事業者はいまだに巣から半径500m以内の開発を断念しておらず、己の利益を希少種の保護よりも優先させる考えだ。私たちはこの巣を含む釧路湿原周辺の希少猛禽類の生息状況をモニタリングするとともに、環境省所管の「種の保存法」において“生息地の保全”が明記されるよう各所に働きかけを続けている。
事業者はいまだに巣から半径500m以内の開発を断念しておらず、己の利益を希少種の保護よりも優先させる考えだ。私たちはこの巣を含む釧路湿原周辺の希少猛禽類の生息状況をモニタリングするとともに、環境省所管の「種の保存法」において“生息地の保全”が明記されるよう各所に働きかけを続けている。
北海道ではワシ類がプロペラ型風車に衝突する事故は、これまで100件近くも発生している。海外先行ではなく、まずは希少種である海ワシ類の被害が後を経たない北海道で採用されてほしいが、しっかりと計画段階から事業候補地を調査し、ワシ類に多用されていない場所を選定するべきだと思う。
北海道ではワシ類がプロペラ型風車に衝突する事故は、これまで100件近くも発生している。海外先行ではなく、まずは希少種である海ワシ類の被害が後を経たない北海道で採用されてほしいが、しっかりと計画段階から事業候補地を調査し、ワシ類に多用されていない場所を選定するべきだと思う。