【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩
【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」
【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
それはさておき本作は探偵エンターテイメントとしてみれば痛快という言葉に一切偽りはなく、解像度の高いネット絡みの様々な問題を技術畑の主人公が自分の持っているスキルを駆使して予想外の方向から快刀乱麻を断つ如く解決していく様は読んでいて実に清々しい。
それはさておき本作は探偵エンターテイメントとしてみれば痛快という言葉に一切偽りはなく、解像度の高いネット絡みの様々な問題を技術畑の主人公が自分の持っているスキルを駆使して予想外の方向から快刀乱麻を断つ如く解決していく様は読んでいて実に清々しい。
そしてその後に明かされるある事実も設定を踏まえていて悪くはない反面シリーズ化を意識したせいなのか、それを行なった具体的な動機が語られないのはやや賛否分かれるところか。とまれ全体的に手堅いロジックとツボを押さえた展開が光る佳作と言っていいだろう。
そしてその後に明かされるある事実も設定を踏まえていて悪くはない反面シリーズ化を意識したせいなのか、それを行なった具体的な動機が語られないのはやや賛否分かれるところか。とまれ全体的に手堅いロジックとツボを押さえた展開が光る佳作と言っていいだろう。
今回は記念すべき30号ということで288頁の大ボリュームになっていますので、宜しくお願い致します🙇
今回は記念すべき30号ということで288頁の大ボリュームになっていますので、宜しくお願い致します🙇
一方「飛鳥部勝則『抹殺ゴスゴッズ』読書会」はその名の通り怪奇幻想ミステリ作家・飛鳥部勝則氏の15年ぶりの新作長編「抹殺ゴスゴッズ」の読書会で、ネタバレありということもあってだいぶ濃いものになりました。果たしてどこまでこの大作を読み解くことかできたか乞うご期待。
一方「飛鳥部勝則『抹殺ゴスゴッズ』読書会」はその名の通り怪奇幻想ミステリ作家・飛鳥部勝則氏の15年ぶりの新作長編「抹殺ゴスゴッズ」の読書会で、ネタバレありということもあってだいぶ濃いものになりました。果たしてどこまでこの大作を読み解くことかできたか乞うご期待。
あとがきで作者は本作を書く上での様々な苦労を語っているものの、個人的にはそれがミステリ部分にいい影響を与えているとはあまり思えなかった。
あとがきで作者は本作を書く上での様々な苦労を語っているものの、個人的にはそれがミステリ部分にいい影響を与えているとはあまり思えなかった。