危ないから止そう、と言う彼に、大丈夫よと手を繋いでマンションの玄関を出た。
そこはきらきらと反射する銀世界。昨日昼過ぎから降り出した雪は一晩降り続き、この街を真っ白に埋めた。
「滑るなよ」
雪かきもされてない歩道に踏み出した私を彼が心配する。そのままぎゅうぎゅうと雪を鳴かせて歩く。振り返ると彼は変な顔をしていた。
「…慣れてるのか」
「言わなかったかしら?私の生まれた村は結構雪深いところだったのよ」
言わなかっただろうか。言ってないかもしれない。
「そうか」
「そうよ。学校行くのも大変で──」
でもこれからはもっと話してもいいかもしれない。
繋いだ手は温かいのだから。
ボディーソープ詰め替えるの忘れないでね
今日の私より
ボディーソープ詰め替えるの忘れないでね
今日の私より
🥳烏間惟臣🥳
🥳烏間惟臣🥳