英語ができるようになりたい
最近はニュージーランド🇳🇿にいる #NZワーホリ
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以前この物語を読んだ時にはあったと思われる、ここでの春風から夏雲への「全部お前のせいだ!!!」シーンがなくて拍子抜け。田辺聖子訳じゃなかったっけ...
悪いのは夏雲と秋月、いつも女が割を食っている。女東宮は出産で身体を悪くして出家したんじゃん、春風も妊娠出産のせいで自由な男の身を捨てざるを得なかったんじゃんかよ!!! なんだか源氏物語の影響みたいなのも感じた。これが平安文学なのもヤバい。
以前この物語を読んだ時にはあったと思われる、ここでの春風から夏雲への「全部お前のせいだ!!!」シーンがなくて拍子抜け。田辺聖子訳じゃなかったっけ...
悪いのは夏雲と秋月、いつも女が割を食っている。女東宮は出産で身体を悪くして出家したんじゃん、春風も妊娠出産のせいで自由な男の身を捨てざるを得なかったんじゃんかよ!!! なんだか源氏物語の影響みたいなのも感じた。これが平安文学なのもヤバい。
翻訳されてはいるけれどやっぱりチョン・セランの文章が好きだ。この掌編小説集で好きなのは『アラ』『チカ』『スイッチ』『恋人は済州島生まれ育ち』かな。
彼女の他の作品でアラという名前を持つ人物を探そうと思う、いるのかわからないけれどフィフティ・ピープルにはいそうじゃん。
翻訳されてはいるけれどやっぱりチョン・セランの文章が好きだ。この掌編小説集で好きなのは『アラ』『チカ』『スイッチ』『恋人は済州島生まれ育ち』かな。
彼女の他の作品でアラという名前を持つ人物を探そうと思う、いるのかわからないけれどフィフティ・ピープルにはいそうじゃん。
紛れもなく反戦小説なのだけれど、書いた本人はそのことについて意識はしてないと思う。経験したことだろうから。このきな臭い時代に読むか読まないか迷っているなら読んだほうが良い。
訳者あとがきが「私がレマルクを訪問したのは昭和八年の五月で...」で始まるのには驚いた。
紛れもなく反戦小説なのだけれど、書いた本人はそのことについて意識はしてないと思う。経験したことだろうから。このきな臭い時代に読むか読まないか迷っているなら読んだほうが良い。
訳者あとがきが「私がレマルクを訪問したのは昭和八年の五月で...」で始まるのには驚いた。
一気に読める面白さだったのだけれど、終わりに近づくにつれてこの物語で一番重要な復讐相手が違うのではないかというモヤモヤが残る読後感。近日公開予定の映画ではこの要素が削除されている/ある登場人物に統合されているようなのだけれど、そうだとするとこの物語がひどく平凡な物語になってしまわないだろうか...
一気に読める面白さだったのだけれど、終わりに近づくにつれてこの物語で一番重要な復讐相手が違うのではないかというモヤモヤが残る読後感。近日公開予定の映画ではこの要素が削除されている/ある登場人物に統合されているようなのだけれど、そうだとするとこの物語がひどく平凡な物語になってしまわないだろうか...