❼図
mcpkr.bsky.social
❼図
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多用
February 19, 2026 at 2:21 AM
な〜んて言い返す余力も無かったゼラクロは仕方なくヴァーレインを解放しましたとさ。お互いの得たいもののために絶妙な攻防戦を繰り広げ、男2人はゲッソリと疲れ切っておりました。
これ以降ヴァレはゼラクロのことをそれはそれは嫌悪しており、人の内側を土足でドカドカ踏み荒らしてくれた最悪な協力者として記憶した。でもロスメルが結晶片のおかげでちょっと元気そうだし、初めてヴァーレインから物を貰った!と大層嬉しそうだったので機嫌がちょっと直った。かわいかったからついでにチューした。
February 18, 2026 at 9:29 AM
これ以上は埒が明かないと判断したゼラクロは頑張ったヴァーレイン君へのご褒美として一定範囲内の魔法を打ち消す結晶片を提供した。魔法アレルギーとやらの治療薬や改善策は今のところ存在していない、出来るとしたら当人に影響する魔法を打ち消す以外は難しい。求めていたものとは少々方向性の違うアイテムを渡されてヴァーレインは心底バチギレ申し上げたが、受け取り拒否する理由も無いので渋々結晶片を回収…する直前にそういえばとゼラクロが質問を追加した。
「あなたの名前と都市の名称が同じである理由は?」
まだ聞くんかいという虚ろな視線を向けつつ、
「……無い。偶然同じなだけだ」。
んなわけねえだろがい嘘つくなボケが。
February 18, 2026 at 9:22 AM
ゼラクロは質問内容を変えて情報を引き出す努力をした、最終的に「あなたはあの日、何を見たのか?」という問いかけに着地した。ヴァーレインはと言うと、記憶の奥底にしまい込んでいたのであろう過去の出来事を無闇やたらに引きずり出されて、ひどく疲れ切っているように見えた。常に言葉を慎重に選び、全貌が見通せない不鮮明な言い回しばかり。彼に隠したい事柄があるのは明白だった。最後の問いかけに対して、力の入らない掠れた声で「……神に成り代わろうとした者の愚行だ」とだけ答えた。
February 18, 2026 at 9:13 AM
これはもう引く理由が無いとゼラクロは勝負に出た、都市の情報と魔法アレルギー対策、それらを交換する取引をヴァーレインに持ちかけた!ヴァレは超嫌々ながら「口外しないこと(要するにここだけの秘密にしろ)」を条件に都市の情報をゼラクロに渡した。

都市は一晩で滅んだわけではない、あれは元々滅びゆく運命だった。
奇跡の力?そんなふざけたものじゃない、あれは神の導きだ。
人々は薪になるため河に呼ばれた。
だから太陽は今日も燃えているだろう。

うーん、意味がわからん!なんのこっちゃ!どうやら背景に宗教が絡んでいるようだがいかんせん情報が少なすぎるし、まずヴァレの主観たっぷりで客観的な視点が一切無い。
February 18, 2026 at 9:01 AM
一方ヴァーレインはと言うと、ロスメルの魔法アレルギー体質をどうにか改善せんと彼なりに調べている最中で、偉大な魔導士様ならお力を貸してくれるだろうと試しにゼラクロの仕事場を尋ねてきたところだった。とんでもねえ運の巡り合わせだ‼️ちょうど調べたかった都市と同じ名前の男がやって来た‼️このチャンスを逃すまいとゼラクロはヴァレが求める魔法アレルギー改善に協力する姿勢を見せながら幻の宗教都市について探りを入れ始めた。するとヴァレはその探りに対してあからさまに避けるような反応を見せた、大当たりである。
February 18, 2026 at 8:47 AM
ここらへんくらいまでがXで一部公開してるヴァーレインの過去。都市の成り立ちに関してはここでしか出してないです、文字数がかさむので☝これらを踏まえるとこの画像の見方がまた変わってくるよね〜!というやつ。
x.com/i/status/199...
七図 もちぴ on X: "@ukmh_ https://t.co/CohBQIsfTN" / X
@ukmh_ https://t.co/CohBQIsfTN
x.com
February 18, 2026 at 7:55 AM
その結果始まったのは「報復」「復讐」。差別を受け迫害されてきた者たちが都市の崩壊に乗じて飛べる者達の殲滅を始めた。もう本来の勝ち負けなど誰の眼中にも無かった、受けてきた苦痛を知らしめるためだけに、太陽の恩寵などというふざけたものを穢して潰すことに人々の力が注がれ、それらの攻防と他宗教との争いで都市の壊滅は目前だった。
“ヴァーレイン”は「恩寵の翼」の唯一最後の生き残り。
February 18, 2026 at 7:51 AM
この都市で産まれた子供は皆背中に飛翔祈願の彫り物が提供される。「太陽の恩寵を授かれる人でありますように(=翼が大きく育って飛べる体に育ちますように)」の願いを込めて。CSのヴァーレインもよ〜く見ると背面に青いタトゥーが彫ってありします。成長の過程で羽根が生えて見えなくなってしまうけれど、それらが隠れて見えなくなると成人を迎えた判定を受ける。その時に飛行能力を持っているかどうかでその後の人生が全て決まる。ヴァレは地上から飛び立つことこそ叶わないけれど、高所から上昇気流を利用すれば飛行が可能。彼は辛うじて「恩寵を授かった」側の一人。
February 18, 2026 at 7:33 AM
よって太陽の民は世代が増す毎に飛行能力を持たない者が増えていった、いずれ「飛び立てないのが当たり前」の時代が来る。年長者達は迫害と優劣に汚染されているため「飛べない者が飛べる者を異質として排除する未来」を予想した、そうなる前に「飛び立てる翼こそが太陽の恩寵を授かりし優れた者の証明」だと定め、「自らの力で太陽まで到達できない飛べぬ者にはそれ相応の罰」を与えた。こうして都市は新たな差別を生み出した。
February 18, 2026 at 7:25 AM
浮き島の有翼人たちは島から島への移動のために飛行移動が必須になるけれど、木々の生い茂る密林に覆われた大河のそばに都市を発展させていった太陽の民は飛行移動が必須ではなくなった、それにより遺伝子が土地に適応するため「彼らの翼は年々小さくなっていった」。そも卵生ではなく胎生の有翼人は出産の際に母体にかかる負担が非常に大きい、それらが出生率に大きく関わる。空を選びとらない者に立派な翼は必要ない。
February 18, 2026 at 7:19 AM
思想の差による迫害というものは更なる差別と分裂を生むもので、浮き島から追われた者たちは自身らの信仰心が劣っている訳がないと優劣に固執するようになる。尚かつ後に続く次世代たちに「空から墜とされたという恥ずべき歴史」が伝わらないよう徹底的な言論統制が行われ、浮き島という概念そのものを消し去った。我々は元々この大地に命を受け、太陽と共に文化を築いてきたのだと。何世代にも渡って語り継がれていった。
February 18, 2026 at 7:08 AM