もそき
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もそき
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架空の爺爺がすき　異形頭も好き　どうしようもないカプ厨　20↑ 未成年フォロー✖️
異世界FT個人サイト「よあけモドキ」→　https://fauxdawn.qsys.jp/
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爺爺主従共依存BLみどねずの小話です
「お前の黒に溺れて」
珍しくクォタミドム目線です
小説を画像化したもの。以下は内容です。 　寝台から立ち上がって、部屋のあちらへ行くか。こちらへかしら。息をしようか。いっとき止めようか。上衣の色は、青かしら。黄か？　あらゆる惑いは、クォタミドムの魂に、鬱陶しいヴェールのようにぴたりとまとわりついている。煩わしいし、煩わしくはない。両方だ。 　クォタミドムがとりわけ深く惑っているとき、従者のザロテはいつも必ずめざとく気づき、何かしらの行動を起こす。今日という、あまり良くない春の朝において、ザロテは音もなく近づいてきて、クォタミドムの痩躯をそっと優しく抱き寄せると、こんなふうに囁いた。 「ミドム坊ちゃま、このザロテめはいつもおそばにおりますから、どうかそのようなお顔をなさらないで」 　ああ、ああ、鬱陶しい小男。我を、ひどく耄碌した侘しい一片の落葉だと思っている男。いつもいつも嘘を塗りたくった腐った言葉ばかり吐く男。それを我に悟られていないなどと驕っている、なんとも愚かな男よ。クォタミドムは遥か昔から、この小賢しい男ザロテの正体に気づいていた。 　目を見ればわかることだ。今もクォタミドムは、ザロテの瞳をまともに覗いた。本物かどうかもわからぬ陶酔に揺れる黒い瞳の奥の、古き夜がうっすらと溜まった眼底に、数え切れぬほどの無垢な妖精たちが溺れて死んでいる。この男の瞳の中は、妖精が生きられるほど純粋ではないのだ。 　思い返すと、子供の頃からそういう目だった。ム・シャーパ家の屋敷に、クォタミドムの面倒を見るのにちょうどよい年齢の子供はザロテひとりで、そのためザロテは使用人の息子でありながらム・シャーパ家の御曹司たるクォタミドムの遊び相手となった。クォタミドムが青年になると、下男ザロテはなんとか策を弄してかれに抱かれる立場を手に入れ、睦言の合間に、「へえへえ、旦那さま、あっしだけは旦那さまの味方です」とか、「ミドム坊ちゃまがいてこそのム・シャーパ家でございます」とか、「大奥様が少し前、坊ちゃまのことを、いえいえ、なんでもございませんよ」とか、クォタミドムの注意を惹きつける台詞をざらついた声で囁いてきたものだ。それらが本心から繰り出された言葉ではなく、計算ずくの、ザロテがム・シャーパの屋敷の中に少しでも有利な状況を作り上げるためのものであることを若きクォタミドムは見抜いていた。だが当時のかれは、身も心も弱く、賢しき小男ザロテを切り捨てられるほどの度胸を持たなかった。やがて館に権威と未来がなくなって、ほとんどの使用人が一家に見切りをつけて離れていったのちも、行くあてなくム・シャーパ家に残り続けたザロテをクォタミドムはやはり手放すことができなかった。もはや、ザロテはクォタミドムにとって、捨てるのには大きな勇気の要る存在になってしまっていた。 　それから随分長い時間が経って、ム・シャーパの館は燃え落ち、クォタミド ムは変わり果て、それでも、いまだにクォタミドムは変わらずこの小賢しい小男をそばに置いている。この男が己に向ける信奉心、陶酔の情、それが本物であるか、それとも、巧みに造り上げられた偽物であるか、クォタミドムには見分けることができない。ただわかるのは、己がこの男に酷く惹きつけられているということだけ。 　なんとも実に、癪だ。 　妖精が魂の中に飛び込んで、眼底の夜に絡め取られて溺れ死ぬのは、その者の何かが酷く妖精を惹きつけるからだ。クォタミドムの知る限り、太陽の本来の姿を目で辿ってしまった己は、人間よりも妖精のほうに近しい。だからだろうか。この男を捨てられぬのは。 　だからだろうか。この男の瞳の中に、飛び込んでしまいたいと魂の底が願うのは。 　目を閉じる。瞼は暗闇を招かず、太陽のレプリカがクォタミドムの魂をただただ眩く照らす。その光の中に、少しだけ湿った春の風が吹いている。風に冬の香が混ざっていることに気づいて、春の門の今の門番のろくでもない仕事ぶりを思う。遠くで神が泣いていた。誰のために泣いているのかを、クォタミドムは勿論知っていた。 　妖精の斉唱と神のすすり泣きが聴覚を蝕むのを、遠くからの声が妨げる。 「ミドムさま、ミドムさま」 　ざらついたその声にいま、神との共感を妨げてほしかったか。ほしくなかったか。 　わからない。 　惑い、目を開けたクォタミドムを、ザロテの黒い双眸がそっと覗き込んでいた。 「……信奉者よ」 　お前はまこと我の信奉者であるか。 　それとも、ただの卑しき簒奪者であるか。 　問いを口にする勇気はあった。けれども、口にしない自制心のほうがそれよりも深いほど、今のクォタミドムは強かった。昔と違って、太陽がかれと共にあるから。 　一方でクォタミドムは、やはり弱かった。それこそ、侘しい一片の落葉のように。魂の底にふたたび吹いた冬の残滓を孕む春の東風にあおられて、クォタミドムはザロテの、陶然と潤んだ黒く深い瞳をたまゆら見つめてから、ふっと、その瞳に飛び込んだ。妖精となった己がこの男の目の底で、ぶざまに斃れているところをこっそりと夢想しながら。(了)
November 30, 2025 at 2:50 PM
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二年くらいハマってる主従ワーケウのプチ紹介画像を作って遊ぶなどした
本当はもっと身長差デカいです（ワースは小さく、ケウストはでっっかい）
過去にいや～～～なことがあったその膿んだ傷をお互いの存在で癒してるみたいな二人です　早く原作を書け　はい
November 27, 2025 at 1:54 PM
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風呂の日うつろみ
非恋愛関係なので全く問題なく混浴する
November 26, 2025 at 12:16 PM
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最近ハマってる自創作男女バディ（notカプ）のうつろみです
器とロミィドープでうつろみ　
乾いた関係だけど一部分だけ湿ってるバディとして美味しく消費してます　早く原作書き終わりたいです
（三枚目はなんとなく文字入れただけでタイトルとかではない）
November 23, 2025 at 3:00 PM
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Switch2届いたから久々に剣盾起動した！
引き継ぎ失敗してこの子たちのデータ消えたらどうしようと思ってたけどうまくいってよかった〜
みんな可愛いね可愛いね🩷
November 1, 2025 at 7:56 AM
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みどねずの若いころを練って遊んだやつです　ザロテが鼠の本名（ザロは愛称）
２０代！わかい！この時期の話もそのうち書きたい。
October 26, 2025 at 1:58 PM
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みどねず　爺爺主従！
えっくすにあげたのより　ちょっとだけ画質が　よい（はず）
October 11, 2025 at 3:17 PM
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なんかよくわからんラクガキ（右上のスペース書くことなさすぎて萌えポイント書いた）
スモラトの善き人みたいな創作名にするかな？と考えてるけど、全然決めてはいないです（全部あいまい）
September 29, 2025 at 1:09 PM
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あっちにあげたやつの、画質がまだ（たぶん）マシなほうです（みどねずは多分同じ、もともとが小さいので）
September 16, 2025 at 12:38 PM
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洞窟とガソリンというふたりです（※でっかい無口爺の詩作時のペンネームが洞窟で、洞窟はちび爺のことを勝手にガソリンと内心で呼んでいる）
目にきつい配色ですまない…
September 11, 2025 at 1:56 PM
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手ぐせで爺デザをして爺キャラの数を水増ししましょう！をやった。
September 5, 2025 at 12:42 PM
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#爺爺カプ紹介シート
シート作った者としてとりあえず自宅の爺爺を…！
（←の爺爺はかなり箱入り娘的な愛で方をしているので、この垢では→の爺爺の話をすることのほうが多くなると思います）
September 2, 2025 at 1:02 PM
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#爺爺カプ紹介シート
よその爺×爺カプが見たくて作ったテンプレです。（二枚目は記入例など）

使用報告は不要ですが投稿のさいには↑のタグをつけていただけると作った人が大喜びします、何卒よろしくおねがいします…！

爺の定義もいろいろかと思いますが、とりあえず「あなたが胸を張っておじいちゃんと呼べるならそれはもう爺」ということで…！

#創作テンプレ
September 2, 2025 at 12:59 PM
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雰囲気掴むための爺爺主従BLらくがき小ネタ
オチとかストーリーとか…ない！
（※書いてる側としてはじゅうぶんセクシャルなつもり（キスしか具体的な描写ないけど…）なので用心深く「きわどい」ラベルをつけます）
小説を画像化したもの（全四枚）以下本文：　とられた。南東の職人が夜を砕いて拵えた日光を遮るための色めがねを、細く、長く、ごつごつした、気まぐれな主の指に奪われて、いま鼠の瞳は無防備だった。レンズが離れていくのを感じてすぐ、鼠は目を閉じた。主の双眸からあふれ出るまばゆい光を浴びてしまっては、己の弱い心がひとたまりもないことをかれは知っていたから。だが遅かった。熾烈な光は、既に鼠の眼底まで届いていた。 「信奉者よ」己に覆いかぶさった主が問うてくる、どこか弱く、それでいて芯だけが凛とした声が聞こえた。「なぜそのように笑う」 　じっさい鼠の皺深い口角は不自然なくらい吊り上がっていた。仕方ないじゃないか、鼠はそう答えたくなるのをなんとか呑み込んで、ざらついた声で穏やかに言った。 「なぜでしょう。きっとあなたが美しいせいですよ、主」 　うすい瞼が眼球に押し付ける暗やみを透かすように放たれるつよい太陽の輝きを感じる。主の双の瞳に宿る正円の太陽のレプリカ、それらが己の魂に刻みつける甘やかな痛みが、鼠は好きだ。ときに神の像が神そのものよりも神々しい場合があるのと同じように、主の瞳もまた太陽そのものよりずっと価値があった―― 少なくとも鼠にとっては。 　シーツに押し倒されたまま、眼底に刻まれた主の輝くまなざしを鼠が静かに味わっていると、ふたたび主の声が落ちてきた。 「目を開いておくれ。信奉者よ」 　声と同時に鼠は己の尖った鷲鼻の先に主人の低くすらりとした鼻梁が触れる小さな熱を感じた。続けて主はふいにひ弱な声色になって、 「お前まで我の瞳を怖いと言うか」 　そのことばに鼠は笑みを深くした。そして、答える前に噛みしめた。そこに滲む怯懦を、そこに染みる弱さを。 　鼠の主、クォタミドム・ム・シャーパという存在は、恐ろしいほど強い力を備えながら、その魂は常に迷っている。迷い、惑う、この怯えたひとりの神秘を適切に、正しく扱える人間はこの世に己しかいないことを鼠は知っていた。そうすることを許された人間もまた己だけであることも、よくよくわかっていた。その事実をたまゆら味わってから、鼠はなるべく穏やかに次のように囁いた。 「まさか――怖いなどと。そんなはずがありません、主」 そしてついに目を開けた。 　白く苛烈な光。痛みに似た刺激と喜びが鼠のぼろぼろの魂の底を射抜く。幾度目だろう、耳の奥でまた歓喜の歌が聞こえる。おそらく妖精のものであろうその歌に、うるさいと思いながら喜んでいる己がいる。そして光の奥に、主の瞳を見た。 　寂しく、強く、恐ろしい銀色の瞳を見た。と思った途端、光に呑まれてしまった。やがて鼠はいま己は主と口づけを交わしているのだということに遅れて気がついた。 　老いて乾いた鼠の唇と違って、いとしい主の唇はいつも不思議に湿っている。その口づけは身勝手で、無関心で、そのくせいつも縋るようだった。どうしてそんなふうにおれに縋るんです、と、ときおり鼠は主に訊ねたくなる。あなたには光があり、その身の中にしっかりと骨があるでしょう。おれを柱としてもたれかからなくったって、あなたは本当は一人で生きられるはずでしょう。 　だがそんな問いに意味があるだろうか？　鼠自身、よくよく知っていた。主がもうひとりでは生きていかれぬことを。否、ひとりで生きていかぬことを主そのひとと、鼠自身が選んだことを。 　おれたちはお互いがお互いの骨に突き刺したナイフの刃なのだ。より深く刺しこんでも、引き抜いても、お互いもう生きられやしない。……いつも鼠はそんなふうに思う。こういう口づけの合間に。続く行為の隙間に。だが今宵はそうする時間を主が奪い取って、口づけの小休止に、クォタミドム・ム・シャーパは鼠の目をまっすぐに見つめながらこんなふうに言った。 「信奉者よ。お前の目の底にはときどき、神の哄笑がこだましている。お前は気づいているか」 　それは鼠の大きな秘密に関する問いであったがために、鼠は、しばらく黙っていた。それから、かれはゆっくりとまばたきをして、こう答えた。 「はい。気づいてますよ」 　それに対し主は、光の向こうで銀色の目を少しだけ丸くして、小首を傾げ、 「そうか」 　とだけ言った。そして細くて、長い、ごつごつした、気まぐれな指で鼠のチュニックの裾を捲って、その夜の会話は、それで終わった。（了）
August 27, 2025 at 2:47 PM
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爺爺主従お名前決めた！クォタミドム・ム・シャーパ（主）と鼠（本名ではない/従者）です～～
鼠はクォタミドム以外の人間に本名を呼ばれるのが嫌なので適当に鼠と名乗って暮らしています
クォタミドムの愛称はミドムですがもうかれをそう呼ぶ人間はほぼいません（鼠に頼んだら呼んではくれそう）
August 27, 2025 at 2:42 PM
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アルザ大陸あんた誰シートです
こういうの作るの楽しくて楽しくて
August 13, 2025 at 2:05 PM
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両想い前きっすの自カプらくがきwithさかのべポエム
あんまり描かない絵なので照れてしまうため、「きわどい」をつけます　アホ基準
August 4, 2025 at 2:56 PM
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うちのバニー爺も置いときます🐰
べつにきわどくないけどとりあえずBAN怖いから「きわどい」ラベルをつけるよ…
August 2, 2025 at 12:42 PM
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お世話係ワフェル　
シャトラーカはこのあと泣き疲れてｽﾔｧします
July 12, 2025 at 12:26 PM
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ケウストにアルザ大陸に存在しない言葉教えようの会（オチがない――）
July 1, 2025 at 2:10 PM
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調子に乗って設定長文あげときま…！
神々に関するすべてを管理したがる団体「大二神学会」のメンバーのシャトラーカとワフェルといいます
（シャトラーカの一人称はあたしですが、普通に男性の「私」がなまった感じで、女性的なそれではない感じです）
June 13, 2025 at 3:09 PM
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…ｼﾃ…ｲﾔｼﾃ……これで傷を癒して…（二人が並んだ立ち絵をそっと添えるもそき）（ありがとうございます！！100％自分の好みに振り切ったキャラデザがふんわり雲さんに刺さってうれしや…！）
June 13, 2025 at 2:47 PM
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顔が描きたくなり、枠を自作して埋めたやつです
June 13, 2025 at 2:05 PM
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少し前にテンプレお借りして描いたもの。テンプレ配布元様はツリーに。
従者の作画安定してない感がある〜
May 30, 2025 at 2:41 PM
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キャラの過去のすがたって考えるの楽しいよね編
May 9, 2025 at 2:00 PM