味を占めました

ごえちーの死因って我は勝手に過労からの衰弱だと思ってるけど病気だったら後継者のベレには言ってる筈だよね。

ちょｗｗｗｗｗ偏りすぎｗｗｗｗｗ

幣パレのドール見てたら似合うなぁと思いながら書きました。
確かに皆勝手になんか食べてそうだな…。多分主食は砂糖菓子とミルクですがこっそり別の物食べて最初よりは成長してそうです！主が育てていく中でもっと大きくなりたいと人形たちが思ったのなら好きにさせるだろうな…。あと主の死後誰かに引き取るって話が出ても断固拒否するだろうから自身の価値を無くすためにもするかもしれません。長文失礼しました！！

主:この後店に通っていく内に人形たちに絆され50年ローンを組んで人形たちを購入することになる。

店主:みんな大好きごえちー。人形たちについては珍しい物が見れたなーという感じ。購入についてかなりのまけてくれていた。それであの値段（都内新築高級マンション一棟）

人形たち:記憶があるかどうかは不明。でも皆起きたよ、愛だね。自分の高価さが分かっているので最初は誰か１人選ばれるんだろうなーまた店に行けば会えるだろうしアピールしなきゃ。だったのが主根性の50年ローンを組んでくれたため全力で支えることを決意する。

僅かな時間で分かった。この子たちは引き離せない、してはいけない。この人形たちは互いに、大切な仲間と思っている。引き離すなんてとても可哀想だ。

「ローンも組めるし、じっくり考えてくれていいから。それにまだプランツドールを迎えるのに知らなくちゃいけないこともたくさんある。どうかな？これから休みの日はここに顔を出してきてはみないかい？」

柔和な店主のその言葉に主は頷くのだった。

主が難しい顔をしていると、店主は罰が悪そうにそれだけじゃないんだと切り出した。

「プランツドールは高価でね。ここにいる皆をお迎えするには……」

店主が電卓で数字をたたいて見せてきた。

「オ"ォ"っ……！！」

今までに無いような声が出た。都内新築高級マンション一棟とタメを張れる金額に立ち眩みが起きる。

膝をつき床に項垂れる主を人形たちが頭やら背中やらをよしよしした。

人形たちを見上げる。こんなに可愛い顔をしてえっっっぐい高い……。１人だけなら大きい買い物と思ってなんとか…けど。

そんなの事を言われても。プランツドールを初めてみた主に言われてもふ〜んと実感はない。しかし、主ははたと気づく。

「持ち主を選ぶって…え、私起こしちゃいましたよ！？か、買わなきゃいけないんですか！？」

店主は困ったように笑った。周りの人形たちを見ると、不安げにこちらを見ている。うるうると瞳を滲ませて、お願いと聞こえてくるようだった。

「出来ればそうして欲しいんだけど……すぐに即決はできないよね。」

ただの人形ではない。こうして動いて笑っているのを見ると普通の生き物と何が違うのだろうか。命を預かるかどうかの選択なのだ。

「プランツドール？ですか？」

どうやら人形たちは特殊な人形のようだった。見た目は6〜10歳前後の子供の姿。自分の波長の合う人間に合うまでは眠っており、持ち主となる人物に合えば目覚める。自分で持ち主を選ぶ特殊な人形だ。店主は何も知らない主に一通り説明すると柔らかな笑顔を見せた。

「こんな事普通は起きないんだけど…全員君を気に入っちゃったんだね。凄いよ、君。」

店主はゴエティアと名乗った。

主の周りにはわらわらと人形たちが群がっている。服の裾を引っ張ったり、手を繋ごうとしてきたり。膝に乗ろうとしてきたり。

膝の上に何もかも真っ白な人形が我が物顔で足を組んで鎮座している。

いつの間に移動したのか。長い三つ編みの人形がそこに居て、落ちてきた。いや、落ちてきたのではない。主に向かってきたのである。

その人形の四肢が、意志を持って主を捕らえた。

「あ……うわぁぁぁああ！！！！！」

動いた！とパニックになるのと同時に他の人形たちも動き出しこちらへ向かってきた。

大群チャッ〇ー！？それともミー〇ン！？

死を覚悟したその時救いの手が現れた。

「ただい…えっ！何事！！？？」

店に戻ってきた店主に人形たちに埋もれるわたしを救出された。