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minamieito.bsky.social
@minamieito.bsky.social
読んだ本の話をしたい。児童書が多めです。
斉藤洋のシェイクスピアシリーズは他に、

ハムレット
夏の夜の夢
マスベス
十二夜

があるようです。全部読んでみようかな!
January 23, 2026 at 8:50 AM
すると「ロザラインからどうにか乗り換えたと思ったら、今度はキャピュレットの娘だと!?ロミオお前って奴はー!」って感じ。「恋する相手を間違えてるぜ!」ネタは真夏の夜の夢を彷彿させ、これはこれでシェイクスピアっぽいかな?と思わせる辺りが上手い。しかもこの「ロミオお前って奴はー!」はラストでガチ泣きになることも予想できていい感じにエグい。色んな意味で上手い。

ちなみにつばさ文庫版では、ロザラインは年頃の美女で色気たっぷり。にも関わらず、舞踏会に出席したロミオはロザラインなんか見向きもせず、13歳の美少女に夢中になってしまう。ジュリエットの可憐さが強調されて、これはこれでいいなーと。
January 23, 2026 at 8:48 AM
で、ここからは憶測というか私の勝手な感想。ロザラインがキャピュレットの姪だと、ロミジュリの醍醐味である「敵対する家同士の男女の禁断の恋」が二番煎じになっちゃうじゃないですか。一目惚れした相手が敵だと知ったロミオは衝撃を受けるけど、正直「いやお前がさっきまで熱を上げてた相手もキャピュレットだが?」って突っ込みたい。何だコイツ?そういう趣味なん??

しかし、斉藤洋版はこの違和感をばっさり捨てて、ロザラインを他家の娘に変えてしまった。そして「さして美しくもない娘」に路線変更し、ロミオの初恋を滑稽み溢れるものに変えてるんですね。ロミオの初恋は友人ベンヴォーリオの言葉で語られますが、要約すると
January 23, 2026 at 8:41 AM
ロミオはロザライン目当てで仮面舞踏会に乗り込み、そこでジュリエットと出会うんですね。

ところが斉藤洋版では、「ロザラインはキャピュレット家とは無関係の家の娘で、舞踏会には招待されていなかった」ことになっています。しかも、「さして美しくもない、ぱっとしない娘」と散々です。まあ美醜に関してはね、ロザラインが美しいというのはロミオがそう思っているだけ、そして身内からの招待状に「美しいロザライン」と書いてあるだけなので、実際には大して美人じゃない可能性はある。でも「キャピュレット家と関係ない」「舞踏会に招待されていない」は違うよね?何でそこ変えたんだろう…
January 23, 2026 at 8:19 AM
原文を読み解くだけの英語力も読解力もないので、正統派として信頼する岩波文庫版と読み比べたりしてました。
www.iwanami.co.jp/book/b247184...
ロミオとジュリエトの悲劇/シェイクスピア, 本多 顕彰|岩波文庫 - 岩波書店
シェイクスピア 著
www.iwanami.co.jp
January 23, 2026 at 3:58 AM
しかし、ディケンズの原文が難しいせいだと思うんだけど、やっぱり難しいよね岩波版!使ってる単語も古めかしいし。比較すると、つばさ文庫はかなり読みやすくなってる。読書好きな子なら最初から岩波版でいいと思うんだけど、そうでもない場合はいきなり岩波だと挫折するかも。良書だからそのうち読んで欲しいけどねー岩波。
December 27, 2025 at 12:39 AM
お姫様と坑夫の少年が助け合って敵を撃退する話で、貧乏人×お嬢様が性癖の私には大変刺さる感じでした。あとイラストがとても可愛かった。可愛すぎた。奇妙でおぞましい獣がぞろぞろ出てくるシーンで、謎の黒いゆるキャラがいっぱい描かれていて笑うしかなかった。余裕で共生できそうだし寧ろ飼いたいw

「続きもあります、お楽しみに」って書いてあるのに、つばさ文庫は続編を出していないので続きは岩波少年文庫を借りて読んだ。そっちの感想は改めて!
November 30, 2025 at 3:17 AM
悪人の中にも改心できる奴とできない奴がいて非常にリアル。内容が重い反面、文章は軽妙で皮肉たっぷり。全体的にとにかく上手い。これが文豪ディケンズか…。

ストーリーに関しては、勧善懲悪というか教訓的な側面もあるけど、寧ろ悲しいまでに現実的というか…。オリバーが救われたのは、正しい心を持っていたからというより、彼が実は金持ちの息子だったからだよね。ただの貧民たちは、優しかろうが改心しようが結局救われてないんよね。一人だけ、悪の道から抜け出した貧民君は、心根の明るさに加えて要領も良かったから生き延びたんじゃないかと。単なるハッピーエンドで終わらせてくれない、簡単に噛み砕けない作品だな…と思いました。
November 7, 2025 at 12:12 AM
あらゆる動物の言葉を解するドリトル先生の根幹にあるのはこの「公平さ」だ、と福岡さんは言います。確かに、コミュニケーションの前提として相手への敬意は不可欠で、それが無ければ一方的な押し付けになってしまう。対話とは何か、真のコミュニケーションとは何かを語りかけてくるのがドリトル先生シリーズなのかもしれない。

新潮モダンクラシックス、椎名父娘の十五少年漂流記を以前読んだけど、なかなか面白いシリーズですね。他にはプーさんが気になる。そのうち読んでみようかな!
October 18, 2025 at 12:50 AM
寧ろ「これは原典では何と書いてあるんだろう?」という少年の頃の疑問に自ら答える形で、船や地名も敢えてそのままカタカナ表記にした」とのこと。それでカーリュー号だったのか!後書きまで興味深く読ませて頂きました。知らなかったけど、挿絵はロフティング自身の手によるものだそうで、この本にはそれが全て収録されているそうです。愛だね!

福岡さんはこの物語を「公平さ」、フェアネスという観点で読み解いてました。相手が子供でも世捨て人でも、黒人でもインディアンでも、動物だろうが貝だろうが(!)変わることのない礼儀正しさ。
October 18, 2025 at 12:49 AM
ドリトル先生の物語は~」といったくだりがあって、全然ご存知じゃない私はびっくりした。10歳版と違って、「ドリトル先生に初めて出会う子供」がメインターゲットではないらしい。この新潮モダンクラシックスというシリーズ、「あの名作をあの人が新訳!」って公式サイトに書かれていて、既に広く知られた名作を敢えてもう一度訳すというコンセプトのようです。ドリトル先生も、岩波少年文庫の井伏鱒二訳が既にあって敢えての新訳なので、そりゃ色々大変だよな…と。福岡さんの新訳の意図は後書きでいくつか述べられていた。「迷った末、固有名詞は原典の読みをカタカナで表記した。井伏の考案した名訳の数々には敵うはずもない。
October 18, 2025 at 12:47 AM
ダイシャクシギの英名がcurlewであることを知った。写真見たら結構可愛い。

他には、文章じゃなくて挿絵なんだけど、10歳版のバンポ王子はすごいイケメンなんだよね。福岡訳のはゴリラっぽいし靴を履いてない。「靴は捨ててきました!」って本人が言ってるから仕方ない。10歳版の方は靴どころかロングブーツ履いてて、明らかに間違ってるわけです。いや、しかし10歳版はそれでいい気もするんですよね。「靴も履いてない野蛮な黒人」を描いちゃうよりは、イケメン化が寧ろ正解かもしれない。私は嫌いじゃないぜ…。

福岡さんの後書きを読むと、「ご存知のとおり、
hon.gakken.jp/book/1020591...
10歳までに読みたい世界名作『ドリトル先生 大航海記』
トーマス少年が、動物と話せるドリトル先生や動物たちといっしょに、航海に出る冒険物語。目的地である、地図にはない島には行きつけるのか!? さくさく読める世界名作シリーズ第31弾。カラー絵満載で、巻頭に物語ナビ付き。
hon.gakken.jp
October 18, 2025 at 12:43 AM
そうなんだ!くもんの図書コーナーにあったから少なくとも推薦図書だと思うし、今も教材に使われてるかもね。

単に奇を衒ってるわけじゃなく、「科学の進歩が人間に何をもたらすか」を当時の社会問題と絡めて真剣に考えた上での創作だな…とは思った。私、ウェルズは多分初めて読んで、宇宙戦争も透明人間も知らんのよね。そのうち読みたい!
October 14, 2025 at 3:39 AM
「便利なモノが増えて人間は馬鹿になった」という事実に現代人なら日々直面してるんじゃないかな。もう、スマホ無しじゃ何もできないし。19世紀末のイギリスで、栄華の先にあるものを作者は既に見据えていたんですね。

対象年齢は中学生以上とのこと。岩波少年文庫の中では上の方。短いしするする読めたけど、そもそもの設定が確かにちょっと難しいかもね。
October 13, 2025 at 8:05 PM