myn913.bsky.social
@myn913.bsky.social
「たとえどんな理由であっても受け入れると約束する。絶対に否定しない」「否定、ねぇ。」片口をあげ相手を乏しめる様に笑いながら呟き出した。「我輩は自分の事が嫌いで仕方ないんです。過去の自分を何度も嬲り殺し、否定しました。そしてできあがったのが我輩なのです。我輩にはハロウィンさえあればいい。それ以外はいらない。パンプキンキングにこの身を捧げた日から、我輩を差し上げることはできないのです。」恐怖、絶望、喜び、悲しみ。この感情だけでいい。お願いだから我輩に何も教えないでほしい。過去の死んだ自分が恨めしそうにこちらを見ているんだ。お前だけ幸せになろうだなんて絶対に許さないって、泣いている
February 20, 2025 at 7:03 PM
誰かの物になんかなって欲しくないこの人の背中を押さなきゃいけないんだって思いながら「良かったじゃないですか」と作り笑いを浮かべ、その表情を見たセベが少し曇った顔つきになり「喜んでくれるのか?」「勿論。」「それは…嫌だな」何故⚡️さんが嫌なのかよく分からず「どういうことでしょうか?」「自分でもよく…分からないのだが、確かに告白されてその気持ちは嬉しいと思ったが、だからと言って素性もよく分からない人間と付き合おうとも思わない。それに、僕が他の誰かと一緒になることをお前が喜ぶのはなんというか、モヤモヤする。」何故なんだろうか。胸がぎゅっと痛むんだ、なあ🎃はなんでか分かるか?こういった経験があるか?
February 12, 2025 at 3:21 PM
スカも自分にだけ話してくれる、自分だけを頼りにしてくれるという事実に優越感に浸り、ずっと二人でいれたら良いと思っていたが、スカの教えのかいあって徐々に会社の人とも打ち解け合い対人関係が良くなり、自分以外の人と楽しそうに話しているセベを見てモヤモヤするスカ 「こうなって欲しくて手を差し伸べたんじゃないか」って自分に言い聞かせるけど自分にしか見せなかった笑顔を他人に見せている事がどうしても許せなくて、結局学生時代と同じで我輩とこの人は生きる世界が違うんだと落胆するスカに追い打ちをかけるように、セベが「とある女性から告白された」と相談を持ちかけられる。ついにこの時が来たんだと青ざめながらも
February 12, 2025 at 3:16 PM
ミルクを入れていた。
「…お疲れ様です」少しだけ驚いた顔をしたその人は少しだけ目線をこちらに向けた後すぐに珈琲に目をやった。「お疲れ様」と微笑んだ自分の顔はこの人には映らない。同じ高校の出身だということは耳に入っていた。だけど同級生が何百人もいて自分は高校でも目立たない地味なタイプ。生徒会に所属しており友達も沢山いて、良くも悪くも目立っていたこの人には認知すらされていることも無く。俯いて廊下を歩いていた我輩にはあんまりにも遠くて、今でも自分が先輩の立場にある事が不思議で堪らない。
February 7, 2025 at 10:05 PM