄については嘘はないんだろうなと思う テオの語るゴッホはテオにとって紛れもなくそうだったんだろう テオやヨーのような存在がいたらもっと著名だったかもしれない芸術家はこの世にどれほどいたんだろうな
没後評価されることは世界にとっても得難い価値だろうけど、大抵の人はその土台には乗れない 現世で身の回りの親しい人たちに自分の創作を見てもらえている現状に感謝したくなる 自分の家族と向き合いたくなるような展示だった
人によって人の人生が語られる時、どこまで何が本当なんだろうって考えるけど、人柄については嘘はないんだろうなと思う テオの語るゴッホはテオにとって紛れもなくそうだったんだろう テオやヨーのような存在がいたらもっと著名だったかもしれない芸術家はこの世にどれほどいたんだろうな
没後評価されることは世界にとっても得難い価値だろうけど、大抵の人はその土台には乗れない 現世で身の回りの親しい人たちに自分の創作を見てもらえている現状に感謝したくなる 自分の家族と向き合いたくなるような展示だった
その他、『読み返す機会が極端に少ないけど手放すことのできない本』の多さに圧倒されている ただでさえ小物が多いのにこの部屋には心の栄養が多すぎる ものの少ない部屋に憧れるけど、手の届く範囲に好きなものだけ敷き詰められている部屋の中で息苦しく生きていたいという願望も持ち合わせている
その他、『読み返す機会が極端に少ないけど手放すことのできない本』の多さに圧倒されている ただでさえ小物が多いのにこの部屋には心の栄養が多すぎる ものの少ない部屋に憧れるけど、手の届く範囲に好きなものだけ敷き詰められている部屋の中で息苦しく生きていたいという願望も持ち合わせている
前読んだときとは目線が違うはずだしちょうどいいやと思って1巻から読んでいるが、先生らの巻頭・巻末コメントにいちいち目頭が熱くなる
「自然を描けるということが本当に嬉しいのです」
「毎週、私は巨大な木と寄生木、コケについて考えます」
大きな大きな木について考えるとき、苔とは切っても切れない 私もその感覚を知っている いいな、私も自然が描きたいな、とごく自然に思った そういう原稿をやる必要があるということなのだろうと思った
前読んだときとは目線が違うはずだしちょうどいいやと思って1巻から読んでいるが、先生らの巻頭・巻末コメントにいちいち目頭が熱くなる
「自然を描けるということが本当に嬉しいのです」
「毎週、私は巨大な木と寄生木、コケについて考えます」
大きな大きな木について考えるとき、苔とは切っても切れない 私もその感覚を知っている いいな、私も自然が描きたいな、とごく自然に思った そういう原稿をやる必要があるということなのだろうと思った
旅に行くと刺激と判断の連続により自我と決断力が強化されて強火になって戻ってきがちなんだけど、今回は見知った土地懐かしい人たちとの再会の時間だったから安心と愛着を自覚して穏やかな傾向に着地したな、という内省 どこに行って何をしてもいい、全てを享受していきたい 知識も喜びもユーモアも悲しみも全部ひっくるめていつかひとつの大きな何かになればいい
旅に行くと刺激と判断の連続により自我と決断力が強化されて強火になって戻ってきがちなんだけど、今回は見知った土地懐かしい人たちとの再会の時間だったから安心と愛着を自覚して穏やかな傾向に着地したな、という内省 どこに行って何をしてもいい、全てを享受していきたい 知識も喜びもユーモアも悲しみも全部ひっくるめていつかひとつの大きな何かになればいい
カニとかエビとかムール貝なんかをトマトソースで煮込んだ料理、海鮮の濃ゆい出汁が出てて美味だった 家でも似たような料理をよく作るから舌によく馴染む カニを食べる用のハサミがついてきたが、直前でラッコが盛大にカニを噛み砕いている様を見ていたのでリスペクトよろしく殻ごと直に噛み砕いていただいた これもひとつのフィールドワークの形かな
カニとかエビとかムール貝なんかをトマトソースで煮込んだ料理、海鮮の濃ゆい出汁が出てて美味だった 家でも似たような料理をよく作るから舌によく馴染む カニを食べる用のハサミがついてきたが、直前でラッコが盛大にカニを噛み砕いている様を見ていたのでリスペクトよろしく殻ごと直に噛み砕いていただいた これもひとつのフィールドワークの形かな
日本で食べる牡蠣はレモンが至高だが、ここで食べる牡蠣はチリソースが一番うまかった 空気中の湿度の問題かもしれない ここは夕どきは特にからりと乾いていて、少し肌寒い この国の少し寒い夏がずっと好きだった
サマータイムの後押しもあり20:30を回っても日が沈まなくて、時差と酔いとで自分がどこにいるのかわからなくなる 新しく始めたこと、継続している習慣、明日したいこと、もう会えない人の話などをした 空がずっと白んでいて月が大きくて美しかった いい時間だった
日本で食べる牡蠣はレモンが至高だが、ここで食べる牡蠣はチリソースが一番うまかった 空気中の湿度の問題かもしれない ここは夕どきは特にからりと乾いていて、少し肌寒い この国の少し寒い夏がずっと好きだった
サマータイムの後押しもあり20:30を回っても日が沈まなくて、時差と酔いとで自分がどこにいるのかわからなくなる 新しく始めたこと、継続している習慣、明日したいこと、もう会えない人の話などをした 空がずっと白んでいて月が大きくて美しかった いい時間だった
とにかく至近距離で対象を観察できる機会が多いのと、トイレ前に子ども用の遊具や学習施設が多くて感心する 話は年齢を問わず人が楽しめるものが好きだから、学びの場が開けているという豊かさに感動する 十数年の時を経て少し形は変わったけれど、私の自然に対する信頼の礎に確かに存在している場所だなと確信した
野生のラッコをたくさん見られて嬉しかった🦦帰国したら鰯が食べたいな
とにかく至近距離で対象を観察できる機会が多いのと、トイレ前に子ども用の遊具や学習施設が多くて感心する 話は年齢を問わず人が楽しめるものが好きだから、学びの場が開けているという豊かさに感動する 十数年の時を経て少し形は変わったけれど、私の自然に対する信頼の礎に確かに存在している場所だなと確信した
野生のラッコをたくさん見られて嬉しかった🦦帰国したら鰯が食べたいな
推しが土俵際までぐいと押されると、ああ負けてしまう、と瞬間的に思ってしまうのだが、そこから体幹や技で相手をいなして勝ち上がる力士を見るたび、自分の弱さを突きつけられる 私が諦めかけていたとき、彼は諦めていなかったのだと 見ているだけの私はただ信じることすらできないのかよ、それはダサいだろと思うし、アスリートって本当にかっこいいなとも思う
「勝ちたい」と「負けない」は似て非なる 「負けない」私でありたいよな
推しが土俵際までぐいと押されると、ああ負けてしまう、と瞬間的に思ってしまうのだが、そこから体幹や技で相手をいなして勝ち上がる力士を見るたび、自分の弱さを突きつけられる 私が諦めかけていたとき、彼は諦めていなかったのだと 見ているだけの私はただ信じることすらできないのかよ、それはダサいだろと思うし、アスリートって本当にかっこいいなとも思う
「勝ちたい」と「負けない」は似て非なる 「負けない」私でありたいよな