ゆっくり運用していきたいです。
サークル「はらぺこユニオン」にて活動中。
好きなもの 母ちゃん
好きなもの 母ちゃん
「お前は兄ちゃんが守ってやるから泣くな」
って言ってくれる。
違うんだよ陸兄。僕はいじめっ子が怖くて泣いてるんじゃないよ。陸兄に助けられてばっかりの自分が情けなくて、大好きな陸兄が傷つくのが悲しくて泣いちゃうんだ。
夏の終わりの少しだけ肌寒い夕暮れ。
陸兄の体温がどうしようもなく温かかった。
「お前は兄ちゃんが守ってやるから泣くな」
って言ってくれる。
違うんだよ陸兄。僕はいじめっ子が怖くて泣いてるんじゃないよ。陸兄に助けられてばっかりの自分が情けなくて、大好きな陸兄が傷つくのが悲しくて泣いちゃうんだ。
夏の終わりの少しだけ肌寒い夕暮れ。
陸兄の体温がどうしようもなく温かかった。
そんな風にピースする君をファインダー越しに見る。
ああ。僕はどうしてこんなにも多くの言葉を飲み込みながら生きなければならないんだろう。
「被写体が悪いんだ、無茶言うなよ」
言いながら、シャッターを切る。
「上手く撮れたか?どれどれ」
僕の持つデジタルカメラを何の遠慮もなく覗き込む君のその柔らかい香りがどうしようもなく好きなのに。
「あんまくっつくなよ」
なんて。言いたくもない言葉を吐き捨てては胸を痛める。
「ほんとはうれしいくせに~♪」
そんな風にふざけて体を寄せてくる君に。
心のなかで言うんだ。
(ああ、嬉しいよ)
神様。
どうかもう少しだけ。
友達でいさせて。
そんな風にピースする君をファインダー越しに見る。
ああ。僕はどうしてこんなにも多くの言葉を飲み込みながら生きなければならないんだろう。
「被写体が悪いんだ、無茶言うなよ」
言いながら、シャッターを切る。
「上手く撮れたか?どれどれ」
僕の持つデジタルカメラを何の遠慮もなく覗き込む君のその柔らかい香りがどうしようもなく好きなのに。
「あんまくっつくなよ」
なんて。言いたくもない言葉を吐き捨てては胸を痛める。
「ほんとはうれしいくせに~♪」
そんな風にふざけて体を寄せてくる君に。
心のなかで言うんだ。
(ああ、嬉しいよ)
神様。
どうかもう少しだけ。
友達でいさせて。
「何?SNS?」
「飯の写真だけじゃ誰もいいねしてくれなくてよぅ。可愛い女の子からのいいねが欲しい…!」
「ふーん…良い方法あるけど知りたい?」
「お!なんかあんのか!?」
「ほいっ!」
「おわっ!おい!なんだよやめろ!」
「この写真あげればいいねいっぱい貰えるよ!」
「ほ…ほんとか?じゃあ…あげてみるか」
数日後――
「おい」
「なぁに?」
「いいねめちゃくちゃ貰えた」
「やったじゃん!」
「全員ゲイだったわ」
「……」
「……俺は可愛い女の子からのいいねが欲しいと言ったん――」
「買い物いこっと」
「てめぇ!逃げんな!」
「何?SNS?」
「飯の写真だけじゃ誰もいいねしてくれなくてよぅ。可愛い女の子からのいいねが欲しい…!」
「ふーん…良い方法あるけど知りたい?」
「お!なんかあんのか!?」
「ほいっ!」
「おわっ!おい!なんだよやめろ!」
「この写真あげればいいねいっぱい貰えるよ!」
「ほ…ほんとか?じゃあ…あげてみるか」
数日後――
「おい」
「なぁに?」
「いいねめちゃくちゃ貰えた」
「やったじゃん!」
「全員ゲイだったわ」
「……」
「……俺は可愛い女の子からのいいねが欲しいと言ったん――」
「買い物いこっと」
「てめぇ!逃げんな!」
などという若めの部下のふざけた言葉を鵜呑みにして、履いてきた褌を「ほ…ほら、履いてきたから…チョコ…くれよ」と証拠に褌を見せるも謎に興奮して勃っちゃう上司。
「ちょっと…仕事中に何見せてんㇲか…しかも…先輩ちょっと…勃ってません?」
なんて言われて更に興奮してしまう上司なのでありました。
ちゃんちゃん
などという若めの部下のふざけた言葉を鵜呑みにして、履いてきた褌を「ほ…ほら、履いてきたから…チョコ…くれよ」と証拠に褌を見せるも謎に興奮して勃っちゃう上司。
「ちょっと…仕事中に何見せてんㇲか…しかも…先輩ちょっと…勃ってません?」
なんて言われて更に興奮してしまう上司なのでありました。
ちゃんちゃん
※過去絵
※過去絵