麻里邑圭人
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mysteryeq.bsky.social
麻里邑圭人
@mysteryeq.bsky.social
ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。
【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩
【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」
【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
ですね。アンチミステリはなかったことにして下さいw
November 18, 2025 at 2:16 AM
また扱う問題もメタバースに出現する幽霊、新感覚対戦格闘ゲームのPR、そして風変わりな〝ダイイング・メッセージ〟に端を発するVtuberの冤罪晴らしといずれも個性的だし、その解決の仕方にしても依頼者の心に寄り添ったものであるのもいい。売り方さえ目を瞑れば充分良作と言っていいだろう。
November 18, 2025 at 1:50 AM
ミステリでありながらミステリを否定するのがアンチミステリであってミステリの土俵にすら立っていない本作は言うなれば探偵エンターテイメントとなるだろうし、ミステリではない探偵物なんてそれこそ例を挙げたらきりがないだろう。

それはさておき本作は探偵エンターテイメントとしてみれば痛快という言葉に一切偽りはなく、解像度の高いネット絡みの様々な問題を技術畑の主人公が自分の持っているスキルを駆使して予想外の方向から快刀乱麻を断つ如く解決していく様は読んでいて実に清々しい。
November 18, 2025 at 1:50 AM
まあそのへんはとりあえず読んでみて判断ですね(ダメダメだったら次回作は買わなくなるだけですし)
November 17, 2025 at 2:08 PM
ただ痛快アンチミステリという売り文句がなんとも不穏ですね……(アンチミステリは一番センスが求められるので)
November 17, 2025 at 2:01 PM
ある意味ミステリでは定番の流れではあるがこれはこれで実際にやってみるとなかなか難儀なものであり、特に過去で名探偵が取った行動が決め手となって現代の事件における意外な犯人を突き止めることになるのがいい。

そしてその後に明かされるある事実も設定を踏まえていて悪くはない反面シリーズ化を意識したせいなのか、それを行なった具体的な動機が語られないのはやや賛否分かれるところか。とまれ全体的に手堅いロジックとツボを押さえた展開が光る佳作と言っていいだろう。
November 16, 2025 at 5:59 AM
その他「ゴシックミステリ競作」はゴシックの定義に則ったミステリ短編競作、「推理クイズSS競作」は基本的には4000文字以内という規定に沿った、気軽に楽しめる推理クイズSS競作で、それぞれ書き手のセンスが出たユニークなラインナップになっています。

今回は記念すべき30号ということで288頁の大ボリュームになっていますので、宜しくお願い致します🙇
November 14, 2025 at 12:14 PM
「怪奇幻想ミステリ+50選」は2002年に刊行されたミステリ評論家・千街晶之氏の著作「怪奇幻想ミステリ150選」にインスパイアされたレビュー企画で、基本的には「150選」以降に刊行された怪奇幻想ミステリの拾遺を目指しました(一部例外もあり)。それに加えて千街氏のインタビューも収録した盛り沢山の内容となっています。

一方「飛鳥部勝則『抹殺ゴスゴッズ』読書会」はその名の通り怪奇幻想ミステリ作家・飛鳥部勝則氏の15年ぶりの新作長編「抹殺ゴスゴッズ」の読書会で、ネタバレありということもあってだいぶ濃いものになりました。果たしてどこまでこの大作を読み解くことかできたか乞うご期待。
November 14, 2025 at 12:14 PM
それを最も象徴しているのが密室の扱い方であり、そのせいでミステリ側の探偵が推理を狂わされてしまう点も実にユニーク。また後半の展開は友成純一を彷彿とさせる所もあるがよく考えたら友成純一の幽霊屋敷物でもここまでカオスな展開はなかったような気がするのでやはり本作は唯一無二の怪作である。
November 12, 2025 at 12:55 PM
また読んでいて所々気になる点があり、例えばフェアプレイに拘っている割には第二話で明らかにアンフェアな描写が出てくるし、第三話においても大がかりなトリックならいざ知らず、小粒なトリックで建物の設計云々と語るのはさすがにどうかと言わざるを得ない。

あとがきで作者は本作を書く上での様々な苦労を語っているものの、個人的にはそれがミステリ部分にいい影響を与えているとはあまり思えなかった。
November 10, 2025 at 2:42 PM
あと一部アンドロイドであることを活かした、上半身と下半身が分離した状態(!)で繰り広げられる、見たことがないアクションが控えめに言って最高だった。
November 8, 2025 at 2:35 PM
特に第一の事件の真相はなかなかの意外性で、第二の事件も凶器に工夫があって○。もっとも現代ミステリの基準からするとシンプルすぎてもう少し捻りがほしいと思うところもなくはないが、そういった点を割り切って読む分には楽しめる作品である。
November 6, 2025 at 3:33 PM