柳腰や腹が薄いという設定も大拍手する。キャラの腰事情は知りたい気持ち。

『逃げて』『見捨てろ』『どうかご無事で』『愛してるわ』『さようなら』『早く走れ』『私を見捨てなさい』『近付くな魔物だ近付くな』

「ねえ! 『彼ら』はこいつらに咀嚼されながら他者への思いやりを忘れなかったんだ! そういう人間もいたんだね」

と、檻をガシャガシャ鳴らしながら暴れ回る魔物をみてウットリとしてるので、「善性の証明がこんなところで見れるとなあ」と男主も感心するのだった。これのおかげで人の為に善意でお手伝いをしてくれる優しい魔術師が1人増えたので、ハッピーエンド。

と、婚約者同士限定強制逆アナルの祝福(呪い)を国の高位貴族にかけた為、前々作と今作の間の60年で完全にふたなり女×男の世界になってしまっていたのだった……。淑女教育はスパダリふたなり女教育になり、ホルモンの関係か高位貴族の女性は高身長迫力美女が揃っていくし、逆に男の方の身長は原作より縮んでちょっと可愛げが増してる。俺様王子様だったはずの攻略対象が婚約者(高身長美女)に腰を抱かれてビクッとしたあと恥ずかしげに視線を下にして「ここでは……」と言葉を濁すの、かわいいね。ここじゃなきゃいいらしい。