しかし、私生活の変化で小説を書く体力がなくなり、今はインプットに勤しんでいる状況です📖
ここでは日常兼読書垢で運営する予定ですので、引き続きよろしくお願いします🙊
※ネタバレ注意
朱音の、意地でも袖をまくらない描写と純佳への態度で、自殺の理由はだいたい想像ついたけど、オチはどこまでも救われない。あんな風に追い込まれると、どんどん人が離れていって悪い方向に転がる。
この物語を語るうえで外せないのは莉苑。身の回りに居たら得体のしれない子だなと遠ざけたくなるだろうけど。「この世界は生きてる人のためにある」からこそ、飛び降りた朱音よりも、目の前で泣いているクラスメイトを助けようとしたわけだし。生きている人は残された人のために真実をねじ曲げる権利があって、クラスメイトを引っ掻き回すような遺書を破り捨てた。
※ネタバレ注意
朱音の、意地でも袖をまくらない描写と純佳への態度で、自殺の理由はだいたい想像ついたけど、オチはどこまでも救われない。あんな風に追い込まれると、どんどん人が離れていって悪い方向に転がる。
この物語を語るうえで外せないのは莉苑。身の回りに居たら得体のしれない子だなと遠ざけたくなるだろうけど。「この世界は生きてる人のためにある」からこそ、飛び降りた朱音よりも、目の前で泣いているクラスメイトを助けようとしたわけだし。生きている人は残された人のために真実をねじ曲げる権利があって、クラスメイトを引っ掻き回すような遺書を破り捨てた。
最近読んだ本は、「暗いところで待ち合わせ」(乙一)です
最近読んだ本は、「暗いところで待ち合わせ」(乙一)です
必要なことはできたので自分を褒め称えたい
必要なことはできたので自分を褒め称えたい
旅先にはいつも連れていきたいカメラです。
旅先にはいつも連れていきたいカメラです。
・正欲
・オーダーメイド殺人クラブ
・ボトルネック
・Nのために
・正欲
・オーダーメイド殺人クラブ
・ボトルネック
・Nのために
※ネタバレ注意
中学生女子独特の仲間外れが懐かしい。心はいつでも思春期なので、瑞々しい希死念慮や視野が狭くなる感覚も共感できる。
徳川は物語開始時点からアンに好意を持ってたのに好きな人を殺す計画を立てるという状況に胸が痛くなった。
泣きじゃくるアンの元に20分で駆けつけて川沿いを歩き続けたり、無くなった水着を探してロッカーに置いてあげたり、教室という狭苦しい世界で会話することはなかったけれど、確実に彼女の支えになっていた。
被害者も同意の上であるということを隠さないといけないのに、電話を何度もしたり、同じ場所で落ち合ったりと詰めが甘いのも若さが出ていじらしい。
※ネタバレ注意
中学生女子独特の仲間外れが懐かしい。心はいつでも思春期なので、瑞々しい希死念慮や視野が狭くなる感覚も共感できる。
徳川は物語開始時点からアンに好意を持ってたのに好きな人を殺す計画を立てるという状況に胸が痛くなった。
泣きじゃくるアンの元に20分で駆けつけて川沿いを歩き続けたり、無くなった水着を探してロッカーに置いてあげたり、教室という狭苦しい世界で会話することはなかったけれど、確実に彼女の支えになっていた。
被害者も同意の上であるということを隠さないといけないのに、電話を何度もしたり、同じ場所で落ち合ったりと詰めが甘いのも若さが出ていじらしい。
途中まで色彩情報の多さに酔いそうになってたけれど、共感覚の人が見る世界を少しだけ体験することができた。
小3から見た中3の檸檬先生は大人に見えるが、成人した私から見ると全然子供だし、むしろ一番不安定な時期だ。クラスで孤立して、セクシャリティの問題も抱え、唯一心を通い合わせていた少年が、文化祭を契機に周りと打ち解けてしまう様子を見ると面白くない気持ちになるのは分かる。
芸術家になれなかった彼女が、アスファルトをキャンバスに、自分の血肉をペンキにして最期の作品を完成させたのがとてもやりきれない。
情景描写がかなり緻密で、読み応えのある作品でした。
途中まで色彩情報の多さに酔いそうになってたけれど、共感覚の人が見る世界を少しだけ体験することができた。
小3から見た中3の檸檬先生は大人に見えるが、成人した私から見ると全然子供だし、むしろ一番不安定な時期だ。クラスで孤立して、セクシャリティの問題も抱え、唯一心を通い合わせていた少年が、文化祭を契機に周りと打ち解けてしまう様子を見ると面白くない気持ちになるのは分かる。
芸術家になれなかった彼女が、アスファルトをキャンバスに、自分の血肉をペンキにして最期の作品を完成させたのがとてもやりきれない。
情景描写がかなり緻密で、読み応えのある作品でした。